バトルしてみる
良い加減書かないとなーと思いながら早2週間以上ww課題に追われ、現実逃避にマジミラ行って…はいすみません。文章短いのに投稿が遅いこれいかに
「な、なんじゃこりゃ!?」
ギルドマスターが到着した時には訓練所は水浸しで壁には無数の傷が付いておりボロボロになっている。
「ねえ、僕たちよく考えたら登録に来たわけで争いに来たわけじゃないよね?」
「そうだな。なんかカッとなってついやっちまったかなーとか思うわけだが、正直悪かったと思ってる」
「そこで倒れてる4人の、せいにしてこの場を逃れるのが一番だと僕は思う」
「よしそれでいこう」
時は遡り…およそ20数分前
「お前ら逃げずに来たようだな」
4人組のリーダーらしき人がそう言ってきた。
「逃げる必要がないからな」
トモキ君が相手を挑発する。
「やろうぶっ殺してやる」
ヒャッハーが何か言っているが僕はとりあえず無視をしておく。この人たちはこれでもDランクの冒険者らしい。基準は今一はっきりしないが口は悪くても強いのかもしれない。トモキ君は余裕だと言っていたが、相手の実力が分かるのならそれに越したことはない、そう思い僕は彼ら4人を鑑定を使用する。
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マック (ヒャッハー)
レベル18
HP 68/68
MP 20/20
攻撃 28
防御 19
魔攻 10
魔防 17
素早さ 22
運 8
スキル
剣術 D
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モス
レベル19
HP 80/80
MP 34/34
攻撃 19
防御 13
魔攻 28
魔防 30
素早さ 14
運 10
スキル
風魔法 C
魔防アップ C
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テリア
レベル19
HP 102/102
MP 5/5
攻撃 14
防御 34
魔攻 8
魔防 27
素早さ 10
運 10
スキル
盾術 C
防御アップ E+
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ドンドン (リーダー)
レベル24
HP 94/94
MP 30/30
攻撃 28
防御 24
魔攻 19
魔防 17
素早さ 22
運 12
スキル
剣術 D+
火魔法 C+
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「ぶふぉ!けほけほ」
不意打ちだった。お前らなんだよその名前!どこのファーストフード店だよ!はぁ…なんか疲れたよ…とりあえずあまり強くは無さそうに感じる。正直ステータスだけならレベル1の時の僕たちでもいい勝負なのではないだろうか?ちなみに今の僕たちのステータスはこんな感じ。
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タカシ ヤスダ
レベル5
HP 70/70
MP 70/70
攻撃 22
防御 17
魔攻 36
魔防 28
素早さ 18
運 6
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トモキ スズキ
レベル8
HP 120/120
MP 60/60
攻撃 56
防御 49
魔攻 42
魔防 46
素早さ 45
運 24
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すでに総合でみたらトモキ君が一番強い。この辺りは勇者補正なのかもしれない。てか強すぎワロタレベル8のステータスじゃないよ…
「どうしたタカシ?……鑑定使ったか。あれは無意識に覗くと痛い目みそうだよな。正直俺もずるいと感じた名前だからな」
僕が噴き出したのを見て鑑定を使ったのがトモキ君にはばれたらしい。まあばれたからといって何かあるわけではないが。
「そうだね。無闇に使うなってわけではないだろうけどあれは酷いと思った。ところでステータスだけなら僕はいい勝負だけどチートの魔法があるから僕だけでも勝てるんじゃないかって思えてきたよ。トモキ君だともう相手にならないんじゃないかな?」
「そうかもな。ならどうするわざわざ手加減でもしてやるのか?」
「手加減とは別でゲームでもしてみない?」
「ほう?どんなことをするんだ?」
「相手をより驚かせた方が勝ちってのはどうかな?倒した数とかだと負ける未来しか見えないし」
「なるほどな。分かった。判定条件はどうするよ。驚いたかなんて分かりづらいだろう?」
「うーん…適当にそれっぽい声を上げたらカウントで良いんじゃないかな?なっ!とか」
「まあそれでいいか」
相手に聞かれたらブチ切れされそうな会話をしつつ構えを取る。
「よし、じゃあ行くぜ!」
相手のリーダー…ドンドンが開始の合図っぽいのをあげ戦闘スタート。
この時点で相手にペースを握られるわけにはいかないので相手の動きを阻害に僕は入る。
「アイスフィールド」
「なっ!?」
「足元が!」
「ちっ」
よし、阻害しつつ1ポイントは入ったな。
ニヤリとしていると、まともに動けないと見たのかドンドンが魔法を打ってきた。
「ファイアランス」
火の槍がこちらに向かって飛んでくる。
距離的な問題でこちらには余裕があり避けようとしたが…「ファイアボール!」そこでトモキ君の魔法が放たれる。赤い炎ではなく青い炎が前方に飛んで行く。
「はっ、ただのファイアボールで一点集中のファイアランスに勝てるわけ…なっ!?」
ファイアボールがファイアランスに当たるとファイアランスを消し去りそのままドンドン目掛けて飛んで行く。
「くそっ!どういうことだ!」
「こっちがただのファイアボールじゃないってだけだ。ほらもう一発ファイア「ウインドアロー」ちっ」
影が少し薄くなっていたモスから風魔法が発射される。それを避け相手の位置を確認するトモキ
「そこか。ファイアアロー」
トモキが牽制に魔法を打ち距離をあける。
ひたすらに炎の魔法を打っていたせいか最初の氷は溶けてしまって軽くぬかるんだ状態になってはいるがさっきよりは動きやすくなっており、盾持ちのテリアとマックがすかさず間合いを詰めトモキに近づく。
それを僕はカットに入る。使う魔法はストーンウォール、地面から土の壁などを形成して守る為の魔法。しかし僕の極意の力である程度自由が利く。なので僕は手をグーにしたような土を形成してそれを相手の下から殴るように使用した。
「ストーンウォール!」
「ぐはっ」
「がはっ」
もろに食らった2人はすでに意識を失い寝転がっている。
「なんだよその魔法は!?」
ドンドンが見たことない魔法に困惑している。
「これはストーンウォールだよ」
「そんな変なストーンウォールがあるか!舐めやがって、マックとテリアを倒したからって調子にのるなよ」
「そもそも4人でもまともに戦えなかったのに残り2人で戦うつもり?」
「うるせえ!うおー」
叫びながら突っ込んでくるドンドン。こちらが魔術師なので近接戦でどうにかしようと考えたらしい。なるほどならここはトモキ君にフォローを…あれ?どこ行ったさ?
「あ、アイスソード」
ガキン剣をギリギリ受け止めた僕はとりあえず…やばいこの後どうしよう。力で負けているのでこのままいくと押し切られる。なんとか距離を取りたいがってトモキ君があっ向こうの人抑えてくれてる。つまり僕だけでこの人をどうにかしないといけないのか…そうだな、よしこれで行くか。
アイスフィールド発動。無詠唱で僕は魔法を発動させる。MP効率悪いからあまり無詠唱は正直使いたくないがまあいいだろう。
「んな!?」
急に足元が凍ったせいで滑ってしまうドンドン。その間に距離を取り僕は光魔法でミラージュを発動させる。まあいわゆる蜃気楼的なものだ。使える環境が難しいのであまり使われないものなのだが今回はその条件が揃っている。ある程度水があり、暑さがあること。この訓練所でアイスフィールドで溶けた水や炎魔法で暑くなった今だからこそ使えるものなのである。
「そこだ!んな!?どういうことだ!」
ドンドンが僕を正確には僕の蜃気楼の場所に剣を振る。そして見事に何も捉えない。
「そこじゃないよ」
ドンドンはすぐ隣から声が聞こえバックステップする。
さてそろそろ決めに行こうかな。
「トモキ君ちょっと離れてねー!」
少し離れたところで戦う?遊んでいたトモキ君は不審な声を上げる
「は?何するつもりだよ」
その瞬間辺りの空気が変わり風が上下している感じがした。
「おいおいおい、マジかよ、ちょこんなところでそんなことやんなよ!」
トモキの声も虚しくそれは発動されてしまった。
「マイクロバースト!」
大きな竜巻が形成され辺りを巻き込んで行く。
「ぐわー!」
「ぬわー!?」
「はへ?」
「ぐは!」
あ、倒れてた他の2人も巻き込んでしまった。とりあえずこの魔法は止めよう。今すぐ止めよう。危ない、本当に危ない。
「てめ、ざけんなよ!こんなところであんなの打つとか舐めてんのか?ああん?」
「ご、ごめんなひゃい」
頬をつねられながらそんなことをしていると…
「結局あれから誰も来る様子無いしとりあえず火炎の獅子の暴走止めに…な、なんじゃこりゃー!?」
こうして冒頭に戻るわけだが…
「どうしてこうなったか説明してくれるかね?」
僕がなんて言おうか迷っていると
「俺は悪くねえぞ!そうだあそこで倒れてる4人が悪いんだ!俺は悪くねえ!俺は悪くねえ!」
どこかで聞いたことあるようなセリフでトモキ君が言い訳している。そのセリフはむしろ逆効果だと思うのは僕だけだろうか。
「とりあえず説明してくれないか?」
「……………」
「えっとあの人達に絡まれたのでやり返しました」
「まあ大体わかったよ…でもこの惨状は酷いんじゃないかな?一体何をしたのかな?」
「ちょっと魔法で…」
「ちょっと!ちょっとね!ふーんそうかいそうかい!そのちょっとでどれだけの仕事が増えると……はあ、君たちはさっき案内してあげた子達だよね?ギルドにはなんの目的で?」
「えっと僕たちはその冒険者登録に来たんですけど…その登録しようかという時にこの騒ぎになってしまいまして」
「なるほどね…わかった…君たちもしかして紹介状とか持ってる?」
「あ、はい。こちら王から渡された紹介状です」
「……はあ。ありがとう確かに本物の王からの紹介状だ。後で登録の手続きがあるから受付の方に来なさい。この訓練所の修理費はそこの4人に8割ほど出させて残りは君たちの報酬から今後天引きさせてもらうからね 」
「なんで俺まで…」
「なんか言ったかい?」
「いや、なんでもないっす」
「…ごめん」
そんなこんなでこのギルド加入の事件は終結しました。ちなみに修理費は今後ギルドから出される依頼を幾つかやってくれれば良いそうな。
僕たちはそんな会話をしながらギルドに戻っていった。ちなみにあの4人は全治3ヶ月ほどの怪我らしい。
うーん…複数人で戦えてない感ぱない。戦闘のシーンだけ考えるのに本当に2週間ぐらいかかってるし、てか描写うまく書けない。うわー何これって、もっさりしてる感とかどうすんのよこれ?
でもこれ書かないと本当にエタりかねなかったし…次回は登録、ギルド説明、初クエ出発前?くらいまでかな?