SF月刊ランキング(2012.4)
MMOをすっぽ抜いたものをご用意しました。
●VR、ゲームという単語の明記されたものは問答無用にすっぽ抜いてあります。一作のみ、ゲーム内ではなく現実が舞台の作品についてはSFと認め、ランクに加えました。*印の注釈添付。
●一部、MMO臭はないもののSF臭もないという作品もすっぽ抜いています。
●題名、あらすじで判別の難しい作品は内容を読み、SFであることを確認の上でランクに加えています。
●SFか否かの判断は、選定者の定規で決めています。
●ランクは4月のみの分なので、総合ポイントになると順序が変わるものです。総じて評価の高い作品群であるという、目安として判断してください。
1位(17位)『Fの軌跡』ひこうき氏
2位(18位)『悠久のユウ』シール氏
3位(21位)『Raison d'etre 』シール氏
4位(22位)『サイハテの砦』楠木潤氏
5位(28位)『晦冥の底から』歌瑞氏
6位(29位)『Rewrite Bullet』F20C氏
7位(52位)『セカンド・エース~二番手な彼と一番な彼女~』中村左千夫氏
8位(53位)『零の視界』神宗 永遠氏
9位(55位)『ノア・アームズ』ケフィア氏
10位(56位)『それが全能結晶の無能力者』詠見嫌氏
11位(61位)『空想科学時代劇(仮)』ジモチ・デ・ヘルニア氏
12位(62位)『やがて銃声果てるまで』飽和氏
13位(64位)『とある狗の《仮面舞踏会》』おけむら氏
14位(65位)『狂った世界の機甲神』オズワルト氏
15位(67位)『機巧アリスに口付けを』水守秀一氏
16位(72位)『NoEND』終人氏 *MMO題材のSFにつき入れます。
17位(74位)『正義の味方は俺の嫁』でーぶ氏
18位(75位)『着鎧甲冑ヒルフェマン』オリーブドラブ氏
19位(76位)『2:8』松浦アエト氏
20位(77位)『異世界じゃないよ?』乱読家氏
21位(81位)『社長補佐物語(仮)』crow氏
22位(83位)『幾万回ものバッドエンド』ロキ氏
23位(87位)『海底戦記アビスグレーター』ろんぴん氏
24位(88位)『ポン・デュ・ガールは永遠に』デクストラ・シニストラ氏
25位(93位)『人類は滅亡しやがりました。』鴉野兄貴氏
26位(94位)『Star-line(修正版)』北野鉄露氏
27位(95位)『エキストラセンソリーな日々。』黒咲彼岸氏
あとはランキング表にないので書けなかったです。運営、マジで分けやがれください。
どれも、人気ジャンルのVRMMOを押しのけてのランクインという事で、クオリティ高いです。SF作品を書いてみようかと考えている作者さんは、まず全部に目を通せ。という事で紹介。
こ れ が S F な ん だ よ 。
(ログホライズン系統をSFとするかどうかはかなり悩みましたがキリがなくなるので割愛。NoENDについては、読んでみて完全にSFと判断したのでランクインさせました)
思うに。
『ファンタジー』でもない、『SF』にするにも苦しい、VRMMO作品・・・これらこそ、『冒険』に突っ込むべき作品群じゃないのか?
『冒険』=『現代あるいは近未来舞台の空想活劇作品』
ゲーム内に似た異世界転移の場合、システマチックな科学パーツがどれだけあるかによっては、『ファンタジー』でなく『SF』だろうし、NoENDのようなシステムの暴走そのものがテーマなら完全に『SF』だしな。
読者の混乱を避けるためにも、ファンタジーかSFかの判別抜きに出来る『冒険』に入れるべきと思う。
『冒険』と『その他』ってのも、判別不能だなぁ・・・。
けど、ゲームを媒体に異世界転移ってだけなら、これをSFに入れるのは確実にジャンル違いだろ。