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人殺しはご飯よりおいしい!  作者: リーブ21
3/3

検問

一話目が長すぎるので新しく投稿しなおします。内容は変わらないです。でも、タイトルは吐き気を催す邪悪な少女たちの異世界物語に変更します。


「これが駅・・・おお!!」静達は黒い煙が吹く汽車が駅に止まって人を乗せているのよ見かけて驚いた。

「この世界は電車が無いの!?」鈴鹿は驚いた。

「まさか、何かのキャンペ―ンでしょ。」と星羅。

「所で金は大丈夫なの?」と静は聞いてきた。

「大丈夫だ。」(サツから盗んできた財布があるからな。)

駅に止まっているタクシーに向かった。

セロは前の座席に乗り、後ろは星羅と鈴鹿と静が乗った。

「何処までですか?」40代ぐらいの濃いい髭の生えた運転手は聞いてきた。

「○○会場まで。」セロが答えた。

「ああ!そこは、なんか下半身を露出した変態が天井を壊したとかで、立ち入り禁止になっていますが・・・」

「プッ!」鈴鹿と星羅は笑いかけた。

「・・・その付近でいい、友人と待ち合わせをしているんだ。」セロは表情を変えずに答えた。

「分かりました!11番三人のお客さんを○○会場付近まで運びます!」車内の無線で報告し、車を発進させた。

「何処から来たんですか?」運転手は聞いてきた。

「日本から。」と星羅。

「ハッハッハッ!そうか!じゃあ高校は?」

「えーと・・・○○県立高校です。」星羅はこの適当に地域の県名を言った。

「そうか!男子高校だったのか!ハッハッハッ!」大笑いをした。

(うざ!死ねばいいのに!)星羅と鈴鹿は心の中で思った。

「・・・」(ここから三か所曲がって、付近には・・・)セロは地図を見てルートを確認していた。

「ラジオでも付けるか!」運転手はラジオを付けた。

「・・・○○警察所を襲撃した、裁きの光のメンバー10人が射殺され、2二人が拘束されました。警察官、三人死亡が死亡し重傷者は・・・」

(裁きの光?なにそれ?)星羅は運転手に聞こうとすると

「ああ、検問か・・・」運転手はつぶやいた。

「!?」4人全員前を向くと、電柱に立てかけられている看板に『この先検問中』と書いてあるのは見えた。

(ゲッ!)と思った時、道路の端っこに止めてあるパトカーと蛍光ベストを着ている三人の警察官の内一人が両手を上げて止まれの合図をして居るのが見えた。

「ど、どうしよう!」静は星羅の耳元で言った。

「堂々として!そして落ち着いて・・・」星羅は自分で言ったものの、心拍数が増加しているのを感じた。

「・・・」鈴鹿胸を抑えながらズボンの中に右手を入れた。

星羅は鈴鹿の手首を掴んだ。

「!?」

「目立つでしょ!不安なのは分かる!」星羅は小声で怒鳴りながら、鈴鹿の手を握った。

「少しは安心するでしょ?ほら、静も・・・」星羅は静の手も握った。

「星羅、手を放して。」鈴鹿は言った。

「大丈夫なの?」星羅は言った。

「大丈夫だから・・・」鈴鹿は不気味に微笑みながら再び、ズボンの中に手を入れて、直ぐに手を戻した。

車が停車し、二人の警察官は窓を叩いてきた。

タクシーなので当然助手席に話しかける。

「・・・」セロは窓を開けた。

「今日はいい天気ですね!これからどこに行かれる予定ですか?」警察官は笑顔で言った。

「○○会場付近です。友人と待ち合わせをしています。」セロは冷静に答えた。

「それはどうしてですか?」

「友人に後ろの子供たちに会わせるためです。」

「なるほど・・・免許証とか身分を表せるものは?」

「えと・・・」セロは財布を開けて探しているふりをした。

「ああ・・・すいません家に忘れてしまいました。」セロは財布をしまった。

(凄い!全く動揺していない!これならいける!)静はフラグを立てた。

「・・・」二人目の警察官は後部座席の方に近づき、厳しい目で星羅達を睨んだ。

「・・・」星羅は笑顔で手を振った。

「そうですか、ではどこから来ましたか?」

「それは・・・」セロは会話をしながらもう三人目の警察官が無線機で何かを話している事に気が付いた。

セロは声は聞こえなかったが、読唇術で何を言っているのかが分かった。

「そういえば、身分証をもっていました!」セロは再び財布を取り出した。

「それは良かったです!」

セロは免許書を渡した。

「・・・おい!これ!?」免許書はセロとあまりにも顔容姿も異なった為驚いた。

セロは目の前の警察官が戸惑っている間にピストルを後ろポケットから取り出し、セーフティから三点バーストにし、警察官が自分の方を向いた瞬間に、トリガーを引いた。

「あっ!!?」三発の銃弾は全弾顔に着弾し、両手で顔を抑えながら倒れた。

二人目の警察官がセロの方にピストルを両手で構えた。

セロはその事に気が付いたが、間に合わないと思った。

後部座席の方で乾いた銃声が三発響いた。

「おう!!?」三発の内二発が腕に着弾し、もう一発は防弾チョッキに着弾した。

「くっ!」警察官は腕を抑えながら、パトカーに隠れた。


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