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第1章 月泉シャルロット ルート ハッピーエンド


あれから、1週間の月日が流れた。


俺は、学校にもれ普通の高校2年生らしく過ごしていた。

今は、学校に行くための身支度をしていた。


ピンポーン


いつも通りの時間帯にインターホンが鳴る。

「はーい」

ガチャ

そこに立っていたのは、月泉つきいずみシャルロットだった。

「おはよう!シャル」

「おはよう!春くん」

俺は挨拶を交わして、俺が学校の支度を終わらせるまでシャルは、俺の部屋で待っていた。


…………………数分後…………………


「シャル、待たせたな!行こうぜ!」

俺はシャルに支度が出来たことを主張した。

「行くわよ!春くん」

先にシャルが俺の部屋から出て行った。

「行ってきます」

俺は帰ってきても誰も居ない部屋に、俺はそう告げて、シャルが待っている、外に出たのであった。


…………………登校中…………………


俺たちは昨日見た、テレビ番組やら今日の学校の授業について、話し合っていた。

「ねぇ〜突然、話し変わるけどいいかしら?」

「ん?どうした、シャル?」

「あの〜、こ、こここ」

両手は握り拳で赤面で、顔をうつきながら、言葉が詰まってる、ようだった。

「こ?」

「今週の××××」

「おっはよぉ〜、春くんとぉ〜シャルちゃん〜」

俺とシャルとの間に顔を入れて、挨拶をして来たのは、この月見高等学校つきみこうとうがっこうの生徒会長の月浦香織つきうらかおり先輩だった、その挨拶でシャルが言っていた、言葉の続きがよく聞き取れなかった。

「おっ、おはようございます、かいちょう!」

何やら、シャルは涙を目尻に宿やどしながら、わなわな体を震えて、赤面で香織先輩に対して、少し怒鳴り気味で、朝の挨拶をした。

「何か、怖いよ〜シャルちゃん〜、助けて春くん〜」

香織先輩が俺の右腕にその良く発達した、胸を押し付けて来た。

「えっ!?あの先輩!?」

あまりの出来事に、声がついつい裏返ってしまった。

香織先輩は、きっと悪気は無いのだろうけど、うふふっと笑いながら、シャルに冗談混じりの笑みを向けていた。

更に、目尻の涙が大きくなっていた。

「もう!春くんの変態!このエロ魔人!」

シャルは俺に対して、怒っていた、シャルは、プンスカ、プンスカ、と頭からまるでSL電車の煙突から雲が勢いよく、出てきそうな感じで怒って、先に教室に行ってしまった。

「あららぁ〜、シャルちゃんなんで、あんなに怒ってたのかしら〜」

俺の右腕をまだ、がっしりと掴んでいた、香織先輩は空いてる右手を自分の下唇の下ら辺に手を当てて、まるではてなマークでも、頭の上に見えるかのように首を傾げていた。

「あの、香織先輩?そろそろ、腕を離して貰えませんか?」

「えー、やだよぉ〜、私が春くんの右腕に腕を絡めちゃダメなの?」

香織先輩は可愛らしい声で俺に言ってきた、また、少し強く俺の腕を掴んできたせいでまた、胸の感触が強くなっていった。


その頃、シャルは。

「なんで、春くんは会長に胸を押し付けられて、鼻を伸ばしてるのよ!全く最っ低〜だわ!」

シャルは、ブツブツ言いながら、廊下を足早に歩いていたのであった。


俺は、やっとの思いで香織先輩の悩殺攻撃に耐えきり、やっと、自分の教室の前までにやってきた。

「やっと着いた。」

俺は、はぁ〜っと少し大きなため息とともに教室のドアを開ける。

ガラガラ〜

「あっ!来やがったぞ!あいつ!羨ましい男だお前は!」

クラスのほぼ全員の男子が俺の周りに集まって来た。

「おはよう…?みんな、朝から騒がしいな?何かあったか?」

俺は皆んなに挨拶をしたが、確実に様子がおかしいのは一目同然だった。

「はっ!?お前、今日、あの美しい生徒会長様と腕を組んで登校していたと情報が入っているんだぞ!?これが居ても立っても居られるか!」

俺は火に油を注いでしまったようだ、皆んなは、羨ましがるように俺に香織先輩はどんな匂いがしたかや胸は柔らかかったか?などと変な質問ばかりされた。

そして、俺はふっとシャルの席の方に目をやるとシャルはこちらをジト目で見ていた、俺が見ているのに気づいたのかシャルはプィッとこちらから、顔を背けた。


キーンコンカーンコーン

っと朝のホームルームの本令のチャイムが鳴り、俺は助かった。

だけど、なんで皆んなは俺に前のめりな感じで香織先輩の胸やら匂いやらを気になったんだ?

俺は、心に疑問を抱きながら、ホームルームを受けた。

ホームルームが終わるとクラスの男子から逃げるようにクラスから出て行った。

「はぁ〜はぁ〜、ここまで来れば平気だろう」

俺ががむしゃらに走って来たのは、先週、超人気アイドル ルナとあった1年生棟だった、やはり、1年2組の前には多くの人だかりがあった。

ルナのファンだろうか、

「それにしても、1週間経ってもこの人の賑わい方はマズイいんじゃないのか?」

俺はひとり言をポツリと呟いた。

「何が?マズイんですか?先輩?」

俺の背後から、透き通った声が聞こえた。

そこに立っていたのは、超人気アイドル ルナだった。

「あぁ〜、ルナか〜おはよう」

俺は、平然の顔をしながら、超可愛いくて、小柄な美少女に挨拶をした。

「先輩おはようございます!それで何がマズイんですか?」

挨拶をした後また、同じ質問をして来た。

「いや〜、あの人だかりだよ」

「あぁ〜あれはきっと私のせいですね。私のせいで他のクラスメイトに迷惑かけてしまっているのは、分かってるんですけどね」

あはははっと少し覇気のない笑みだった。

「そう言えば、なんで先輩がまた、この1年生棟に居るんですか?」

ん?っとルナは首を傾げながら、聞いて来た。

「それは、あっやべぇ〜こっちだ」

俺は、何故かルナの手を無意識に引っ張りながら、逃げていた。


「春鳥のやつ、どこ行きやがった!」

「見つけたら、絶対に聞き出してやる!」

おぉー!!っと腕を上げて一致団結する、俺のクラスの男子。

きっと未だ、香織先輩のことで追求したいらしい。


「先輩追われてるんですか?」

ルナが気を使って、自分の口の横に手を当てて小声で話しかけて来れた。

「あ〜、ちょっとな」

「じゃ〜私が良くサボる時に使う、ベストプレイスに行きましょう!」

ルナは軽くガッツポーズをして、逆に俺の手を引っ張って進んで行く、もちろん見つからないように。


「えっ?ここって、立ち入り禁止の反対側の屋上?」

そう、ここ、1年生の棟だけには、2つ屋上が付いている、片方は解放されていて誰でも使えるようになっており、ちゃんと整備もされている。

だが、その反対にも屋上が存在する、そこは何も整備されておらず、ただ人が落ちないように金網があるだけだった。

「そうですよぉ〜」

ルナは笑いながら、そこら辺にあった、机を足場にして、少し狭いが、天井近くにある、窓から外に出ようとしていた。

「あっ、」

俺は声が漏れてしまった、何故なら、彼女の可愛らしい下着が見えるからだった。

「先輩私のパンツ見ないでくださいね?」

「ピンクか」

既に見てしまっていた俺はボソッと言ってしまった。

そして、俺たちは立ち入り禁止の屋上に入っていた。


「先輩、絶対に見ましたよね?さっき」

ジト目でこちらを見るルナは少し恥ずかしそうにこちらを見ていた。

「まぁ〜そのなんだ、ご馳走様でした!」

俺はルナに対して、感謝を込めて謝った。

「まぁ〜先輩だったから良かったです!」

ルナはとても、可愛らしい笑顔で笑っていた。


キーンコンカーンコーン


1時間目が始まる前の予鈴のチャイムが鳴り始めた。

「そろそろ、行かなきゃな」

俺はどっこいしょと言いながら立ち上がった、

そして、そこに広がる綺麗な風景に圧巻した。

月帝の町が一望できた、何よりすごいのがとても綺麗な海と山だった。

「どうですか?先輩綺麗でしょ〜?」

ドヤ顔をしながら、少し残念なお胸様を張りながら、ルナは言った。

「確かにこれは凄いや」


キーンコンカーンコーン

本令のチャイムが鳴り響いた。

「行かなきゃ、ルナありがとう!」

俺は急いで屋上から出ようとした。

「先輩!今出ちゃダメです!」

「なんでだ?」

「ここら辺は頻繁に先生たちが見回りに来てるんですよ見つかったら、ここの、景色が見れなくなっちゃいます。」

ルナは少し、寂しそうに話していた。

「確かにこの景色が見れなくなるのは残念だな」

「なので、1時間目はサボりましょう!私、一応保健室の先生と仲が良いので、保健室に行っていたと言うことにしておきましょう」


それから、俺はルナと色々と話しをした。

例えばアイドルと学生を両立しているのは辛いだろうと言う話などをした。


そんなこんなで授業が終わり、俺たちは保健室に行き、保健室の先生に遅刻届をもらい、それぞれ自分のクラスへと帰って行く。


ガラガラ〜


「やっと戻って来たぞ!」

「お前どこに隠れてたんだ!?」

「このサボり!」

「自分だけいい思いしやがって」

先程、俺を捜索していた、奴らがまた、俺に問い詰めて来た、だが、今度は人数が少なくて、対応が出来た。

うまく、言葉、たくみに交わし、香織先輩の情報を漏らさずにことが済んだ。

そして、1時間目の授業は総合の授業だったらしい。

そこで後2ヶ月後に控えた、修学旅行の班が決まったらしい。

黒板に貼り出された班名簿には、俺の名前の上にシャルの名前が書いてあった。

俺はシャルの方に目をやると、まだ、怒っていて、目はあったもののまた、プィッと顔をこちらから、背けていた。


…………………昼休み…………………


俺のお弁当を持っているのはシャルだったため、俺はシャルの所に自分の弁当を貰いに行き、シャルに話し掛ける。

「あの、シャル?お弁当食べたいなぁ〜っと思ってその、お弁当下さい!お願いします!」

俺は、シャルに物凄い角度でお辞儀をしながら、頼んだ。

「はい!これ」

シャルは自分のカバンから俺にお弁当を渡して来れた。

でも、やはり機嫌は悪かった、俺はシャルのご機嫌を取ろうとシャルに質問をした。

「今週の土曜日か日曜日空いてるか?シャル?」

「遊園地」

彼女が不機嫌ながらも、答えた。

「えっ?シャルもう一度言ってくれ」

「遊園地に行きたいって言ったのよ!このバカ!」

凄く嬉しいのかは、分からないがシャルは遊園地に行きたいらしい。

「わかった!シャル、遊園地に行こう!」

俺たちは、遊園地に行く約束を交わした。


…………………遊園地当日…………………


この日は丁度、晴れてとても気持ちが良かった。

そして、学校まで一緒に行ってるから一緒に行こうとシャルに言ったが、彼女は「現地集合!」っと、強く言われてしまい、ただ今、俺は月帝のから2、3駅離れた場所にある遊園地の改札口付近に居た。


集合時間から15分前に着いているはずの性格のシャルだが、後5分でその集合時間になってしまう。

「どうしたんだ?シャルは?」

俺はスマートフォンを自分のポケットから取り出しシャルに電話しようとした、その時。

「ごめん。待った?」

まるで恋愛ドラマや恋愛小説にありきたりな、セリフが俺の方に向けて聞こえて来た。

ふっと見ると、そこには、制服姿も似合うが、私服もやはり、可愛い。

そこまで、主張の激しくない胸に、そこまで、短くないスカート姿だった。

これは、誰が見ても可愛いとしか言いようがなかった。

だけど、それはそれだ。

「心配したんだぞ?」

俺はシャルに対して、そう告げた。

「ごめん。」

「だけど、無事でよかった〜、良し遊園地で遊ぼうぜ!」

「うん!」


俺は、シャルの腕を引っ張りながら遊園地の改札を通って、園内に入った。

俺も何だかんだで、退院してからは1度も遊園地に足を運んでは無かったから、とてもワクワクしていた。

まず、手始めに俺たちは定番中の定番のジェットコースターに乗った、その次にメリーゴーランド、コーヒーカップ、お化け屋敷に入った。

シャルは絶叫系は得意そうだったが、お化け屋敷は何やら、怖かったらしく、ずっと俺の袖を掴んでビクビク震えていた。


「なぁ〜、シャルそこまで怯えなくていいんだぞ?相手は人間なんだから」

俺は、シャルを落ち着かせるためにシャルに話しかけていた。

「分かってても、怖いものは怖いのよ、だから、私を置いてかないでね?」

シャルは弱々しい声で答えた、暗がりだから、あまり見えないがきっとシャルはまた目尻に涙をかけて、赤面かつ、上目遣いで俺のことを見ているのだろうと俺は想像していた。

「俺がそんなことするわけ無いだろ、女の子、1人を暗がりに置いてくわけ無いじゃんか」

俺は少し、臭いがカッコつけて見た。

「本当に?」

今度は、本当に弱々しくも可愛い声で俺の問いに疑問形で返して来た。

「あぁ〜、本当だとも、後少しで出口だから、行こうな?」

俺はシャルの手を引っ張りながら、俺たちは出口へと向かい歩き始めた

「うん」


そして、俺とシャルは2人でお化け屋敷から脱出できた。

時間を見るとあと少しでお昼時だった、俺たちは1度、休憩しようと席に座っていた。

「私、ちょっとお手洗い行ってくるわね?」

「わかった、ここで待ってる」


10分程、時間が経ったがシャルが帰ってこなかった、俺は少し様子を見に行こうと女子トイレの近くまで歩いているとそこには、なんと、何やら、不良っぽい人たちにナンパを受けている、シャルの姿があった。

「あのぉ〜、俺たちと一緒に園内回らない?」

「俺たちも、暇でさぁ〜どうせ、女友達と来てるんでしょ?」

「その女友達も一緒に俺たちと遊ぼうよ〜」

「あの、その、わたし、、、」

シャルは、慌しい感じで答えられないでいた。

「えっ?俺たちの誘い断るつもりかよ」

「やめろよ、シャルが嫌がってるだろ」

俺は片方の不良の肩に手を置き、ナンパを辞めさせようとした。

「えっ!春くん」

「お前誰だよ、部外者は黙ってな」

如何いかにもテンプレートな不良のセリフだった。

「俺は、シャルの彼氏だ!」

あまりにも、テンプレートな言葉で喋る不良っぽい奴に俺もついつい、彼氏でも何でもないのに、彼氏と言ってみた。

「ちっ、使用済みかよ、行こうぜ」

舌打ちをしながら、不良っぽい奴らをは去っていった。


「大丈夫か?シャル?」

俺はシャルに問いかける。

シャルは、顔を赤らめて何やらボーッとしていた。

「おーい、シャル?」

シャルの目の前で手を振る素ぶりをしてみたり、したが彼女からの反応はなかった、ずっと「彼氏、彼氏、春くんは私の彼氏」っと呟いて居た。

申し訳なさそうにほっぺたをつねってみると

「痛った!何よ」

やっと気づいたらしい

「シャル大丈夫か?」

「う、うん。」

何やら、シャルは顔を赤らめてもじもじししていた。

「シャル!やっぱりお前、なんかされたんだな!」

俺はさっきの不良っぽい奴らの方へ向かおうとしたら、

スッと俺の袖口を掴んだ。

「何も、されてないわ、」

少し、恥ずかしそうに答えるシャル。

「それなら、よかったんだけど、よし!昼飯でも食うか!シャル!」

俺は気を取り直して、再び休憩に入った。


1時間ほど休憩して、ウォータースライダーや的当てゲームなどをして、残すはあと観覧車だけだった。

日も丁度落ちそうになっていた。

そして、俺たちは観覧車に乗っていた。


「さっきは、ありがとうね?春くん」

「あっ、うん」

「あのね、春くんは昔の記憶は無いと思うけど、昔にも、似たようなことがあったのよね」

観覧車の窓から凄く遠くを見るような目でシャルは話し始めた。


〜『あれは私たちが小学生だった時の話し』〜


昔、イギリスとのハーフだったせいでみんなか

ら、髪の毛の色が違うだけで、虐められてたの、その時にも、春くんは私を助けてくれたんだよ?

きっと覚えていないかも知れないけど、春くんは私を守ってくれるヒーロー見たいな存在だった、それから、毎日、私を守ってくれた、私が帰り道も虐められて無いかって、一緒に帰ってくれたのも春くんだった、それから、虐めが終わっても春くんは私と帰ってくれたんだよ?


「どう?思い出した?」

「あー、なんとなくだけど、昔にもこんなことあった気がするのは、確かなんだよな」

「でも、良かった」

ホッとしたようにシャルは笑顔でそう言った。

「何が良かったんだ?」

「今も昔も変わらない春くんで居てくれて、良かった。」


そうこうしてる、間に観覧車は下まで降りて居た。

「結構、観覧車ってゆっくりなんだな」

「そうね〜、私も始めてだったから、驚いたわ」

「また、遊びに来ような!シャル」

「うん!」


俺たちはそのまま、園内の改札口を出て、月帝駅まで戻ってきた。

「シャル、家まで送るよ」

「大丈夫よ」

「さっきみたいなことになるかも知れないからな」

俺は、遊園地内でのあの不良っぽい奴らのことを思い出して居た。

「あぁ〜、そうね」


俺は、シャルを自宅まで送り届けたが、シャルの自宅はかなり良い一軒家だった、普通の一軒家に比べると庭の大きさなどが段違いだった、しかも、何処と無く、お城のような形をして居た。

流石に俺も驚きを隠せなかった。

俺は、自分の住んでいる、アパートへと帰るのであった。


…………………翌日…………………


ピンポーン


いつも通りの時間帯とは少し早めにインターホンが鳴った、ドアを開けるとそこには、一個学年が下のルナ⦅小林月子⦆が立っていた。

「あれ?何かようか?」

俺はびっくりした表情で聞くと、ふっふっふと不敵な笑みを浮かべて、ルナが言った。

「先輩!これ、私のライブのチケットです!ぜひ遊びに来てくださいね!?」

綺麗な白い封筒をルナから渡された。

封筒の中身をルナの前で確認すると確かにライブのチケットが入っていた、しかも、めちゃくちゃ良い席だった。

「こんなの貰っていいのか?」

俺は少し、震えながらルナに聞く

「マネージャーさんが、新しい学校で仲良くなった友達でも招待しなさい!ってうるさくて、なので、先輩にチケットをあげました!」

彼女は、とても可愛らしい笑顔で答えてくれた。


ルナはチケットを渡したのを確認して学校へと向かって行った。


少し立つとまた、インターホンが鳴る

そこに居るのはシャルだった。

その後、いつも通りシャルと一緒に学校へと向かった。


…………………お昼休み…………………


昼休みはいつも通り、シャルと2人で昼飯を食べていた。

「来週の土曜日暇よね?一緒に修学旅行の物を買いに行きましょ?」

「わかった」

俺は、即答した。

俺の心の中は

『あのルナのライブで関係者席で見れるなんて最高だな〜!来週の土曜日が楽しみだ!』

シャルの話しなど聞いてなかった、ルナのライブに行けてウキウキしていたのだ。


…………………土曜日…………………


俺はルナのライブ会場でルナに指定された、場所でルナを待っていた。

すると、一台のタクシーが俺の目の前に止まった。

そこから、現れたのは、普段学校で見ている、ルナではなく、確実に超人気アイドルのルナの姿だった。

「おはようございます!先輩〜☆」

彼女は俺に対して、ウィンクをして挨拶をして来た、流石に可愛すぎて、何も言えなかった。

「ささっ、こっちですよ、先輩!」

ルナは俺がボーッとしてるのをよそに関係者しか座れない、席へと招待した。

そして、周りにはテレビでしか見たことのない、人たちが沢山いた。


ライブが終わり、それでも、熱気は冷めなかった、むしろライブを続けて欲しいとも思ったが、そんな楽しい時間は終わり、ルナはライブの打ち上げに行くと言って俺と別れの挨拶を交わして、俺は自分の自宅へと向かった。

「あっ!そうだ、このことをシャルに教えてやろうっと」

スマートホンの電源を入れると、シャルからのメッセージや電話で一杯だった。

「えっ?どう言うことだ?」

俺はふっと月曜日の昼休みの時間の出来事を思い出した。


『土曜日暇よね?一緒に修学旅行の物を買いにいきましょ?』


シャルが言っていた、言葉を思い出して、俺は血の気がサッと引いたのが分かった。

直ぐにシャルに電話をかけるが電話に応答しなかった、その日、シャルからは何も返信が無かった。


…………………月曜日…………………


いつも通りの時間にインターホンが鳴らなかった。

そして、学校に行くとシャルの姿があったが、俺がシャルに近づこうとしても、シャルが事ある毎に誰かに話しかけて、その日1日話しをすることができなかった。


…………………次の日……………………


また、いつも通りの時間にインターホンは鳴らなかった。

シャルは昨日と同じように俺のことを避けていた。


…………2ヶ月後修学旅行当日…………………


当日がやってきた。

俺は、この修学旅行で絶対にシャルと仲直りすると意気込んでいた。

登校遅れてすいません。

内容が突然書けなくなり、登校するのが遅れました。

すいません。

今回からシャルのハッピーエンドルートです!

シャルのハッピーエンドルートが終わるまで残り3回です!

どう言ったハッピーエンドになるのか楽しみに待っててください!

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