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虫歯の竜が見ている

ため息を軽くついてみる

「竜たちは 街を守ってくれたりする 仕事をしてるから だけど

甘党が多くて 虫歯にならないようにこうして 朝と夕方磨いてるけど」


「今日は朝の当番は僕‥」リア

「問題はむし歯になってしまった竜だよね」


ボンヤリと竜は…足元で せっせと竜達の世話をしている

にゃんこ族(猫耳としっぽ付きの人間)のリアを見ている

竜から見たら 小人のような彼等を見てるのだった


ズキンズキン痛む虫歯で腫れた頬を

前足で押さえつつ


ボ~として 見てる

あ、あの金に近い茶色の髪の子  リア



あの黒猫耳、黒髪の子ナジュナジュに気があるのか?

まあナジュナジュは綺麗な子だな ふむ


頬が赤いぞ 嬉しそうにしているのだった。


あの二人はデッキブラシでほかの竜たちも歯を磨いてる


ああ、今日は シュークリームで出来た輪を空中に浮かべ

輪くぐりをする日だったのに…。


しくしく‥。

「ほら 元気を出して 竜のおじさん 

とにかく、少しだけど 痛み止め飲んで・・」差し出せた大きなたらいに入った 

薬を飲む


「ひとまず‥他の竜たちと一緒に ワシは 広場に行くよ」と竜は一言


「それにしても 師匠・・アリステア先生 遅いな

薬の材料を取りにあの山に行っただけど あれがないと 虫歯の薬 作れないよ」

リアのため息と一言


「あのね お弁当だけどアリステア先生の分もあるよ」ナジュナジュ


「師匠 アリステア先生 遅すぎる」

と少し茶のかかった金の髪の少年猫のリアは言う


「そうだね‥遅すぎる」と

こちらはサラサラ、ストレートの黒髪を肩のあたりまで伸ばした少年(?)

黒猫 美人(?)なナジュナジュ




2020年8月17日01:47 初稿

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