第二回スコップ
はい、わたしは実は小説を読むのが大嫌いです。(笑
書くのは好きですけどね。
それでもまぁ、必要最低限くらいはと学生時代はムリして読んだわけです。読み易い文章なら、集中して一気に読んでしまえるけれども、やっぱり文章って個人の感性ってのがあると思うんです。
プロの作品は大概読めたんですけどアマチュアは……ムリ、ダメ、ゴメン、て感じが多かった。さすがに話題に乗るほどの、宮部みゆきだとか東野圭吾だとか松本清張、横溝正史なんかはスラスラ読めるんだけどもね。堅い文体、ライトな文体は関係ないですよ、読み易いかムリゴメンかはなんかの基準がある。
論語とか、相対性理論とか、普通に読めるわけですから。
何が、分けるんだろうか……。
追加:論語とかは翻訳者がお上手だった、という結論ですわな。話題と聞いてた海外SFが、翻訳がお粗末で読めなかったというのがあったから。……権利関係で翻訳が独占状態になるのはホンッッと、なんとかしてくれとか思いませんかぃ?orz
では本題。本日は60ページ目から掘ってみましたー。
わたくし、題名もあらすじも読まずにいきなり本文行きます。半分読んで判定。
あ、申し訳ないけど短編及び1ページだけ作品は今回触れずにパスしております。
本日一作目
『ピュアダーク』
(非公開処置されてたりするんで、コード等は出しません。)
文章的に、まごついたり奇妙になったり、ちょっと引っかかる部分が多いわけですが。
それ以上にストーリーの進め方が上手です。引っかかり、引っかかり、読みにくいギリギリなんだけど、話の続きが気になって読み進めてしまう。そして三話目から格段に文章が進化するので安心。
現代の、たぶんアメリカンな舞台でのオカルトファンタジー。完結してるのはいい。
後でじっくり最後まで読んでみる。
……そうか、解かってきた。三人称かどうか、だ。
三人称の方がわたしは馴染むらしい。
んでは二作目
『キリシア大陸物語』(Nコード:N8374W)ホーネット氏
題名省略してますがまぁ問題ないでしょ。昨日に続き、文章ばっちり、内容申し分なし、な作品に巡り合えました。ただ、完全に内政。派手に暴れるシーンとかは今後も期待出来るかどうか怪しい、というよりそういう系統の話ではない。けど、小難しい政治駆け引きでニヨニヨ。バックボーンがしっかりしてると、書くものがこんだけ違う、という感じで、自身のなんちゃって内政をちょっと恥じてしまった。
んでは、色々と更新もきてるんで本日もこれにて御免。