新しい家と仲間
新たな仲間を入れての生活を始めました。
少しずつ里内での生活風景も書いて行こうと思います。
新しい奴隷を連れて隠れ里についた一行は、里で歓迎を受けた。
奴隷なのに歓迎を受けた事が驚き、沈黙してしまったが、職場となる俺らの家につくと、なぜか元気になる保守班の一同。
「私達はここに住めるんですか?!」
「広ーい!大きい!!」
「立派ですね。 これは仕えがいがあります。」
「・・・。 まあ、やる気になってくれて嬉しいよ・・・。」
保守班のメイド3人と執事さんは、なぜか嬉しそうに家を見ている。 物静かに料理人さんが自身の手を見て、静かに気合を入れていたのも見えた。 家に入り、それぞれの役割を振り分けを執事の男性にお願いして、冒険者でもあるヤニスのお姉さんと家を出る。
「ちなみにお姉さんの名前は?」
「そういえば、自己紹介していなかったわねぇ~。 私はアニスよぉ~。 妹と共々、よろしくね。 主様~。」
「ああ。 よろしく。」
「でも、私は何をしたらいい?私はヤニスちゃんと違って、素早く動けないわよ?」
「いや、そこまでは・・・。 でも、出来る事は教えて欲しいんだけど・・・。」
「そうですよねぇ~。 では~」
彼女は出来る事を教えてくれた。
メインの武器は弓と短剣。 魔法は召喚魔法があるが、召喚が出来るのはスケルトンのみという状態だった。 精霊魔法は、名前の通りに精霊の力を借りて、力を借りる事だった。
彼女自身は後衛タイプで、自身をスケルトンで囲んでもらいながら戦闘をすると、教えて貰った。
「そうか・・・。 まずは装備の調達とギルドへの登録だな。 まあ、まずはドワーフの人達に見繕って貰おう。」
「はい。 主様。」
「はぁい、主様。」
少し間延びした感じのお姉さんとしっかり者の妹の姉妹を引き連れて、ドワーフたちの居る所へ向かう俺ら3人。
すれ違う獣人やエルフたちに挨拶しながらドワーフの居る洞窟へ着く。
俺らの存在に気が付いたドワーフの一人が、打ち込む槌の音を辞めて、近づいてきた。
「おや?シン殿ではありませんか?このような場所にどうされました?」
「新しく護衛の仲間を迎えたんでね。 装備を見繕って貰おうかと、来たんだよ。」
「そうですか。 分かりました。 まずは服ですかねぇ?女共を呼んできます。」
「よろしく。」
「へへっ、いつもどうも。」
応対してくれたドワーフに街で買った度数の高い酒の小樽を渡して、お願いすると彼は嬉しそうにそれを受け取ると、奥へと消えていった。
数分もすると、女性ドワーフたちが数人現れる。
「シンの旦那!仲間が増えたんだって?おや?ダークエルフさんかい?ヤニスちゃんの関係者かい?」
「はい。 姉です。」
「そうかい!姉妹でお仕えすんだね!それは良かったねぇ?」
「はい。 嬉しいです。」
「私も~嬉しいですぅ~。」
「おっとりとしたお姉さんだねぇ?おっと!そうだった!装備だったねぇ!こっちに来ておくれ。 作り置きや新作もあるんだ!旦那!この子、借りてくよ!」
「ああ、後で返してくれ。」
「あっ!はっはっはっ!もちろんだよ!さあ!行くよ。」
「はぁい、では主様、ヤニスちゃん。 行ってきまぁす。」
アニスはドワーフの女性達に連れられて、奥へと入っていった。
うち等の装備も彼らに作って貰っている物が殆どなので、彼らにお願いした方が良い物があるので、お願いした。 俺らはそのまま家に戻って、待つ事に。
家につくと、屋敷の管理をお願いした執事の男性・ドランさんが声を掛けて来た。
「主様。 室内の清掃は一段落がつきました。 これからは調度品等の管理や主様の仕事がやりやすいように致します。 里の方々とのすり合わせもございますが、そちらは私めにお任せ願えますか?」
「ええ、お願いします。 私も対外的な事は出来ない事が多いので、街への対応もお願いすると思いますが、大丈夫ですか?」
「はい。 お任せを。 ただ、まだこちらが落ち着かないので、暫しお待ち願います。 ここの存在の隠匿もありますので、向かう際も細心の配慮も必要でございます。」
「すぐとは言えませんので、そこはお任せします。 よろしく。」
「はい。 畏まりました。」
執事のドランは、頭を下げて受けてくれた。
里の状況や他の外的な要因にも情報収集をしてくれることは、いままで自分ではでき切れなかった事なので有難い。
新しい仲間は、それぞれの役割を果たすべく、頑張ってくれていた。
こうして里内での安定感が増したのは、良い事だ。
シン達が里での生活に平穏が来たと思っていた時に、その平穏が奪おうとしている勢力が目を付け始めたのをまだ気が付かないのだった・・・。
それは少し後になる・・・。
少しずつではありますが、ブックマークして頂ける方がいて有難いです。
これからも頑張っていきます。




