2-37 プール
今日は、約束のプールの日。
俺と真美子はプールの入り口に立っている。
それぞれ女子更衣室と男子の更衣室に入っていった。
俺は着替えながら、真美子がどんな水着を着てくるか楽しみに考えていた。
◇
プールサイドに行ったら愛美さんとアンさんとミミさんが居た。
愛美さんを見ると、白のビキニだ。しかも胸のぽっちがクッキリだ。もう目が離せない!
アンさんは薄い水色のワンピース。飾りもなくシンプルなデザインだ。こちらも胸のぽっちがクッキリ、しかもあそこが食い込んでる。
上と下への目の移動が止まらない。
ミミさんは、まるでスクール水着だ。紺色ワンピース型水着だよな。またも胸のぽっちがクッキリ、ぽっちの周りの丘もはっきりだ。やっぱりあそこも食い込んでる。
この異世界は、胸のぽっちがクッキリ出る水着が主流なのか?
他の男の視線もあるから、真美子には着せたくないぞ。
「テツ様もプールですか?」
「あ、はい愛美さん。」
俺は目線を愛美さんの顔に戻しながら話した。
「真美子さんとは一緒じゃありませんの?」
「一緒ですよ。もう少ししたら来ますよ。」
「そうですの、仲がよろしいのですね。」
「ええ、まあ。」
「テツにゃん、ミミの水着どうだにゃ?水着売り場の人に聞いたら、この水着がテツにゃんくらいの男性の好みって聞いたにゃ。」
そりゃ、その趣味の人にはたまらないよ。その水着。その趣味じゃなくてもそのクッキリはたまらないけど。
「そ、そうだな。すごくかわいよ。ミミさん。」
「嬉しいにゃん。」
と俺に抱き付いて来た。
真美子と違った柔らかさ。猫ミミが俺の鼻をくすぐる。
不味いちょっと硬くなった。
「あ、ミミずるい!アタイも」
「あらわたくしもですわ。」
とアンさんと愛美さんまで抱き付こうとして来た。
俺はなんとなく悪寒がして、ミミさんを振りほどき、アンさんと愛美さんからの抱き付きも躱わした。
俺は、一旦3人から距離を取る。
そして女子更衣室の扉をちらりと見た。
ドアが開いて真美子が出てきたところだった。
助かった、危ないところだった。真美子を怒らせると夜がつまらなくなるからな。
昼間の触り心地より、夜のホワイトバレットだよな。
「あ、テツ逃げちゃだめだ。」
「そうですわ。」
「そうだにゃ。」
と3人は、また俺に寄ってきた。
ここまでモテて羨ましいと思うかもしれない。今迄俺はなんとなくモテ期とか考えていたが、実は違う。
俺が独自に色々周りのカップルを見て考察した結果、異世界の女性住人の基準はイケメンよりも強さだということだ。
まあ、あまり酷い性格の男や暴力がひどい男などは除かれるけど。
だから、異世界人のアンさんやミミさんが俺に惚れると言うのは、この異世界では当たり前の現象だ。
問題は転移者の愛美さんだ。愛美さんに関しては結構損得で動いている。強い俺を勢力に取り込みたいのだと思われる。
それらが俺のモテている理由だ。
「3人とも真美子が来たので、ごめん。」
と俺は真美子の方を向いた。真美子は俺を見つけたようだ。こっちに向かってくる。
「あ、真美子にゃん、仕方ないにゃん。」
「あら、本当ね。」
「真美子来ちゃったか。」
俺は抱き付かれるのを警戒して3人を見た。
どうやら、もう抱き付いてこないようだ。
安心したら、なんとなく愛美さん達の胸のぽっちに目がいってしまった。
そこに真美子が来た。
真美子はフリルの無いシンプルなデザインのビキニで俺の好きなピンク色だ。腰に柄のある布を巻いている。恥ずかしいのかな?
でも、愛美さん達のように胸のぽっちは無いこれなら他の男の目線も安心だ。
真美子の顔を見ると、なんか真美子は怒っている。
「あら、真美子さん。奇遇ね。」
「おう、真美子ようやく来たか。アタイも水着買ったんだぜ。」
「そうにゃ。真美子がプール行くって聞いたから、朝から愛美さん達と待ち構えてたにゃん。」
「あら、アン、ミミここに来たのは、武闘大会の視察じゃない。別に待ち構えてたわけじゃなくてよ。」
真美子は、愛美さん達の水着をじろじろ見ていた。
その後、俺に向き直った。
「テツさん。いつまで愛美と話してるのよ。さ、行きましょう。」
いや、真美子が来てから話してないぞ。それに、ここで愛美さん達から去るのは難しくないか?一応お得意さん達だし。
「え、真美子、せっかくお友達が来てるんだ。一緒に遊んだほうが楽しいよ。」
と言ってみた。
「テツさんは、誰とプールに来たの?」
「それは、真美子とだよ。」
「それじゃ、行きましょう。」
これじゃ、真美子の尻に敷かれてると愛美さん達に思われちゃうな。一応俺も男の威厳があるんだ。条件付けよう。
「うーん、真美子が、日焼け止め塗らしてくれるんなら、行くよ。」
「え、それ嫌だって言ったわよ。人前で恥ずかしいもの。」
そこに愛美さんが割って話してきた。
「あら、テツ様、日焼け止め塗るの得意なのでしょうか?」
「ああ、得意かな。」
「それでは、わたくしもお願いできないでしょうか?」
「ミミもお願いだにゃ。」
「アタイもお願いだ。」
おお、日焼け止め塗るくらいならいいよな。抱き付かれるわけじゃないし。3人とも治療で触ってるし。
「お、いいよ。いてて。」
「テツさん!」
真美子が俺の腕をつまんでいた。
「冗談だよ、真美子。」
「冗談に聞こえなかったわ。」
仕方がない、3人には、お昼を一緒っにって事で納得してもらおう。
「それじゃ、愛美さん、アンさん、ミミさん、またお昼とかにでも。」
「テツ!」
「はいはい。」
愛美さん達は意外とあっさりと手を振って、近くの日よけ傘の中に入っていった。
俺は真美子に連れられて、反対側のプールサイドに行った。
「テツさん。何か言うことないの?」
「え何を?」
「もう、愛美とかアンとかミミはじろじろ見てたのに!」
「ああ、水着のことか。」
まあ、愛美さん達のあの強烈な水着を見た後じゃ感動も薄れるよ。
「そうよ。わたしのはあまり見てくれないじゃないの?」
「見て欲しかったのか?」
もっと見てあげるべきだったか失敗した。
「もう、いいわよ。」
と真美子はそっぽを向いた。
まずいな機嫌を取ろう。
俺は真美子を抱き寄せて腰の布を取った。
「腰布をしてたから、恥ずかしいのかと思って見ない様にしてたんだよ。」
と真美子の耳元でささやいた。
「ヒュー!ヒュー!見せつけるねぇ!」「いいぞ!」「ヒュー!ヒュー!」・・・
とか周りからいろいろ聞こえてきた。真美子はその声を聞いて俺から離れてしまった。
しかし表情は、怒ってる表情じゃない。
これなら行ける。
俺は真美子の手を引いてプールに入った。
「さ、真美子。」
「は、はい。」
2人でプールをゆっくり泳いだ。
その間、俺は真美子をずっと見ていた。
真美子は表情が優しくなり、俺を見つめていた。
俺はその後、このプールの名物の大型滑り台に真美子を誘った。
そして、真美子を前に俺は後について一緒に滑った。
滑る途中でグルングルン回った。
真美子は叫び声も上げなかった。ちょっと寂しい。
バシャーン!
水しぶきを上げて俺達は水に落ちた。
真美子を見たら肩ひもが無い。水の中でおっぱいが肌色だ。これは取れたな。
俺は手を差し出し、立ちあがろうとした真美子を止めた。
「え?テツさんなんで?」
「うーんと、そうだな俺の背中にひっついて探すか?」
「え、何言ってるの?」
真美子わかってないんだな。
「水着取れてるよ。」
「えー!」
俺はキョロキョロと辺りを探した。しかし無い。
「テツさんあった?」
「いや、ない。」
「私が背中にひっついて探せば見つかる?」
背中もいいけど前がいい。
「分からないが。本当は胸にひっついてほしい。」
「分かったわ。水にしゃがんで。」
え、言ってみるもんだね。真美子じゃ恥ずかしがると思ったのに。
そして、真美子は俺の胸に真美子の胸を押し付けて抱き付いた。
「お!」
いい感じだ。
あ、俺のマグナムが!
「もう。」
「じゃあ、歩いてここら辺探すから」
「はい。」
俺は真美子の胸が見えない様に抱えた。
周りから、「ヒュー!ヒュー!」って言われ続けた。
”羨ましいだろ。みんな”と言いたかったが我慢だ。
とにかく、俺と真美子は水着を探した。
そして歩きながら、俺は俺のマグナムを真美子に押し当てた。
ちょっと、真美子の反応が見たい。「やだ!」とか言わせよう。ワクワクしてきた。
あれ、何も言わない。
逆に真美子は、俺にもたれ掛かってきた。
ワクワクは出来なかったけどドキドキしてきた。
なんかこのまま転移して宿屋に帰りたい。
と思っていたら、ピンクの山が2つある布の物体が浮かんでいた。
あれだな。
「お!あった。」
真美子のその方向を向いて言った。
「水着あって、良かったわ。」
という事で、真美子は水中で水着を付けた。
そして、プールサイドに上がった。
◇
「テツさん、水着見つけてくれた御礼に、日焼け止め塗ってもいいわ。」
「え?本当?」
「ほんとうよ。だから、愛美とかには塗らないでよ。」
「うん、真美子にしか、塗らない。」
これは、あれだな。”雨降って地固まる”だったけ?。
という事で俺は、プールサイドで真美子に日焼け止めを塗り始めた。
「それじゃ。紐も外すよ。真美子。」
「はい。テツさん。」
俺は真美子ののビキニの紐を外す。
そして、日焼け止めを出す。あ、出し過ぎた「ぴちゃっ!」
「ひゃん!冷たいわ。」
うーんいい声だ。これだよ。これ。
「ごめん、じゃあ、温めて、はい。」
あ、今度は、人肌の温度にしたからつけた。
真美子の肌は綺麗に光ってきた。
「光の下で改めて見ると、真美子は肌がきれいだな。」
「え、いつもは肌、綺麗に見えないの?」
「いつもって?」
「いつもよ。その、治療とかしてる時はライトの魔法使ってるじゃない。」
あの時は治療魔法と見えない魔力の手の制御でそこまで気が回らないからな。
「ああ、あの時は、違うこと考えてるから。」
「もう。」
「でも綺麗だよ。真美子。」
”ほんと綺麗だ。俺の宝物だ。”俺は真美子の肌に日焼け止めを無理ながらそう思った。
とそのあと愛美さん達とお昼を食べて、また泳いでから帰った。




