お宅訪問
入学式も無事終わり家に帰宅したるい。
「にいに~ただいまー」
玄関を開けた瞬間、腹部に大砲が飛んできた。
「げふっ」
妹の胡桃が満面の笑みでおなかに突き刺さっていた。
「にいにまってたんだよ。」
(わが妹ながら天使!!オーウェイ)
胡桃の可愛さに悶えていると母親がやってきた。
「あらあら仲良し兄妹ね。あ、るい帰ってきてすぐで悪いけど胡桃と一緒にお隣の夏虹ちゃんのところ行ってきてもらってもいい?この前、夏虹ちゃん来てくれた時、胡桃寝てたのよ。せっかく女の子同士だし仲良くしてほしいからね。ちょっと挨拶してきて。」
(え?母今なんと?神ですか。あなたは神ですか。)
「あ、うん。わかった。」
「やったー、おねえちゃんにあえる!」
「んふふ、じゃあよろしくね。」
妹という装備を手に入れた。
ピンポ~ン。
「はぁい。え、るいくん。」
でできたのは夏虹だった。
そしてちょっと嫌そうな顔をされた。
(いやーこっちはもう大人だからね。慣れてるよ。そんな顔。、、、うん泣いてないよ...)
「なにかようですか?」
「ちょっと妹を連れてきて。この間来てくれた時、寝ちゃってたから。」
「こんにちは。もうりくるみです。よろしくおねがいします。」
ぺこっと頭をさげた胡桃を見て
「わぁぁ、かわいい。くるみちゃん。よろしくね。わたしはなつなっていいます。」
「なつなおねいちゃん!」
「かわいい!ねえくるみちゃん。おはなししましょ!」
夏虹は胡桃に夢中になっていた。
(そういやこの二人やけに仲良かったよなー。やっぱ夏虹は一人っ子だし妹ほしかったのかな。・・・ん、てかこれチャンスじゃん!胡桃と夏虹が仲良くなるじゃん。んで俺と夏奈が仲良くなるじゃん。もうばっちりじゃん!)
「あ、じゃあ僕も~」
さりげなく一緒にお邪魔しようとする、るい。
「え、るいくんも。。。」
「こら夏虹。るい君に意地悪しないの」
(夏虹ママありがとう。もう泣きそうだけど。)
なんとか夏虹の家には入れてもらえた。
(なんだかんだ夏虹の家初めて入るわ。めっちゃドキドキする。っておれ中身おっさんのくせに小学生の家に入って何言ってんだ。落ち着け。。俺はロリコンじゃあない!)
なんだか無駄に緊張した後、リビングでケーキをご馳走してもらった。
「くるみちゃんは、なにしてあそぶのがすき?」
「おままごとがすき!」
「じゃあこんどなつなおねいちゃんとやろっか!」
「やったー、じゃあおにいちゃんとさんにんでしよ!」
「えーるいくんも。」
すごく不服そうな夏虹。
「なつなおねいちゃん、、、だめ?」
(でたー必殺、うるんだ瞳!女性の最大の武器にして幼女が使えばその威力はまさに100倍!さあどうする夏虹)
「うっ、じゃあるいくんもいっしょで。」
(きたぁぁぁ、ナイス胡桃。こんな妹を持てて兄は嬉しいよ。ビッチとか言ってごめんね)
心の中で深く謝罪しました。
「じゃあ今度の休み、公園でおままごとしよっか。」
「うん、するー」
「しかたないからやってあげる」
なんとか約束をこじつけることができた。
(よし、こっから好感度がんがんあげるぞ~)
るいはとても意気込んでいた。
このおままごとであんなことになるとは、、、まだこの時は誰も知らない。




