正気と狂気は紙一重
執筆しててなんですがこんな状況、絶対嫌ですね。
前回のあらすじ
思い出したけど思い出せませんでした。
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思考がフリーズした。30分ほど。
いやいやいやいやちょっとまて。え、マジで。ヤバくね。いったん落ち着こう。こういう時は深呼吸だ。ヒ、ヒ、フゥー。違ったコレラマーズ法だ。生まれちゃう。出るものないのに生まれ出でてしまう。もう一度、さん、はい。スゥー、ハー、スゥー、ハー。よし、今度は完璧だ。いや、完璧に深呼吸したからってなんなんだ。なにも解決してねーよ。眼鏡少年にプスッてされるヒゲオヤジでももうちょいマシな推理するわ。麻酔中毒患者よりヤバイって。そういやあのオヤジ致死量ぐらいプスられてる様な？おっと、だいぶ現実逃避したぞぅ。修正だ修正。えっと、深呼吸とラマーズ法の違いだっけ？違うちがう違ウチガウ。そうだ記憶が無いんだ。記憶喪失を思い出したんだ。うわ、スゲー字面だなコレ。無いもの思い出してどーすんだ。妄想か。・・・だれもツッコまんのかーい。ハハハッ誰もいねーから当然なんすけどね。ハハッ、ハハハハハハッ、クハハハハハハハっ、クヒッヤ、クケケコカコクッ、ゲヒュヒヒヒヒヒホヘマフォギャパポヒフェファくぁくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ
正気に戻るのに2時間くらいかかりました。
そのあとはもう必死で走り廻ったね。
誰でもいい、とにかく生きた人間を探した。
探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探し廻った。
木の根に引っかかった。それでも走った。
泥濘に足を滑らせた。それでも駆けた。
太い枝に激突した。それでも止まらなかった。
獣の鳴き声が聞こえた気がした。さらに加速した。
顔は涙と鼻水と血と汗でぐちゃくちゃになった。拭う時間も惜しかった。
枝や棘に引っかかり衣服はボロボロだ。かまいやしない。
探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探して探し廻った。
少しは明るかった景色がセピア色に染まった頃。
「そこに誰かいるんですか？」
天使に出会った。
ようやく冒頭の少女登場です。
