2-36 妖精合体
真美子の目の前には魔神マキダリーカクログロロLV2000がいる。
合体直後で硬直状態だ。
ここはあれを出す時だ、真美子。
「真美子!妖精合体だ!」
俺は妖精女王シルダファンを真美子の側に送った。
妖精合体、それは、目の前の魔神と魔族マキダリーカが魔神合体したのと同じで、真美子と妖精女王シルダファンと合体する合体技だ。
合体すると、妖精女王シルダファンLV2403の能力とレベルを真美子が使用できる。
合体の後のレベルは最低はLV2403だ。調子のいい時はレベルが向上する。合体後LV2800の時もあった。
練習でもう5回合体してもらった。
欠点は、長時間だと体に負担がかかる事と、合体すると服が脱げて真っ裸になることだ。
この素っ裸になるの過程が、真美子は恥ずかしいと言って嫌がっている。まあ、俺と2人だけの時は文句は言わないのだが。
一応大事なところは妖精の放つ光で誤魔化せる。だが、昔のAVのぼかしみたいだ。
もちろん、周りに人が多い時は合体は止めさせる。
合体してから服を着ることは可能だが、戦闘中は無理だ。
今回は、周りに人はいるが、真美子を凝視する暇はなさそうなので大丈夫だろう。
お、真美子が妖精女王シルダファンと合体を始めた。
ブアアアアアアアンン!
ぱぁあああああああああんんんんん!
真美子の周りに上級魔法防壁が出来て防御が整う。こちらからはもう見えない。
その後、周りの上級魔法防壁が解けた。
その中から、背中に羽が生えた髪の色が金色の真美子が現れる。
真美子は、妖精女王真美子シルダファンLV2600になった。
その真美子に、魔神マキダリーカクログロロが黒い大剣を振りかざしてきた。
真美子は覇者の剣Ⅱで受け流し、剣を返して、魔神マキダリーカクログロロを切る。
ザン!
グああああ!
切られながらも、魔神マキダリーカクログロロは黒い大剣を振りかざしてきた。
真美子はその鈍い剣を避けながら、数度覇者の剣Ⅱをふるい最後に燕返しを入れて切った。
シュンシュンシュン、ザンザ!
ぐぁっ!
魔神マキダリーカクログロロは倒れた。
真美子は、止めに魔神マキダリーカクログロロの首をはねた。
ごろん。
死体は魔族マキダリーカに戻っていた。
周りを見回すとまだみんなは戦っている。戦況は優勢だから大丈夫。放置だ。
「真美子、お疲れさま。」
俺はそう言いながら、真美子の横に転移してマントを掛けた。
そしたら、真美子は妖精合体を解いてしまった。
あ、その金髪をなでなでしたかったのに。
「もう、妖精合体は嫌って言ったのに。」
「でも、いい経験になるだろう。」
「まあそうだけど。」
「さて、親玉が死んだから、残敵を排除しますか。」
と言いながらオレは、誘導性のある光の球の攻撃魔法を多数放った。
パシュン!パシュン!パシュン!パシュン!パシュン!パシュン!パシュン!パシュン!・・・・・・
数分後、戦いは終わった。
俺達、シンシーアのお屋敷に帰った。
◇
明日、魔族を倒したお祝いを開くそうだ。美味い料理を期待している。
今日は、温泉に入って夕食を取って寝るだけだ。
真美子と混浴が良かったのだが、真美子は女湯に入りに行ってしまった。
女には、美容面で色々しなくちゃいけない事があるそうだ。
俺は仕方がなく1人寂しく混浴に入った。
そこには、シンテガと花女蜥蜴が泡泡を楽しんでいた。
ちなみに、泡泡は体の洗いっこだよ。
「シンテガここどう?」
「あ、そこはダメ。」
「それ!」
「うっ!」
いいな俺も真美子と泡泡したい。
しかし、ちょっとこれじゃお風呂を楽しめない。
仕方がなく俺は男湯に入りなおした。




