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食せ、さすれば与えられん  作者: 皐月皐月
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第四話

 「今日は訓練は無しだ。一日を自由に使ってくれて構わない」


スティーヴと魔術師先生(名前は確かローレンスだ)からのお達しである。


 この言葉に狂喜乱舞したのは、誰あろう、実は賢介だった。騒ぎ散らしたわけではないが。要は、今日だけは他人から干渉を受けずに済むということである。日々忙しく、知識を蓄えるにも、何をするにも時間が足りなかったのだ。渡りに舟とはこの事だろう。兼ねてから決めていた、国立図書館へ向かおうと意を決した賢介が、意気揚々と部屋を出ると、階下にクラスメイトらが屯しているのが見えた。


「(…全員居なくなってから向かうか。なに、時間はたんまりある。焦る必要はない。急いては事を仕損じる、という名言もある。まずは部屋に鍵を掛けて居留守を決め込み、全員が消えた所を狙い澄まして出ていくとしよう。うむ、完璧だ)」


惰眠を貪るには微妙な時間なので、賢介は前もって借りておいた本を読む。


 訓練の合間を縫って、何度か図書館に通っていたのである。その際に、この世界の歴史、地理に関連する本を借りておいたのだ。今日はこれを返却し、新たな読み物を確保した上で、クラスメイトが誰も居ない静謐な図書館で、まったりと一日を過ごすのが目標だ。予想ではあるが、あの連中は街に繰り出して行くだろう。今時の高校生にとっては刺激が少ないかも知れないが、夜になれば、寧ろ刺激的なイベントもあるかもしれない。酒も飲める。こちらの世界では、飲酒は16から可能なのである。


ノリは完全に大学生のそれだが、頭の軽い連中がそこで留まってくれるに越したことは無い。

平穏無事な一日を送ること。それが賢介の目標なのだから。

すると、扉の外から大柳の声が聞こえる。


「ねー、麗華ちゃんと雪乃も一緒に行かない? 街見学しに行こうよー」


「ヤダ」


「あたしもー」


「えー、何で何で? なんかやることあるの?」


「んー、まぁね」


「え、なになに、麗華ちゃんどこ行く系?」


大柳の健気さに涙が出そうである。

それに対してあの二人は容赦がない。にべもない、とはまさにこのことだろう。


「麗華とあたしは、名所巡りするの」


「え、なにそれ、超楽しそうじゃん」


おい大柳。思わず心中でツッコミを入れる賢介である。

その時だった。


「なんだ、大柳と麗華と倉橋まで揃って…」


鴻上がやってきた。


「あ、新十郎。麗華ちゃんと雪乃が、名所巡りするんだってさ。面白そうだし、一緒に行こうぜ?」


いつの間にか一緒に行くことが前提になっている大柳。

鴻上は一つ唸ると、面白そうだな、と一言。どうやら、ここは四人で今日一日を過ごす事になりそうだ。


「んー…」


「麗華、ま、良いんじゃない? それなら、華怜とかも誘おう?」


「うん、そうだね」


「華怜も呼ぶ系? なら俺声掛けとくわー」


「任せたー」


不服そうな姫路を上手く宥めた倉橋。

もしここで、万が一にも賢介の事を言い出されては困るので、賢介は倉橋に感謝するのだった。


「俺も下で待ってるよ。出掛ける時は声を掛けてくれ」


「あいよー、そんじゃまた後でね、新十郎」


「ああ」


大柳が去っていくと、続くように鴻上もその場を後にしたようだ。

残されたのは姫路と倉橋である。場所は賢介の部屋の前。

若干嫌な予感が過るが、平静を保つ。居留守を決め込めば問題は無い。


コンコン。


控え目なノックだったが、まるで心臓を直に叩かれたかのように感じた。

まさか、本当にそんなことをするとは、賢介も思ってなかったのだ。


「賢介くん、起きてる?」


決して大声ではないが、すっきりとした奇麗な声は、扉越しでも明瞭に聞こえる。

本来なら何か返答をすべきなのだろうが、状況が状況だ。下手な手は打てない。

もし、鴻上や大柳と運悪く鉢合わせすれば、賢介のプランは台無しになる。


心を鬼にして居留守を決め込む。


 一応、他の連中よりもスペックが劣るくせに、他の連中よりハードな練習を重ねているので、疲れて寝潰れている、という設定である。これなら無理はない。扉をこじ開けて入ってこない限りは。さすがにプライベートはそれなりに厳守されているだろう。実は軽く殴った程度で扉が壊れる。なんてトンデモな仕掛けが施されているとは思えない。と言うかする意味がない。


案の定、声を掛ける以上の何かはない。


「賢介くん、今日は一日自由だから、こっちの世界の名所を回って来るね。その、意味ないかもだけど、気が向いたら、一緒に回ろう? これ、今日回るルート。ここに挟んでおくから、本当に気が向いたらで良いから。その、またねっ!」


「賢介ー、起きてんでしょ? というわけだから。無理はしなくていいけど、少しは考えといて」


あの馬鹿、俺が必死に居留守を決め込んでるってのに何て事を。

裏切者である倉橋に言い返したい賢介だったが、ふと思い返せば、思い当たる事がいくつかある。


 実地訓練において。賢介がボコられる度に何か言いだそうとする姫路を、毎度毎度抑えて諫めてくれたのは倉橋である。先程のやり取りでもそうだ。割と賢介が知らない所で、倉橋が活躍してくれているのかもしれない。賢介が知る部分でさえそうなのだから、きっと色々頑張ってくれているのだろう。そう思えば、意趣返しとばかりに、賢介を皮肉ったこの行為にも頷ける。


と言うか。

そもそも、賢介は前々から不思議なのである。

姫路は何が理由で賢介にここまで構うのだろうか、という事が。


 誰かに言われるまでもなく、賢介は自分の魅力の無さに気付いている。少なくとも、姫路のような美少女に好かれるような性格でも、顔でもない。偏見かもしれないが。何かしら、気に入っている部分が無ければ、ここまで構ってはくれないだろう。賢介の何処を気に入っているのかは分からないが、少しは大人な対応を覚えて頂きたいものだ。倉橋のように。


倉橋が賢介を気に入っているのは、賢介が倉橋を気に入っているから分かる。

それは色恋沙汰のそれではない。一つの秘密を共有する、共犯者や共謀者のような感覚だ。

それでも、友人とか友達なんて、あやふやで不確定な言葉よりも、信頼がおける。


それはさておき、当然、姫路が色恋沙汰で賢介に気があるという事は無いだろう。

その線は絶対にない。ゲームならIfルートとして登場する事はあるかもしれないが。


「(なんだか罪悪感があるんだよなぁ…。はぁ、困ったヤツ…)」


根が良いからこそ対処に困る。

好意がある風に見せかけて、裏で嘲笑っているような相手なら容赦も情けも無いのだが。

姫路はそこまで演技派じゃない。何より、倉橋が何も言わないわけがない。


郵便受けのようになっている部分から、ぴょこっと一枚、メモ用紙のようなものがはみ出ている。


「『今日のルート』…」


どうやら、姫路もこの国周辺の地理を調べていたようである。


 モルディア帝国の領土、帝国領というのか、それは台形に似た形をしている。領土の広さは、明確ではないが、決して一日で散策できるような生半な広さじゃない。北海道…ぐらいはあるかもしれない。その帝国領の中に三々五々に散っている名所を回るのは、一日で出来る所業ではない。いや、違うか。彼らの場合は、移動系の技能も持っているから、何とかなってしまうのだろう。


取り敢えず、そうでも無ければ、人間には不可能な観光ルートを敢行するとは思えない。


「イヴィアの滝、エンジェルバース、ソラード大草原…」


それは、この地にあるレジャー雑誌のようなものの定番どころばかりだった。

中には独自に見つけたであろう、ディープな場所も幾つか見受けられるが。


「…ま、気が向いたらな」


わざわざ傷を負いに行くのは、理に適わない。

どうせ奴らは夜遅くまでスポットを回って、一時のアバンチュールを楽しむのだろう。

このクラスのトップ格が総出となれば、実質クラス一個団体で動くに決まっている。


 姫路や倉橋、大澤なんかにアピールする絶好の機会だろう。クラスの恋愛相関図なんぞに興味は無いが、モブキャラ的な連中がひっそりと恋仲になる可能性もある。一番のモブキャラがモブキャラ呼ばわりは頂けないか。吊り橋効果ならぬ、異世界効果が発生しているかもしれないのだから。そういう意味では、姫路に誰かとくっ付いて頂いて、少し落ち着きを持って頂きたいものである。


「…ん?」


何故か一瞬もやっとしたが、気のせいだろう。

きっと、実は心の底で、ああやって無邪気に楽しめる連中が羨ましいのかもしれない。

友人の居ない賢介には、決して出来ることじゃないからだ。


色々話は飛んだが、クラス連中がこぞって移動しているとこに突っ込むのは気が引ける。

余程テンションが上がらない限りは、可能性は無いと見てもらうしかない。


「…さて」


階下で馬鹿騒ぎする声が薄くなり、静謐さを取り戻した城内。

こそっと扉を開ける。


誰も居ない。


良かった。

実は姫路や倉橋が何処かで待ち構えているんじゃないかと、疑っていたのだ。


「よし」


国立図書館に向かおう。


 国立図書館は城下街の外れにある。道のりは既にインプット済みだ。後は、人目を惹かないルートを歩いていくのみだ。一応、勇者御一行という御身分である。たった一人の例外因子が、その他大勢の評判を下げるのはよろしくない。逆に、そうやって一度泥を塗られておいた方が、面目躍如とばかりに評価が鰻上がりになるもかもしれないので、一概に良い悪いは言えないけれど。


それにしたって。


「俺のステータス、やっぱやばいよな…」



---------------


名前:金城賢介

Lv:11


能力値


筋力:32

耐久力:32

体力:30

敏捷性:32

器用さ:30

幸運:32

魔力:32

理力:30


潜在技能:『大食漢』

解放技能:なし


---------------



この有様である。

レベルが一つあがるにつれて、ステータス値が一つしかあがらないという現実。

一方、鴻上は。



---------------


名前:鴻上新十郎

Lv:11


能力値


筋力:420

耐久力:420

体力:420

敏捷性:420

器用さ:400

幸運:400

魔力:420

理力:400


潜在技能:『剣聖』『四聖魔術師』『神子』『覇王』

解放技能:『刀剣技術Lv120』『五属性適正』『魔術Lv120』『肉体強化Lv120』『魔力回復光速化』『殺気感知』『聖典の加護』『武装強化Lv120』『防御率無視』『種族ダメージ増加』『精神強化Lv120』『聖魔術』『暗黒魔術』『神剣』『魔槍』『ビーストテイム』『神速』『ドラゴンライダー』


---------------



と、言った具合だ。少しだけ技能も追加されている。

レベル毎に上がるステータス値が十倍も違う。


 ステータスボーナスは、主に技能数に左右される。ボーナス加算値も十倍違う。賢介が加算値2に対して、鴻上は20である。ステータス値、そしてステータスボーナス加算値、ここでぴったり十倍差が開いているのだから、もう負けを認めるしかあるまい。元々のスペックでさえ大差をつけられているのだ。仮に賢介が死ぬ気でレベルを上げたとしても、鴻上がレベルを一つ上げるだけで一気にその差は縮まってしまう。


「いや、やはり俺には関係ないか…。どうせ、俺はこの世界に骨を埋めるしかないんだ…」


 仮に勇者御一行を外れたとすれば、賢介には最早帰還の可能性は無い。勇者が『魔獣王』を倒す事の見返りに元の世界に返してくれるわけである。それを、呑気に勇者稼業を放り出して、この世界で平穏無事に暮らしていた奴が『魔獣王』を倒した途端に戻ってきて、んじゃ帰りますか、というのは都合が良すぎる。というか、帰ってからが地獄だ。学校での「いじり」は苛烈を極めるだろう。


気落ちするテンションを何とか上げる。

ここは異世界だ。恋愛シミュレーションこそないが、ケモミミもエルフも居るパラダイスである。


「…そうだな。そういう人生も悪くない」


後ろ向きにポジティブな姿勢を示しつつ、賢介は階下に下る。

すると、偶然にもオルディナと出くわす。


「あら」


「…どうも」


此方に気付いた様子で、にこやかな笑みを浮かべて会釈をする。

それに倣って賢介も会釈を一つ。


「今日は皆様お出掛けになられたのですか?」


「そう、みたいですね」


「賢介様は何を?」


「え? あ、あぁ、いや、ちょっと寝過ごしちゃいまして。皆より練習量が多いからかなぁ…」


普通雰囲気で気づけよ。賢介は心中で毒づく。

しかし、オルディナは賢介が逸れ者であぶれ者である、ということを本当に知らない様子だ。

呑気な人だな。


いや、待て。

賢介様?


 オルディナとは面識こそあるが、お互いのプロフィールを公開し合うような仲ではない。仮にプロフィールを相手が一方的に知っていたとしても、賢介は特別取り柄も無い、勇者らしからぬタイプだ。鴻上や姫路、倉橋、大柳や大澤あたりを覚えているのは至って普通だが、賢介の事を記憶しているのは結構異常だ。落第生、という烙印は押されているかもしれないが。それでも、一国の国教を担う主神様が、直々に覚える必要のあるものではないのは確かだ。元々記憶力が良いのだろうか。


賢介の疑心の念を知ってか知らずか、多分後者だろう、呑気な様子でオルディナは続ける。


「あらあら。練習熱心なご様子で、何よりでございます。麗華様や雪乃様はもうお出掛けになられましたか? もしいらっしゃるなら、少しお願いしたい事があったのですが…」


「姫路と倉橋…? あいつらは少し前に出て行きましたよ、皆と」


「あぁ、やはりそうですか。昨日も少し、お話は伺っていたのですが…。これはわたくしのミスで御座いますね。仕方ありません。これはまたの機会に致しましょう。では、失礼致します、賢介様」


「あの。俺で良ければ、その、頼み事、引き受けますけど。俺に出来ないなら、無理ですけど」


「本当ですか?」


ぱぁっと表情を明るくするオルディナ。

こんな顔をされてしまえば、今更無碍に断るのも酷と言うものだろう。

どうせ時間はあるのだ。


「はい」


「それでは、お願いできますか」


「いいですけど、何をすれば?」


「はい。ええっと…。そうですね、まずは、城下街にある『サラス修道院』にこれを」


そういって手渡したのは、小さな丸底フラスコみたいなものだ。

口元に十字架があしらわれているのを見るに、聖水の類だろうか。


「その通りで御座います、これはわたくしが精製した聖水。これを『サラス修道院』の教区司教を務めている、エイラ、という者にお渡し下さい」


「エイラさん、ですね」


「はい。そして、重ね重ね申し訳無いのですが、これを『スヴァル大神殿』に納めて頂きたいのです」


そう言って差し出されたのは、豪奢な布で包まれた長方形の何か。


 手渡された感じは、木箱のように思える。中に何が入っているのかは分からないが、取り敢えず丁重に扱わないとまずいものだろう。仮にも神殿に納めるものだ。実際の重量以上の重みを感じつつ、そっと聖水をポケットに滑り込ませる。優先度はこちらが高いからだ。


「一応、持ち歩きが不便ですので、これを」


そう言って手提げバッグのようなものを手渡される。滅茶苦茶大きいやつだ。


「ありがとうございます…。これを『スヴァル大神殿』に納めればいいんですか?」


「はい。管理を務めているセレーヌという者が居りますので、お渡し頂ければ」


「セレーヌさんですね。分かりました」


そう言って物品を預かる。

ふと、気になった疑問があったので投げかけてみる。


「あの、つかぬ事お聞きしますが、何故姫路と倉橋にこれを頼もうと思ったんですか?」


「麗華様と雪乃様は、時折わたくしの聖堂に足を運んでくださいまして、色々とお話を聞かせて頂いているのです。お二人は自ら足を運んでくださいますので、わたくしも代わりと言っては何ですが、こちらの史実をお教えしているのですよ。逸話や、童話などもお話しますね。なので、他の勇者様方より触れ合う機会も多く、そういった方に頼み事は任せるべきでしょうから…」


「なるほど、そうでしたか。すいません、変なこと聞いて」


「いえいえ、ふふっ、賢介様はお話に聞く通りの方なのですね」


「は、はい?」


「麗華様と雪乃様は、よく話してらっしゃいますよ、賢介様のこと」


「…そうですか」


「実に楽しそうで、わたくしも一度、お会いしてみたいと思っておりました。まさか、こんな形で出会うことになるとは、神様も粋な計らいをしてくれるものですね」


「…ははは、そうですね」


「長くお引止めするのも申し訳ありませんので、お先に失礼致します」


「はい。届け終えたら、夕食前には報告に向かいます」


「お手数をおかけして申し訳ありません。ありがとうございます」


ぺこり、と流麗な動作でお辞儀を一つ。

静々と城内に消えていくオルディナの後ろ姿をぼーっと眺める。


「はぁ」


楽しそうに話している、か。


 オルディナの反応を見る限り、負の方向の意味合いは無さそうだ。一応は聖職者、そんな人の前で、姫路や倉橋が人様の悪口を言えるほどメンタルが強いとも思えない。聞いた通りの方、というのが、良い意味なのか悪い意味なのかは判断に困るが、前者だと考えておこう。人の悪口を平然と言うヤツを信頼出来るような人でも無さそうだ。後者だとすると、倉橋も敵に回り、精神衛生上よろしくない。


まずい、負のサイクルに巻き込まれつつある。

人を信じられない、というのは中々重症かもしれない。


「…取り敢えず、半信半疑という判定でどうだろう。倉橋は除いて、な」


いまいち距離感の掴めないクラスメイト相手に、知らず知らずのうちに溜息が一つ。

また一つ幸せが逃げていく。いや、もう幸せなんて生温いものは皆無に等しいのだが。


「まずは、サラス修道院、だったか」


予定外の外出がプランニングされてしまったが、それもまた一興だ。

公的な理由で街に繰り出せば、後ろ指を差されることもあるまい。


「さて、行くか」


若干鈍った足先を玄関に向けて、ゆっくりと歩きだす。

まだ一日は始まったばかりである。






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