プロローグ3
「では今から一度創造したディズニ◯ランドへ行って宝探しをしてもらいます。大丈夫です細かい描写は特にしないので多分大丈夫です」
もう◯の意味が全くないよそこ隠してもみんな分かっちゃうよ…本当に大丈夫かな〜。
ルクスの手が光ったと思ったらそこは見覚えのある城が目の前にあった。どこから見てもシンデ…もう止めとこう…
「では今から5時間頑張ってください。私はここにいますので何かあれば聞きに来てください。5時間後強制的に先ほどいた空間に転移しますのでご了承を」
「ちょっと待ってください」
「なんでしょう?」
「スキルが隠されてる数を教えてください。後、鑑定スキルをください」
「……べ、別に渡すの忘れてたわけじゃないし、この後すぐに渡すつもりだったのよ。はい、これであなた方は鑑定と念じれば鑑定ができるようになったはずです。試しに自分に鑑定をしてみてください」
なんだかツンデレチックな返答があった後ルクスの手が光り僕らを包んだ。特に違和感は無い。とりあえず言われた通り鑑定と念じる。
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タカシ ヤスダ
レベル1
HP 30/30
MP 50/50
攻撃 10
防御 8
魔攻 12
魔防 10
素早さ 7
運 6
スキル
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おお!出たよ。ステータスみたいなのちゃんと出たよ。
「出来ましたでしょうか?ちなみにスキルの部分だけ見たい場合はスキル鑑定と念じるとできますのでまたご利用ください。さて話が逸れましたがスキルの隠されている数ですね。先ほどのランクでSSが1つ、S+が5つ、Sが10、A+が15、Aが20のあとは10ずつ増えていき最後のEランクが数合わせで100+29個の600個となっています」
わぁすごく多い〜レアなもの探すの大変だろうな〜それでも使えそうなものがいくつかゲット出来れば…うん頑張ろう。
「では改めましてスタートです。」
この合図で一斉にバラバラに動くかと思われたがセイギ君がこちらに歩いて来た。
「やあ。さっき自己紹介したから分かると思うけれど僕は正義だ。よろしく頼むよ、トモキ君、タカシ君」
「よろしくな、セイギ」
「よろしくね」
「しかしこの夢の国本当に誰もいないな。まあ宝探しにはちょうどいいかもしれないがなんだか寂しいよな」
「確かにそうだね。でもアトラクション動いてるみたいなんだけどどうやって動いてるんだろうか…謎だなー」
僕は今かなりどうでもいいことを言っている気がする。さらに自分で自己完結するという自爆付き。何を話していいかよく分からなかったけれど何か喋ろうとしたらこうなった…普段友達とかとも喋らないから…まあ今は緊張してるし…そのうちこういうことも直る予定だ。
「とりあえずみんなで行動するかどうかを聞こうかと思ったのですがどうします?」
「僕はどちらでもいいですよ〜」
「俺は別々でいいと思うぜ。なんせ早いもの勝ちだからな」
あー確かに早いもの勝ちなら一緒にいるより別々で行動する方が良いのかもしれない。
「そうですね。では個別に行動しますか。各々どんなスキルを手に入れても後から文句など言ってはいけないですよ。では行きますか」
こうして僕たちの宝探しが始まった…ねぇまだ異世界にいかないの?
宝探し早く終わらせなきゃ使命感