story.02 入学
story.01の続きです!
いろいろあるかも…
ぜひ、読んでみてください☺
少弐
「まずは、先月やった霊力測定な。今日は、測定日だ。ゼロは、初めてだから…ムラサキ、だい!頼むぞ。」
ムラサキ
「はい、わかりました。」
だい
「はいよ〜。」
女子生徒たち 小声で
「ねぇ〜、あの子なんなの?組長も組長よね。成績トップの2人に任せるなんて…どういうつもりなのかしら」
ムラサキ
【これは、面倒ごとになりそうですね。どう対処したらいいのでしょうか。】
だい
【めんどくせー。女ってだりーな。】
少弐
「よし、測定室に集合な!そこで、担当教官に測ってもらえ!」
各々、測定室に行った。
直江〈東京組合本部所属陰陽師。特別養成学校の講師。女〉
「よし、測定する。いいか?下手したら後遺症が残ってしまうから気をつけるように!では、成績順に調べるぞ!まずは、だい!」
だい
「はーい」
部屋の中央に設置されている大きな水晶玉に手をかざした。
装置は、とても綺麗な水晶玉でその中に霊力を注ぎ込むと水晶の中に光が満ちる。その発光の強さで霊力を測定する。水晶の上に設置されているモニターに数値としてランクと共に映し出される。
ランクは
一般人 0〜5,000
E 級 5,000〜20,000
D 級 20,000~40,000
C 級 40,000〜60,000
B 級 60,000〜75,000
A 級 75,000〜100,000
S 級 100,000〜
S S 級 500,000〜
特別階級(霊力に特性があり普通の陰陽師とは違うオリジナルの術が使える、特有霊力保持者。または、他のものと比べられないほどの霊力を保持しているもの、別格霊力保持者。その両名を特別監視対象階級としている。)
直江
「よし、もう大丈夫だ。…S級だな。霊力値は30万だ。前回より2万伸びている。頑張ったようだな。」
だい
「まぁまぁ、か。ありがとうごいました!」
直江
「次、ムラサキ!」
ムラサキ
「はい」
ムラサキが水晶玉に手をかざした
直江
「よし、大丈夫だ。S級だ。霊力値は34万だ。前回より1万増えているようだな。頑張ったな。どんどん測るぞ…」
それから順調に測定が終わっていった。
直江
「よし、最後に…ゼロだな。ムラサキ、だい。補助に入ってくれ。」
ムラサキ・だい
「はい」
零蘭
「手をかざせばいいんでしょ?」
ムラサキ
「あぁ、強く注ぎ込みすぎないように。」
だい
「まぁ、気楽に行け」
零蘭
「わかった。」
手をかざし、力を込めた
ムラサキ・だい
「もういい!」
零蘭
「わかった。」
直江
「…ゼロは、測ったことはあるか?」
零蘭
「ない」
直江
「そうか。…あとで、通達する。これで、午前は終わりだ。昼食を食べて教室棟に集まるように!」
生徒たち
「はい!ありがとうございました!」
カフェテリアで養成学校の生徒は食事をとっていた。
ムラサキ
「ゼロ、何を食べますか?」
だい
「好きなの選んでいいんだぞ!」
零蘭
「いらない。お手洗い行ってくる。」
零蘭がいなくなった。
ムラサキ
「面倒だ。」
だい
「そういうなって。俺らより2つ下だしよ。…妹に似てるんだ。」(すごく悲しそうに言った)
ムラサキ
「だい。」
だい
「悪い悪い。しんみりしちゃったな。」
ときを同じくして…本部長室で
直江
「ゼロの霊力測定の結果です。」
少弐
「やはり、そうなるか。ゼロにはS級の40万と伝えてくれ。これは、会議に出す。口外禁止とする。」
直江
「わかりました。」
少弐
「ゼロには封印を施す。実践を兼ねてムラサキとだいに任せる。あの2人なら問題ないだろう。」
直江
「そうですね。2人は軍を抜いて優秀ですからいいと思います。あの2人に連絡します。」
少弐
「あぁ、頼む。2人には第五演習場に来るように言ってくれ。ゼロには、何も言わず俺が呼んでいると伝えてくれ。」
直江
「わかりました。」
直江が部屋から出て行った。
少弐
「やはり、美奈の娘ということか。美奈の面影が残っていたからな。これは、陰陽局長(陰陽師のトップ)に報告、か。」
カフェテリアで
直江
「ムラサキ、だい。少しいいか。」
ムラサキ・だい
「はい。」
人気の少ないテラスの一角に来ていた
直江
「2人に、ゼロの封印をしてもらう。だいには移動制御をムラサキには術を施してもらう。ゼロの霊力値は525万だ。」
ムラサキ・だい
「え…」
直江
「制御しなくてはまずい。これが、見本の術の映像だ。ムラサキ、授業で触れているし自習でも練習していたから大丈夫だろう。頼むぞ。」
ムラサキ
「わかりました。」
だい
「ゼロには伝えたんですか?」
直江
「まだだ。2人は、第五演習場に来るように」
ムラサキ・だい
「わかりました!」
それから、直江はゼロを探し回った。
午後の授業の開始時間、第五演習場で
少弐
「ムラサキ、だいはいるな。ゼロはどこだ?」
ムラサキ
「授業が終わってからは会っていません。」
だい
「飯食べようって言ったらどっかいっちまった」
第五演習場に直江が飛び込んできた
直江
「本部長!ゼロがどこにもいません!」
少弐
「は!?ムラサキ!だい!探せ!今このことを知っているのはここにいるものだけだ!なんとしても探せ!」
ムラサキ・だい・直江
「はい!」
それから30分して
少弐
「ゼロ。どこにいた。」
零蘭
「秘密の場所?」
少弐
「答えになってない。まぁ、いい。お前の霊力は桁違いだ。だから、万が一暴走した時に備えてお前の体の中に術を埋め込む。」
零蘭
「そうなの?」
少弐
「あぁ、霊力が525万だな。仮だが、特別階級とする。」
零蘭
「特別階級?」
ムラサキ
「特別監視対象階級。霊力が多すぎて暴走したら大変なことになってしまう人に与えられる階級です。」
少弐
「あぁ。」
零蘭
「そうなんだ。」
だい
「そうそう!だから、術で封じるんだよ。」
少弐
「術には激痛を伴う。覚悟しておくように」
零蘭
「はい。」
少弐
「ゼロ、あそこにある椅子に座れ。」
部屋の真ん中には椅子が置いてある
零蘭
「はい。」
少弐
「だい、ムラサキ。ゼロの南と北に陣取れ。…よし、いいな。取り掛かれ。」
ムラサキ・だい
「はい。」
ムラサキ・だい
『二重遮断結界』
二重遮断結界:2人で行う結界術のこと。結界内の音を結界外に漏らさないようにする結界。
だい
『眷属召喚・紅玉玉響』
眷属召喚・〇〇:自分の眷属を召喚する術。〇〇には呼び出す眷属の名前が入る
紅玉と玉響は雪女の双子でだいの眷属である。
雪女の中でも上位妖怪である。
紅玉
「だい様!!!(抱きついた)何をすればいいの?」
玉響
「…だい様」
だい
「ゼロがあの椅子から動けないようにしてほしい。」
紅玉
「わかった!!」
紅玉
『淡雪術・残雪』
淡雪術:紅玉の使う術が淡雪術となる。
残雪:淡雪術の1つで、対象物から半径1mの円の中に氷を発生させてすべてを凍らせる術。これを解くことは難しい。
玉響
『白雪術・風花』
白雪術:玉響の使う術が白雪術となる。
風花:白雪術の1つで、雪が発生し風に乗りながら対象物に集まり氷となり対象物の移動を制限する術。
だい 大声で
「ムラサキ〜!終わったぞ〜!」
ムラサキ 大声で
「わかった!」
ムラサキ
『かのものの力が暴走せしとき、かのものの力を制御し、かのものらを守り内に秘めよ!体内封印制御術・紫陽花』
体内封印制御術:術者によって特徴が出る。ムラサキの場合は紫陽花がその特徴となる。対象者の周りに紫陽花の花弁が舞い散り、刃となったものが対象者に刺さり、全て埋まって行く術。術の完成の証拠に身体のどこかに術者特有のマークが現れる。ムラサキの場合は紫陽花の花のマークが体に現れる。
零蘭
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁああ!」(とても痛そうに叫んだ)
ムラサキ
「終わりました。」
少弐
「よし、ゼロの身体を調べろ。」
だい
「はーい。紅玉と玉響。頼むよ。」
紅玉
「はぁい」
紅玉と玉響が身体中を調べた。
紅玉
「胸のあたりにマークがある」
玉響
「紫色の紫陽花のマーク。」
少弐
「成功だな。ムラサキ、だい。よくやった。ゼロを連れて行き部屋で休め。」
ムラサキ・だい
「はい。」
ムラサキとだいがいなくなった。
本部長室では、ビデオ会議が行われていた。
少弐
「陰陽局長。神楽坂美奈の娘、神楽坂零蘭が入学しました。」
陰陽局長
「そうか。何の縁かのぉ。どのような処置を施したのじゃ?」
少弐
「特別階級として、体内封印制御術を施しました。成績優秀者のムラサキとだいが実行しました。」
陰陽局長
「そうか。これからも気にかけるように。これからの処遇は…」
story.03に続く
今回の新・登場人物について!
直江
東京組合本部所属陰陽師。特別養成学校の講師を務めている女教師。SS級の陰陽師である。男勝りな性格である。
紅玉
雪女一族の中でも上位妖怪である。双子の姉である。とても元気でとても喋る。雪女であるため氷系の術が得意である。怒ると怖いとか…
玉響
雪女一族の中でも上位妖怪である。双子の妹である。あまり喋らず無口な方である。雪女であるため氷系の術が得意である。怒るとすごく喋るとか…
陰陽局長
陰陽師のトップである。かなりのご老体である。陰陽師としては誰よりも強い。
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お読みいただきありがとうございました!
story.03もお楽しみに!☺