ポンコツAIに羅生門のあらすじを教えてもらった
「羅生門のあらすじを教えて」
かしこまりました。羅生門のあらすじを解説します。
羅生門は恥の多い生涯を送って来た下人と親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている老婆のボーイミーツガールラブコメディーです。物語は下人がクビになったところから始まります。
羅生門と呼ばれる荒れ果てた廃墟の真下で、行く当てもなく薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていたいた下人は、寝床を求めて建物に忍び込みます。入口には「当軒は注文の多いレストランですからどうかそこはご承知ください」と注意書きがありましたが、下人は気づきませんでした。
中を探索していると一人の老婆が松明を灯しながら積み重ねた本の上にレモンを置いています。どうしてそのようなことをするのか下人が尋ねると、頬を赤らめた老婆は無言で緋のマントを差し出しました。まごついている下人に、友人のセリヌンティウスは気を利かせて教えます。
「下人、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛いお婆さんは、下人の裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ」
下人は老婆に負けないくらい赤面しました。
『下人と老婆、二人の恋の行方は誰も知らない』という一文で物語は締めくくられます。