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疑問点を齎した物


 苦節40年、私はこれまで幾人もの生徒を教場にて育ててきたつもりだった。


 その生徒達が育った人生を知る機会である同窓会も、卒業生と関わる6年生を受け持てたのは12期ある。


 その12期の生徒達の中で、運良く最初の1年生時も受け持ち知る事が出来ていた生徒達は3期のみである。




 私はこの国の教育機関にも自分の教育にも何の疑いもなかった訳ではないが、ある生徒達のその後の人生を知り疑問点が湧いたのだ。


 そして、それが何かと考えた時に私は、最初と最後を受け持ったあの2期の生徒達の中に居た数名の生徒達が記した、誰もが通るあの【朝顔の観察日記】という課題に答えがあるように思えた。



 私は偶然にも、その課題の気になる生徒達の提出物を保管していた。


 何故なら当時の私はそれを認めず追加課題を出して提出させ、そちらを返還していたからだ。


 今に思えば、それが私の過ちだと知る事に……




 先ずは、その提出された朝顔の観察日記を見て頂こう。


 

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