表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

#5 絶体絶命!

「この前の件は加点だね」「この前ってのは…あの笹木のやつか(番外編参照)」今、俺はリビングでゆったりして、スローライフを満喫している所だ。段々、レイとの生活にも慣れてきた。そりゃ、問題もあるけれど…この前の時は大変だった。土砂降りの時、ずっと外に出て、ペンダント捜しという、任務をこなしていたため、風邪をひいてしまった。一緒にいたレイは風邪をひいていなかったけど。やっぱり、人間じゃないのかな…多分。ボーッとしていると、

「どうしたの?」

と、レイが顔を覗かせた。「イヤ、何でもない…」

俺は思い切って聞いてみた。

「レイって…人間なのか?」

レイはしばらく黙っていたが、

「分からない」

と、言って、外に出ていってしまった。俺は何だか罪悪感に追われてレイを捜すことした。


外に出ると冷たい風が吹き付けてきた。時たま、思い出したように、レイ!と、呼んでみたり、電話を掛けてみたりもしたが、効果はなかった。しばらくとぼとぼ歩いていると、目の前の地面にナイフが突き刺さっていた。俺が後退りするとナイフが雨のように降ってきた。ふと上を見ると、建物の上から、誰かが俺目掛けてナイフを投げている。逃げながらだから、顔は分からなかったが、多分…女だ。とりあえず、路地に隠れて、様子を見ようと考えた。隙を狙って、路地に転がりこんだ。ここはちょっとした土地勘がないとわからない場所だ。ホッとしていると、そいつはここに気付いた。まさか見つかるとは思っていなかった。土地勘があるやつか、あるいは…しかしそんな事考えている余裕は無かった…奴は、ナイフを投げる構えをしている。絶体絶命のピンチ!

<続く……>

急に2話位前からあとがきを書き始めましたが、かなりのハイペースで書いています。(一個、一個が短いので、苦にはなりませんが…)ここまで読んでくれている人は少ないと思いますが、どうぞよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ