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■ ユニコーン戦士ホズラック
ユニコーン族の族長の息子であるホズラックは、族長の家系に相応しく、大変立派な角を有している。
だが、その角は”作り物”だった!
反族長派が暴き突きつけたその事実に、族長は「こいつは影武者であり、本物は修行の旅に出ている」と咄嗟の嘘をつく。
実際の所は、ホズラックが幼少のみぎり、ある魔法の剣で角を切られてしまったのだった。本来ならば再び生えてくるのだが、魔法の効果からか一向に再生する兆しがない。そこでやむなく、作り物の角を装着していたのだった。
「ホズラックよ。呪いを解く方法を見つける旅に出よ。それがかなわぬ時は、そなたを廃嫡するから、その覚悟でな」
族長は、そう言って彼を突き放した。
ホズラックはやむなく村を後にして、自らの呪われた人生を撥ね退ける旅に出る。
彼の掛けられた魔法とは何か?その目的は何か?何故、反族長派に秘密がばれたのか?
様々な謎を秘め、若きユニコーン戦士の運命を切り開く戦いが、今、始まる(かも知れない)。




