↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
PR

百合短編

その龍を討ち統(す)べる日

作者: 転生新語
掲載日:2024/01/13

 女(おんな)の二人(ふたり)旅(たび)も終着点(しゅうちゃくてん)だ。龍(キング)の(ドラ)王(ゴン)が其処(そこ)にいた。異空間(いくうかん)の中(なか)、周囲(しゅうい)には気味(きみ)が悪(わる)い巨大(きょだい)な神像(しんぞう)が並(なら)んでいる。大(おお)きな神殿(しんでん)内部(ないぶ)のようで、冒険(ぼうけん)の最終(さいしゅう)ステージとしては最適(さいてき)の雰囲気(ふんいき)と言(い)えた。


 相棒(あいぼう)が遠距離(えんきょり)から攻撃(こうげき)魔法(まほう)を撃(う)ち続(つづ)ける。煩(わずら)わしそうにしながらも、二足(にそく)歩行(ほこう)の恐竜(きょうりゅう)のように、悠然(ゆうぜん)と敵(てき)は進(すす)んできた。凄(すご)い耐久力(たいきゅうりょく)だが、老(お)いた龍(りゅう)の動(うご)きは遅(おそ)い。どのみち、こいつを倒(たお)さなければ異空間(いくうかん)からは出(で)られないのだ。私は龍(りゅう)に向(む)かって走(はし)り出(だ)した。


「跳(と)んで!」


 相棒(あいぼう)が叫(さけ)んだ直後(ちょくご)、地面(じめん)が燃(も)え盛(さか)る。龍(りゅう)が炎(ほのお)を吐(は)いて、その際(さい)に低(ひく)く下(さ)がった龍(りゅう)の頭(あたま)よりも高(たか)く、危機(きき)一髪(いっぱつ)、私は跳躍(ちょうやく)していた。ビキニアーマーの私は身軽(みがる)なのだ。


「お前の敗因(はいいん)はな、龍(りゅう)の王(おう)。独(ひと)りだったことさ」


 そう空中(くうちゅう)で語(かた)りかけた。龍(キング)の(ドラ)王(ゴン)を殺(ころ)せば、龍族(りゅうぞく)を支配(しはい)できるとも言(い)われる。私の栄誉(えいよ)、そして相棒(あいぼう)が求(もと)める金銀(きんぎん)財宝(ざいほう)のために死(し)んでくれ! 私は縦(たて)に回転(かいてん)しながら、勢(いきお)いをつけた大(おお)型(がた)ハンマーを龍(りゅう)の頭蓋(ずがい)へと叩(たた)き込(こ)んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。