女を捨てた騎士、捨てた女を拾う
少しずつハーレムが増えてきました。
まあ、男性の夢でもありますしね。
里での生活から早、二月・・・。
彼女も・・・お付きの騎士もここの生活にも慣れたようだ・・・。
今日も、今日とて、二人共が里の自警団を鍛えている。
共に居場所が見つかった。
「居場所が出来て、二人共が落ち着きましたね。」
「そうですな。 我らも実戦経験がある騎士殿にご指導頂き、有難いです。 実の所、女たちの中も戦闘部隊に入りたい者はいたのですが、男と一緒にする訳にも行かず・・・。 姫将殿には、感謝しかありません。」
「そうか?だがあまり強化されてもなぁ~。」
「はっはっは!そこは気にしなくて良いですよ?シン様の従者たる姉妹殿にかなう者がいるとは思えませんし、ヤニス殿に姫将殿も対戦を願っているようですし・・・。」
「へ?そうなんだ?で、どうなの?」
「私も見たわけではありませんが、見ていた者の話ではヤニス殿が姫将殿を圧倒していたとかで、悪い所を指摘しているようです。 ですが、騎士殿となると、ヤニス殿も今度は圧倒されてしまい、今まで以上に鍛錬に励んでおられます。」
「それは・・・励んでいるようで・・・。」
「騎士殿は主殿との対戦を望んでいるようですよ?」
里での若者たちが、それぞれの指導の下で鍛錬を続けている光景をロビさんと見ている。
ロビさんも本職の方が為になると、今では指導をせずにそれ以外の事を担当している。 しかし、ロビさんの存在が良い緩衝材になっているらしく、自警団としての連携は高かった。 今では自警団は当初より大幅な技量向上している。 やはり本職の訓練は大きな変化があった。
「姫将殿や騎士殿の訓練は大きな変化を生んで頂けた。 ありがとう。」
「マリア・・・。」
「ん?」
「あたしの名前・・・。」
「どうして、名前を?」
「もう私にはもう帰る国はない・・・。 ならば、ここに居場所を作るだけ・・・。 だが、訓練教官では弱いのだ・・・。 妻にしてほしいのだ・・・。」
「だが、貴方は下位とはいえ、王家の血が流れている。 俺は一介の冒険者だ。 身分不相応だ。」
「・・・。 確かに。 だが、現実はどうだった?私は前線に行かされただけではなく、見捨てられたんだぞ?これで王族?貴族?そんな女が国に帰って、良い対応をされるとでも?」
「・・・。 良いのか?」
「勿論だ。 寧ろ、よろしく頼む。 末永く可愛がって欲しい・・・。」
「ああ、姉妹たちと共に面倒を見る。」
「よかったですな!お嬢!我も守役として嬉しく思いますぞ!」
「グラインさん・・・。 相変わらずですね。」
「勿論ですぞ!我はそれが自分ですからなぁ!」
守役のグラインさんは相変わらずの高笑いで、お嬢ことマリアさんの事を祝福していた。
姫将ことマリアは、俺の妻になる事を承諾した。
俺の新たな妻になった事を領主様にも報告すると、領主様も承諾してくれ、お祝いのお言葉を頂いた。
その夜はお祝いとなり、里の皆と大いに食べて飲んだ。
その日の夜をむかえ、里内の俺用の屋敷の寝室に寝間着姿のマリアがやってきた。
「その・・・可愛がってください・・・。 そして、優しくもしてほしい・・・。」
「分かった。 努力はしよう・・・。」
こうして二人の夜が始まった。
共に互いのぬくもりを確認しながら熱くなる体をベッドに身を預けた・・・。
落ち着いたのは明け方頃になるのだった・・・。
翌朝、少し疲れの残る体を起こすと、横には気持ちよさそうな顔をしているマリアが眠っていた。
彼女はやはり武門の出であるから体力は続いたが、やはり男の方が持った。
彼女も嬉しそうであった。 ふと、彼女の髪を撫でていると、彼女も目を覚ます。
「ん。 朝か?んあ?おはよう旦那様。 昨夜は最高の夜だった・・・。」
「そうか・・・。 それは良かった。今後ともよろしくな?」
「勿論だ。 だが、ちゃんとあの姉妹と揉めない様にするから安心してくれ。」
「それは頼む。 で、今日はどうする?」
「今日は・・・そのままお休みで。 今は余韻に微睡んでいたい・・・。」
「分かった。」
俺らはその日はそのままお休みにした。
そして、布団から出ずにゆっくりベッド上で過ごした。
「たまには良いかな・・・?」
「すまない。 だが、もう少し・・・もう少し旦那様を独占しておきたかったんだ。」
「愛い奴。 だけどこれからずっと相手をして貰うからね?」
「はい。 喜んで・・・。」
こうして彼女との時は過ぎていった・・・。
最近は30度を超すことが当たり前になってきています。
熱すぎて、頭が狂いそうになる日って、ありませんか?




