無敵召喚兵軍団、爆誕!!
コロナが新型の感染が広がり、都心部への外出が出来なくなりました。
地方にいる人も隣町程度に行動が制約されています。 KYも会社から県外の移動は自粛して欲しいとの要請があり、家で大人しくしております。
皆様のコロナ禍での自分の時間の過ごしかたはどうですか?
ギルドマスターからの報酬を受け取り、ひとまずは宿に戻る。
宿では女将さんが、シーツを干していた。
「あら?シンさん、どうなさいました?」
「ああ、女将さん。 今からお風呂って、入れる?」
「お風呂ですか?うーん、直ぐは無理です。 まずは沸かさないとですから。 待って頂けますか?」
「勿論。 ひとまず食堂で待っているよ。」
「はい。 分かりました。」
俺らは女将に礼を言い、食堂で楽にすることにした。
食堂では、ティティがいたので軽食と飲み物を注文する。 ついでにお風呂の代金もティティに支払っておき、品物が来るのを待った。
「お待たせしました!ごゆっくりどうぞ!」
「ああ、ありがとう。」
「「ありがとう」」
ティティが持って来てくれた料理をついばみながら、お風呂が出来上がるのを待つことにした。
そんな中で話題になったのが、アニスの召喚兵の話だった。
「そういえば、姉さん。 姉さんの召喚兵はどれくらい召喚できるのですか?」
「そうねぇ~。 試した事はないんだけど、大勢出せるはずだよぉ~?」
「うーん。 ひとまず試してみる?」
「そうですねぇ~。 里に戻る前にどこかで試してみましょう~。」
「「そうしよう。」」
軽食を食べ終わった頃に女将さんが、お風呂が沸いたことを教えてくれた。
まずは姉妹に入って貰った後で俺が入る。 疲れた体に温かいお湯の溜まった風呂は、本当に有り難いものだ。 しかし、今はその恩恵を楽しんだ。
風呂から出てから装備を整え、宿を後にする。 召喚兵を出すために荒野を目指す。
「主様、荒野の方は今のところ、人の目はありません。」
「アニス、ひとまずどれくらいだ?出せるのは?」
「そうですねぇ~。 ひとまずは~1万人くらいは~。 出せると思いますぅ~。」
「・・・。 そうか・・・。 ひとまず1千体ほど出してみてくれ。」
「分かりましたぁ~。 それぇ~!」
彼女の足元に魔法陣が現れると、彼女の前にも同様の陣が現れ、その場所を中心に地面から召喚兵達が現れた。 1千体。
召喚兵は殆どが、南蛮具足に剣や槍、弓やクロスボウを抱えた兵や馬に跨った槍や弓を携えた騎兵は勿論の事、自身の体を覆うくらいの大型の盾を構えた兵、ローブを着た魔道兵もいた。 当然、彼らを指揮する兵や騎士、将軍らしい男が現れる。
「・・・。 これは・・・かなり凄いな・・・。」
「ええ、その通りです・・・。」
「主様ぁ~?どうですかぁ~?」
「「凄いよ。 アニス。」」
褒められた事で喜んでいるアニスと少し達観した2人の表情には、大きな開きがあるが、それでも彼女の有用性を示すことの出来た実験だった。
その後も離れて検証を行い、最大で1万数千は召喚出来る事が分かった。
「呼べる召喚兵も槍兵に弓兵、騎馬兵は勿論、魔道兵の戦闘職種の部隊を始め、弓騎兵やクロスボウ兵に攻城兵に飛行型の魔物を使役した騎兵に魔物そのものが召喚兵になっていたりしているのもあるみたいだな・・・。」
「まあ、それだけではなさそうではありますが・・・。」
「そうだな・・・。 これはもう・・・兵器だな・・・。」
「そうですね・・・。」
里に帰った後の館のベッドの上での睦言とは言えないセリフに自分でもあり得ない会話ではあるが、ヤニスは受け入れてくれた。 アニスはすでに満足から夢の世界に旅立っていた。
2人でアニスを見て、再びキスをしたのちに俺らも夢の世界に旅立った。
翌朝、里を出てから森の中でも比較的危険な魔物の一斉討伐に、彼女の最大数の検証をするための討伐を行った。
「うふふっ、行きますよぉ~。」
「おう。 頼む。」
「護衛の心配はいりませんから安心して下さい。 姉さん。」
「はーい。 よろしくお願いしますぅ~。」
「「「「「はっ!お任せください!」」」」」
里からも5人の護衛としての人手を出してもらい、アニスの護衛になって貰った。
当然、近くに俺らもいるが。
「いくよぉぉぉぉ!!!!しょうかーーーん!!!」
風の音がで始めたのちの幾つもの魔法陣が現れ、そこから様々な兵種の兵が現れる。
その数は明らかに万は超えていた。
そうしているうちにアニスが姿勢を崩した。
「くっ!流石にキツイですぅ~。」
「姉さん!」
「ヤニスちゃん。 大丈夫よ。 耐えられるわ・・・。」
そうしているうちに森の至る所で、魔物たちの断末魔の声が響き渡る。
召喚兵軍団が、辺り構わず魔物を討伐しているので凄い光景だ・・・。
「主様・・・。 これは・・・凄いですね・・・。」
「ああ、そうだな・・・。 明らかにアニスの召喚兵は万を超えている・・・。 今はどんな感じ?」
「はっ、はい。 今のところは2万体はいます・・・。 雑役の人もいますので、彼らに討伐した魔物を運ばせています・・・。」
「お疲れ様。 そしてありがとう。」
戦闘が終わり、荒野の街から見えにくい場所に集まった召喚兵の軍団。
装備は戦国時代の南蛮具足を着た指揮官クラスと当世具足を着た下士官クラス、足軽具足を着た兵士クラスに別れていた。 魔道兵は黒のローブである。 騎馬兵は全員が南蛮具足を身に着けていた。
しかし、壮観な陣容は圧巻だった。
「主様。 人足と思われる者が、戦闘部隊の倒した獲物を担いでいます。」
「そうだね・・・。 どちらにしてもすべては出せないね・・・。」
「主様ぁ~。 私、頑張りましたぁ~。」
「ありがとう。 お疲れ様。」
「はい~。ありがとうございますぅ~。」
アニスも疲労があるものの、意識はしっかりしている。
そして、大量の獲物はひとまず里に運び込むことに。 召喚兵の大部分は送還して荷運び要員だけはそのままにして移動した。
里では、多くの人達が出て来ており、先に帰らせた青年から聞いていた為か、受け入れは早かった。
処理能力の最大限とも言える量を次々と解体されていくのだった。
「これは暫くは籠もれますなぁ!わっはっはっ!」
「あなた、そんな訳はないでしょう?シン殿に恩も返し終えていないのに・・・。」
「わかっておる!村にいる時はこんなに潤沢な貯えなんてなかったからな!」
「うふふ、そうですね。」
解体作業と干し肉等に加工するチームとバラバラだが、里中の人があちらこちらで作業をしていた。
気が付けば、当初より多くの人がここに来ていた。
種族もさらに増えたらしく、自警団にも回復魔法を初期ではあるが使える人員も入り、大いに活躍をしていると、報告を受けた。 他にも薬師や医療の知識を持つ人も入植した。
その中でハーフオーガの夫婦がいた。
彼らは住んでいた所を追われた迫害の被害者だった。 しかし、山伝いに移動していた所を巡回中の自警団に発見され、里に来た。 その時、共に来た女性は妊娠しており、そのまま里に。
穴からは入れなかったが、崖を奥さんを背負ったまま、登るという力技でやってきた。
「里での暮らしはどうですか?」
「この上がないほどに平穏だ。 妻の出産も滞りもなく、産まれた。 感謝しかない。 これからはその感謝を返すべく、この里の平穏を守る。」
「ありがとうございます。 よろしくです。」
「ああ、勿論だ。」
ハーフオーガの男性は盾役として、自警団に参加している。
自身の伸長・180cmと変わらないくらいの大楯を前に金棒を携えて、前線に立っていた。 当然、彼の防御を突破できる魔物もおらず、ほぼ無敵状態で討伐に成功しているらしい。
「主様、集まってきましたね。」
「ああ、最初は俺だけだったが・・・。」
「・・・。 はい。 私も主様のお陰で、姉に再会しました。 感謝しております。」
「ああ、そうだったね・・・。」
再会した姉の方は、作業に参加できない子供達と戯れているのだが、その顔はとても嬉しそうな笑顔で子供達と遊んでいた。 共に遊ぶ子供も嬉しそうに遊んでいた。
俺もヤニスも思うこの平穏な時が続くことを・・・。
しかし、その平穏な街に不調和音の足音が接近している事に今の俺は気が付かなかった・・・。
異動で新部署に来ましたが、やはり慣れるにはまだ時間がかかり、大変な日々でございます。
必要以上に力が入り、疲労感が半端ないです・・・。
皆様の応援で更新も頑張れますので、応援をお願いします。




