登場兵器・登場ロケ地 他
このページでは主に、L線上のユーフォリア ~Euphoria on L line~に登場した兵器や、施設を紹介していきます。
・戦艦長門 (長門型戦艦一番艦) 登場話『第四話 可能性 ~Possibilité~』
長門は旧長門国を名前の由来に持つ弐本海軍の戦艦で、長門型戦艦の1番艦。
完成当時の1978年では海軍最強であり、かつ最大口径の52cm主砲と、戦艦の中では非常に高速である36.5ノットの機動力を持つ高速戦艦で、世界の軍事史や軍艦史にも大きな影響を与えている。
2番艦の「周防」と共に各国海軍から注目され、大艦巨砲主義に染まっていた列強海軍の熾烈な建艦競争に、国連世界軍縮条約による一定の歯止めを与えるきっかけとなったのも本艦である。
完成後に本土東方海域艦隊旗艦となり、現在は長門・周防こそが弐本海軍を代表する戦艦として国民から親しまれ、周辺諸国にも「長門がいる限り抑制が続く」と言わしめた。
長門は1998年4月6日、アスラン連邦による弐本海中規模警戒海域C―3での人体兵器α-1Fによる奇襲により多数のミサイルの直撃を受け、艦内では火災が発生。艦上では、貫通弾の直撃やα-1Fの機銃掃射、ロケット弾攻撃により、対空兵器が破壊されて死傷者が続出する。さらに重なって発射された高性能爆薬を搭載した超音速魚雷が左舷に多数命中した結果、復元性の喪失と操艦不能を起こし傾斜、海中に没した。
・本土東方海域艦隊
本土近海の防衛を担当、
* 旗艦・戦艦 / 長門
*3個駆逐艦戦隊 / 峯風、沖風など
* 空母 / 播磨
1998年4月6日弐本海中規模警戒海域C―3、人体兵器α-1Fによる奇襲により3個駆逐艦戦隊の大半が広範囲炸薬弾頭により沈没、かろうじて秋風など五隻ほど攻撃に耐えたがすぐさま撃沈される。旗艦長門も程なく沈没、空母播磨は猛烈な攻撃の中最後まで耐え抜いたものの航行不能状態に陥り、その後救援に来た初春型巡洋艦により乗員救出、播磨はそのまま海上で打ち捨てられた。ここにおいて本土東方海域艦隊は消滅した。
・防衛国家公安省
弐本の中央省庁のひとつ。弐本の平和と独立を守り、国の安全を保つことを目的とし、このために、弐本陸軍、弐本海軍及び弐本空軍を管理・運営し、並びにこれに関する事務を行うことを任務とする。
・政府管轄特別区域
弐本の首都機能が置かれている。弐本の司法・立法・行政の中心地であり、経済の中心地でもある。人口は弐本の都道府県の中では最も多い。
電車などの首都公共交通機関は全て政府管理がなされており通称『国通』と呼ばれている。
弐本国議会議事堂を中心とする首都圏は、経済規模で世界最大規模である。1998年、近江民政軍国の外交専門誌『外交見聞』により世界第3位の世界都市に選ばれている。
・アスラン連邦軍国
ハルバードを首都としアスラン人が国民の多数を占める内閣制の共和制国家。
国土は欧州と亜細亜にまたがっており、世界最大の面積をもつ。
アスラン連邦軍を持ち、核兵器を含む旧ウジルバニア連邦の主力を継承した。将兵の数は2008年現在で約145.4万人である。
人体兵器開発に力を入れており、処刑人などの自国民を半強制的に開発材料として使用していた。
1998年4月4日、弐本国よりシノダユズキを拉致し人体兵器開発。 今までのノウハウを全て注ぎ込み最強の人体兵器α-1Fを開発。実用化する。
・戦艦蝦夷 (蝦夷型戦艦一番艦)
蝦夷は、弐本海軍が建造した史上最大の戦艦、蝦夷型戦艦の一番艦。
弐本の最高技術を結集し建造され、戦艦として史上最大の排水量に史上最大の68cm主砲3基9門を備え、防御面でも重要区画では対64cm砲防御を施した、桁外れの戦艦である。建造期間の短縮、作業の高効率化を目指し採用されたブロック工法は大成功を納め、この蝦夷型建造のための技術・効率的な生産管理は弐本工業の礎となり重要な意味をなす。
建造に携わる者には厳しい身上調査が行われた上、自分の担当以外の部署についての情報は必要最小限しか知ることができないようになっている。造船所自体が厳しい機密保持のために軍の管制下におかれ、歩哨が要所を警戒していた。
1998年4月6日、太平洋特別作戦任務遂行部隊第0艦隊旗艦に就役。弐本最初の人体兵器搭載型戦艦として出撃する。
・雁行大学
レンとユズキが通う私立大学。大学は1992年に設置された。 短期大学部(児童教育学科)を有していたが、1997年をもって募集を停止し、1998年年に教育学部(現代教育学科)に移行した。
近隣に大型スーパー(エコール・ママン=近商ストアなど)がある以外は目立った娯楽施設はない。大学沿いに国道12号線がある。カラオケは徒歩1時間の場所にあるなど、大学生を誘惑する施設が少なく、学業に打ち込めるのが特徴である。