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エピソード 3ー2 クラウディアの願い

 ゴシックドレスを身に纏う、金髪ツインテールの美少女。護衛を引き連れて静かにたたずむのは、この島を支配する伯爵の娘――ローズ。


「えへへ、ユズキお兄さん、ようやく見つけたよぉ~」

 無邪気な微笑みを浮かべる。

 その瞬間だけを切り取れば普通の可愛いらしい女の子だけど、騙されてはいけない。ヤンデレ達の腕を無慈悲に切り飛ばしたのはローズである。


「ユズキお兄さん、ユズキお兄さん。そんな女なんて放っておいて、お家に帰ろうよぉ。私がエッチなご奉仕、一杯、いーっぱい、して、あげるから!」

「ま、待ってくれ! 俺はこいつから解毒剤をもらわなきゃいけないんだ!」


 ユノを無力化してくれたのは助かったけど、クラウディアが救われたわけじゃない。と言うか、ローズもヤンデレだから、状況はちっとも好転していない。

 俺は必死に解毒剤がいるんだと訴えた。


「……解毒剤? もしかして、その女の言いなりになってたのって、解毒剤が欲しいから?」

「あ、ああ。……そこで倒れてるクラウディアを助けるのに、解毒剤が必要なんだ」


 ローズはそんな俺の視線をたどり、地面に倒れ込んでいるクラウディアに視線を定めた。


「……この女がクラウディア? お兄さんとどういう関係? どうして、お兄さんがこの女のために解毒剤を欲しがるの?」


 金色の魔眼は爛々と輝いているのに、右の蒼い瞳からはハイライトが消えている。

 これは完全にヤンデレっている。俺がローズの元から逃げたことに加えて、ヤンデレタイムでヤンデレランクが上がっているからだろう。


 そんなローズに、クラウディアのことを打ち明ける。それがどんな結果に繋がるのかは分からない。もしかしたら……と言う可能性もある。

 でも、他に方法はないから。


「クラウディアは、俺を庇ってくれた、大切な女の子なんだ」


「……ユズキお兄さんの大切な女の子? へぇ……そうなんだ……」

 ローズは俺の言葉をかみ砕くように繰り返し……

 そして一呼吸置いて、クラウディアの元へと歩み寄っていく。


「おい、ローズ? クラウディアになにをするつもりだ! ローズ!?」


 手足を縛られて動けない俺は、必死にローズに呼びかける。だけど、ローズはそのままクラウディアの側に膝を突いて――


「……キュア・ポイズン」

 魔法陣を展開。解毒の魔法をクラウディアに使用した。


「……ローズ?」

「焦りすぎだよ。私がユズキお兄さんの大切な、それも恩人の女の子に危害なんて加えるはずないでしょ?」

「……そう、なのか?」


 俺を監禁するために、魔眼を使ったり、手足を奪ったりしたヤンデレのセリフとは思えないんだけど……ローズなりの基準があるんだろうか?

 ……まあ、この際それは良い。問題は、クラウディアが変わらず苦しそうなことだ。


「衰弱の呪いの効果で、クラウディアには回復系の魔法が作用しないんだ」

「……魔法が? そっか。だから毒を治すには解毒剤がいるんだ。ねぇ……貴方。貴方はそれを知ってて、ユズキお兄さんを庇ったの?」

「……だったら、なんだって……はぁ、言うん、ですか……?」

「うぅん。なんでもないよ」


 ローズは一瞬だけ優しげな微笑みを浮かべた――ような気がした。でも直ぐに立ち上がり、俺の直ぐ側でのたうち回っているヤンデレ女の元へと歩み寄っていく。


「くっ、来るな! 来るんじゃないよ!」

 ヤンデレ女は、慌てて逃げようとする。だけど、両腕を失って上手くバランスが取れないのだろう。無様に血だまりの上にすっころんだ。

 ローズはそんなヤンデレ女の背中を踏みつけ、その動きを封じてしまう。


「ねえ、貴方。解毒剤はどこにあるんですか?」

「げ、解毒剤?」

「ええ、貴方が持っているんでしょ?」

「そ、そんなものは持っていない!」


「――嘘をつくな! さっき、クラウディアの毒を治して欲しければ、自分の言うことを聞けって言っただろ!」

 二人のやりとりを聞いていた俺は、思わず口を挟む。


「……って、ユズキお兄さんは言ってるけど。もしかして……嘘だったのかしら? だとしたら、今度はその舌を引っこ抜く必要がありそうですわね?」

「ま、まままってくれよ。あたいは嘘なんてついていない! キュア・ポイズンで、毒を治すつもりだったんだよ!」

「……つまり、解毒剤は持っていないと?」

「あ、ああ。魔法が効かないなんて、知らなかったんだよ!」


 ヤンデレ女の言葉を聞き、俺は絶望の底へと叩き落とされた。だけど、そんな俺とは違い、ローズは即座に護衛を見た。


「――リリア!」

「既に診療所に人を走らせ、受け入れの準備をさせています。彼女を運べば、直ぐに処置をしてくれるでしょう」

「良くやりました。直ぐに彼女を診療所に運ばせなさい」

「――はっ! 直ちに!」


 リリアと呼ばれた赤髪の女性――馬車を護衛していた女性剣士だ。

 その彼女が隊長かなにかだったのだろう。他の二人に命令、クラウディアはその二人によって運ばれていった。


「それと、ユズキお兄さんを襲った連中を拘束して、憲兵に突き出しなさい。我がブラッド家の領地で不届きを働いたものを許してはなりません」

「――はっ!」


 矢継ぎ早に出されるローズに指示に従い、護衛がヤンデレ女を拘束。そのままどこかへ連行してしまう。

 それからほどなく、ローズは俺の前に膝を突いた。


「ユズキお兄さん、大丈夫? 今拘束を解くから両手を出して」


 さっきまで伯爵令嬢として振る舞っていたローズだけど、俺に対しては歳相応な普通の少女のように話しかけてくる。

 そんなローズに戸惑いながらも、俺は両手を差し出した。

 直ぐに、両手を拘束する縄が切断され、次に両足を拘束する縄も切断される。


「……ありがとう、助かったよ」

「気にしないで。それよりもユズキお兄さん。クラウディアさんのことなんだけど……」

「あぁ……聞こえてた。診療所に運んでくれたんだよな、ありがとう」

「うぅん、お礼の必要はないよ。それに……間に合うかは……」

「……え?」


 意味が分からなかった。いや、分かりたくなかった。だけど、ローズはそんな俺に向かって淡々と告げる。クラウディアが助からないかもしれない、と。


「……どう、して? 診療所がここから遠いのか?」

「うぅん。そんなに遠くはないはずだよ。ただ、魔法と違って、解毒剤に即効性はないから。それに、背中に刺さった矢のこともあるし、正直……その、厳しいと思う」

「そんな……」


 これで助かる――と、希望を抱いていた俺は、絶望のどん底まで叩き落とされた。


「……ローズ。キミから逃げておいて勝手なお願いだって言うのは分かってる。だけど、お願いだ! 俺をその診療所に行かせてくれ!」


 クラウディアが無事なら、そのままローズに連れて行かれても良いと思っていた。だけど、助からないかもしれない。そんな風に聞かされて放ってはおけないと懇願する。


「ユズキお兄さん……いいかげんにしないと、いくら私でも怒るよ?」

「ごめん。でも、クラウディアは俺を庇ってあんな風になったんだ。だから……」

「だーかーらー、私がユズキお兄さんの恩人をないがしろにするはずないってば。私がそんな酷い女の子に見えるの?」

「え、それはその……見えてたんだけど……違うのか?」

 三角にした目で、じとぉ……と睨まれてしまった。


「……ユズキお兄さん?」

「い、いや、だって……ローズはヤンデレ、だよな?」

「たしかに私はヤンデレだし、ユズキお兄さんと出会ってからはランクが上がってるよ。でも、ヤンデレなのと、恩人に礼を尽くすかどうかは関係ないでしょ?」

「それは……えっと、そう、なのかな?」

「そうなの!」

 ……そうらしい。


「それにね。私だってホントは、今すぐユズキお兄さんをお持ち帰りして、私のお部屋で朝から晩までエッチなことをして、愛してもらいたいって思ってる。だけど……」


 ローズはそこで一度言葉を切り、少しだけ愁いを帯びた表情で微笑んだ。


「ここでクラウディアさんを見捨てたら、ユズキお兄さんに嫌われちゃうじゃない」

「……え?」

「私はどんなことをしても、ユズキお兄さんに愛されたいって思ってる。だけど、だからこそ、ユズキお兄さんに嫌われることなんて絶対にしないよ」

「ローズ……」


 予想外だった。

 ヤンデレと言えば、相手のことを考えない自己中。そう思い込んでいたから。


 でも、ローズは違う。確実にヤンデレだけど、ただの自己中じゃない。ちゃんと、俺のことを考えた上で全力なだけ……なんだ。

 いや、それでもヤンデレとして色々ヤバイのは事実なんだけどさ。


「と、取りあえず、俺を診療所に連れて行ってくれるってことで良いのか?」

「うん。もちろんだよ」

「……ありがとう」

 そう言って両手を差し出すと、ローズは「どうしたの?」と首を傾げた。


「いや、俺が逃げるかもだし、もう一度拘束するんだろうなと。あ、それとも、その魔眼に向かって約束した方が良いか?」

「必要ないよ。ここでクラウディアさんを置いて逃げるような人なら、私はユズキお兄さんのことを好きになってたりしないから」

「……あ、ありがとう」


 ヤンデレに死ぬほど愛されるスキルのせいなのか、なんなのか、特に理由もなく言い寄られることがほとんどだったから、具体的な理由を挙げられて動揺する。

 けど、今はクラウディアだ――と、立ち上がった。


「それじゃ、悪いけど、診療所まで案内してもらって良いか?」

「うん。もちろんだよ――リリア」

「――はっ!」

「貴方は私とユズキお兄さんを診療所に案内して。ほかの者は野次馬達に事情を説明して撤収させなさい!」

「かしこまりました!」



 ローズの護衛騎士、リリアに連れられてやって来た診療所。俺とローズは廊下にある長椅子で、クラウディアの処置が終わるのを待っていた。


 ほどなく、白衣――的な服を着た先生が部屋から退出してきた。俺は慌てて立ち上がり、その先生の元に駆け寄った。


「先生! クラウディアの毒は抜けましたか!?」

「解毒剤は飲ませたので、効果はじきに発揮すると思います」

「じゃあ助かるんですね!」


 喰い気味に問いかける。そんな俺に対して、先生の返事は――無言。俺の中で、まさかという考えが膨れあがった。


「……教えてください。クラウディアはどうなったんですか?」

「解毒剤を飲ませたので、やがて毒は消えると思います。ただ、毒に侵されてから時間が経ちすぎている。体中に巡った毒は、解毒剤でも直ぐには消せないでしょう」

「……つまり?」

「毒が消えるまで、彼女の身体は持たないだろう、と言うことです」


 目の前が真っ暗になった。


「……処置は、処置は続けているんですよね? 人工透析とか、生理食塩水の点滴とか。もし俺の血が必要ならいってください!」

「……じ、人工透析? 生理食塩水? それに貴方の血、ですか? それは呪術かなにか、なのでしょうか? 残念ながら、彼女に回復魔法の類いは利かないようなので……」

「呪術? なにを言って……」

 いるんだという言葉は続けることが出来なかった。


 魔石による明かりや上下水道などなど、なにかと便利な世界。だけど、日本のように科学が発展しているわけじゃない。だから、医学も中世のヨーロッパレベルなんだろう。

 当然、血液中の毒素を――なんて概念は存在しない。


 回復魔法を受け付けないクラウディアは、この世界においては既に処置する方法がない。つまりは――このまま、死を待つばかりだと言うこと。

 それを理解した俺は、その場にくずおれた。


 不老不死というスキルがあり、回復魔法も一通り存在している。そんな世界だから、死はもっと遠いものだと思い込んでいた。


 いや、実際に遠いものだったはずだ。


 でも、クラウディアには回復魔法の類いが発動しない。それがどういう意味なのか、俺はもっと考えるべきだった。


「ねぇ、お兄さん。クラウディアさんにはどうして、回復魔法が使えないの?」

「それは……衰弱の呪いが掛けられているから、らしい」

「だったら、その呪いを解除すれば、回復魔法が掛けられる?」

「……あ、そうだ!」

 俺とローズは先生へと視線を向ける。だけど、先生はゆっくりと首を横に振った。


「呪いを解く魔法――デスペルの使い手をギルドに派遣してもらったんですが、彼女の呪いは解除できませんでした。かなり高ランクの呪いのようですね」

「……彼女に掛けられた呪いはAランクでした」

「そう、ですか。どうりで……」


 先生と、そしてローズまでもが沈痛な面持ちで顔を伏せた。そう言えば、奴隷商もこの島に、クラウディアの呪いを解ける魔法の使い手はいないと言っていた。


 それだけ、クラウディアに掛けられた呪いが強力なんだろう。


 なにか他に方法は――と、考えた俺は、他人のステータスに干渉できる能力を思い出した。


「ローズ、俺にステータスウィンドウを見せてくれないか?」

「……え、急にどうしたの? 私もデスペルは持ってるけど、Dランクだよ」

「それでも、頼む。もしかしたら、なんとかなるかもしれないんだ!」

 俺は深々と頭を下げる。


「よく分からないけど……ユズキお兄さんになら、見せるくらいかまわないよ」


 さしてためらいもなく、ローズはステータスが俺に見えるようにしてくれた。

 そこに表示されているのは、なかなかにとんでもない表示の数々。だけど、今はそれらを気にしている場合じゃない――と、俺は回復魔法の項目に視線を向けた。

 そこには、クラウディアの申告どおり、デルペル:Dと書かれている。


 もちろん、このままじゃクラウディアの呪いは解除できない。だけど……と、俺は祈るような思いで、ステータスの最後尾。俺にだけ見えるという残りSPに目を向けた。


 残りSPは680。


 俺は自分のステータスを開き、デスペルの習得に必要なSPを見る。

 基準値は……200SP。つまりはDまでが1,200で。そこからクラウディアの呪いを解けるランク――AAまでは……4,600SP。ダメだ……まるで足りない。


 俺は最後の希望が潰えたことを理解し、思わず天を仰いだ。そんな俺を見て、ローズは察したのだろう。慰めるように、俺の腕を抱きしめた。


「えっと……ユズキお兄さん。辛いと思うけど、最期のお別れをした方が良いよ」

「……最期。そう、だな……」


 たった半日だけど、俺はクラウディアを買い取ってご主人様になった。もしクラウディアに最期の願いがあるのなら、聞き届けなくちゃいけない。


「先生。クラウディアと話すことは出来ますか?」

「……ああ。意識は辛うじて残っている。長くは持たないだろうから……急いだ方が良い」

「分かりました、ありがとうございます」


 俺は先生に頭を下げ、クラウディアのいる部屋へと足を踏み入れた。魔石による明かりでぼんやりと照らされた部屋の片隅。クラウディアは質素なベッドに寝かされていた。


 処置に必要だったのだろう。ヴェールとブラウスが取り払われ、顔と胸に広がる火傷の痕があらわになっている。

 そして毒のせいか、火傷に覆われた顔は腫れていて、目は真っ赤に充血している。俺は否応もなく、クラウディアに死期が迫っているのだと理解して、思わず泣きそうになった。


 だけど、今はまだ泣くわけにはいかない――と、俺はベッドサイドへと歩みを進める。


「クラウディア」

「……ご主人、様?」


 俺の呼びかけに弱々しい反応をしめす。その充血したエメラルドグリーンの瞳は、俺ではなく虚空を見つめている。もしかしたら、もう目が見えていないのかもしれない。


「ああ、俺だ。クラウディアのご主人様、ユズキだよ」

「良かっ……た。もう、会えない……かと、思い、ました」


 輝きの失われたクラウディアの瞳に涙が浮かび――俺の視界が滲んでいく。

 ……おかしいな。泣いているのはクラウディアなのに、どうして俺の視界が滲むんだろう。


「あたし、ご主人、さまに、買われて、幸せ、でし……た」

「……なにを、なにを言ってるんだ? 俺はクラウディアを護るって約束したのに、たった半日で、こんな……最低の主人だぞ?」

「そんな、ことは、ありま……せん。……一緒に、幸せに、なろう……って、言って、くれて……すごく、すっごく……嬉し、かった……か、ら……」


 弱々し声で、自分の気持ちを紡ぐ。

 そんなクラウディアのまぶたが、静かに……閉じられた。


「……クラウディア? おい、クラウディアっ!」

 目を開けてくれと身体を揺すると、クラウディアの瞳がもう一度、少しだけ開かれた。


「クラウディア、しっかりしろ、クラウディア!」

「……あぁ、嫌、だなぁ……せっかく、すてき、な、ご、しゅじん……さま、に……出会えた、のに……ここで、終わり、なん……て……」

「終わりなんて言わないでくれ! これから、いくらでも時間はあるじゃないか! まだ、一杯やりたいこととか、あるはずだろ!?」

「そう……でした、ね……」

「ああ、そうだ! だから願いを言ってくれ! 今からでも遅くない。一緒に叶えよう!」

「……ごしゅじん、さま……」


 クラウディアの手が少し、ほんの少しだけ持ち上がる。その手が俺を求めていることに気付き、俺は慌ててその手を握りしめた。


「あたしの、ぶんまで、しあわせに、なって、くだ……さい……」

「……え?」

「それ、が……あたし、の……さぃ、ご……の、望……み……」


 その言葉を紡ぎきったクラウディアはまるで、自分の願いを叶えたかのように、幸せそうな微笑みを浮かべ――ゆっくりとその瞳を閉じた。


「……クラウディア?」

 呼びかけるけれど、クラウディアは答えない。


「クラウディア? なぁ……嘘だろ? ……クラウディア、目を開けてくれよ!」


 せっかく、せっかくヤンデレじゃない普通の女の子と出会えたのに、これでお別れなんてあんまりだ。俺はもっともっと、クラウディアと一緒に過ごしたかったのに!


 なんども、なんどもなんども、クラウディアの名前を必死に呼び続ける。だけど、それでも、クラウディアの瞳は――二度と、開かれなかった。

 

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