第1話
全然エタリマス
魔物がいた、様々な形を取る魔物たちだが共通点としてその巨体のほとんどは黒い霧のような粒子で構成されていて、その粒子を吸い過ぎれば心を蝕み死に至る。
それに対抗する手段を人々は持たなかった、幸いにも渋谷のスクランブル交差点で最初に発生した魔物以外一般人の死者は居ない。
代わりにその魔物たちと対抗する力を持った少女達が死ぬからだ。魔物の出現と日を近くして政府の魔物対策委員会の会議室へ白いコアラのような不思議な生き物が現れた。
彼らは自分を妖精と呼び自分は魔法少女を検知して現れた、魔物と対抗するのは魔法少女の役目だから自分たちは魔法少女を指揮して戦わせると一方的に告げる。
政府は大慌てで魔法少女を特定し保護、あらゆる人権団体や思想を封殺して魔法少女に頼りきった組合を組織した。
魔法少女組合、そこでこの子は虐められていたんだろうな。
「そうだミイ、あんな場所最低だミイ」
「寄生虫の俺と比べたらどうだよ」
「タッチの差で向こうだミイ」
紹介が遅れた、俺は、あー名前はない。
この心を壊し死んでしまった魔法少女に寄生している魔物、のようなものだ。なあ俺を今見てる誰かがいるならよ、神様でもいいどっかから覗くあんたでもいい。
俺の贖罪を、見届けてくれ。