2-20 女の子の日だって
数日間、真美子はレベル上げに励んでいた。
午前は、俺との剣の打ち合い。午後は”勇者試練のダンジョン”で木人やゴーレムを倒していった。
真美子のレベルは数日間にもかかわらず。LV200を超えていた。
ハードに実施した成果だな。
俺は真美子へのご褒美にと、朝狩りに行って、新鮮な鳥とその卵を手に入れて来た。
今、それを料理している。
真美子は何かごそごそやってからこちらに来た。
「美味しそうね。」
「ああ、まってろ、今焼けるから。」
「はい。」
真美子はテーブルについて、朝食が出来るのを待っていた。
料理が出来たので、俺は朝食をテーブルに並べた。
俺は真美子の隣に座った。
「テツさん、しばらくレベル上げを休んでいい?」
「どうして?」
「私、女の子の日なの、私だと3~4日くらい掛かるから。」
女の子の日?
「女の子の日って、なに?」
「ワザと聞いてるの?」
「いや、わからない。」
俺は何のことか分からなかった。
「生理なの。」
そう言うことか。
「なるほど。分かった。それじゃ動けるようになったら言ってな。」
「うん。」
とりあえず何かできることは無いかな?
「何か必要なものはないか?」
「大丈夫。買いだめしてあるし。必要になれば、商店街に買い出しに行くわ。」
それは危ないな。
「外出は1人で行ったら駄目だ。この間のイケメンと不良顔が、仕返ししてくるかもしれない。」
「分かったわ。その時はテツさんを商店街に連れて行くから。」
「そうしてくれ。」
俺は少し考えた。
この後暇になる。俺もそろそろレベル上げに行きたい。しかし、真美子1人置いて行くのも気が引ける。
そうだな、護衛でも雇うか。
「真美子が動けない間、俺は”勇者試練のダンジョン”の下見をしてくるよ。そうすれば効率よく真美子のレベルアップが出来るから。」
「テツさんそれって、私、外出られないからこの部屋で一人待ちぼうけよ。」
「ああ、それはちょっと考える。最悪、1日くらいは我慢してこの部屋で待っててくれ。」
「分かったわ。」
「じゃ、ちょっと行ってくる。」
俺は朝食を口に流し込み、真美子の護衛を探しに転移した。
転移先は愛美さんの豪邸だ。
◇
愛美さんの豪邸の門の所に転移したら、ちょうど、愛美さんは魔法騎士育成学園に馬車で向かうところだった。
愛美さんは魔法騎士育成学園の制服を着ていた。可愛らしい制服だと思うが、そのおおきな胸に目が行ってしまい、その時は、制服のデザインはあまり見なかった。
俺は愛美さんと一緒の馬車に乗り、真美子に護衛を付けたいので、女性の護衛の当てはないかと相談した。
愛美さんは、魔法通信機でアンさんとミミさんに連絡を取ってくれた。
その最中、愛美さんのおっぱいは馬車の中で揺れている。と、それは置いておいて。
この間のお礼もあるからと言って、2人は快く引き受けてくれると言っていた。
お金は要らないと言われたが、一応前払いしておいた。
「テツ様、それでは、アンとミミを明日から3日間護衛に向かわせますわ。」
「ありがとう、愛美さん、恩にきります。」
「でも、真美子さんが羨ましいですわ。護衛を付けるなんて、テツ様にそんなに思えわれているんですのね。」
「いや、さっきも言った通り、俺のレベル上げもしたいので。」
「そう言うことにしておきますわ。」
「それじゃ、愛美さん。俺はこれで。」
「あら、もう少しお話しませんか?」
え、そりゃ愛美さんとお話ししたい。そう揺れるおっぱいを眺めていたい。
「いや、これ以上は愛美さんが危ないよ。俺が襲っちゃうかも。」
「まあ、それじゃ襲われちゃおうかしら。」
そんなこと言われたら襲いたい。けど、真美子がいるんだ俺には。
「いや、本気にしないで愛美さん。」
「私も冗談ですわ。」
「そ、そうですよね。それじゃ。」
「はい、テツ様。」
そして、俺は転移で町のお弁当やの側に行き、真美子と俺のお弁当を買った。
その弁当をもって真美子のもとに向かった。
俺は部屋に帰って、護衛の件を真美子に話し始めた。
「明日から3日間、愛美さんのパーティのアンさんとミミさんが、この部屋に真美子の護衛で来る。買い物とかも、その2人と行ってくれ。」
「え、アンさんとミミさん?あたしの護衛?なんで?」
え?、真美子怒ってるよ。
「どこで、頼んできたのよ。」
「そりゃ、愛美さんにだよ。そうしたら、明日からなら可能だってさ。」
「もしかして、ダンジョン行くって言って、どこか遊びに行くとか?」
いや、何で遊びに行くんだ?
「いや、それは無いよ。」
「愛美さんと遊びにくんじゃなくて。」
俺が愛美さんと浮気するとかの発想になるのか?
「なんでそうなる。愛美さんは、普段は魔法騎士育成学園で授業だろ。」
「そうだけど。じゃあ他の女ね。」
俺は呆れた。
「いや、俺はそんなに信用無いのか?まあいいや、とにかく真美子が心配だから護衛を付けたんだ。もう、お金も払ってある。」
と言ったら、真美子は少し黙り込んだ。そして謝ってきた。
「ごめんなさい。私、言い過ぎました。」
あら、結構素すなおだな。
「そ、そうか。それじゃあ、今日はどうする?ダンジョン行っていいか?」
まあ、そうだな生理だからいろいろ変な考えが浮かぶんだろう。不安そうなら今日はダンジョンへ行くのを止めるか。
「き、キスしてくれたら、行っていいわ。」
キス、それなら大喜びだ。こんなこと言えるなら、ダンジョンに行っても大丈夫だな。
「わかった。真美子。」
俺は真美子を抱き寄せる。
真美子は目を閉じた。
俺は唇を真美子の唇に重ねる。
そして舌を入れる。
「んん。」
真美子も舌で俺の舌に絡ませてきた。
ねちゃ。ぴちゃ。
「んんん」
俺は舌を戻し一旦唇を離そうとした。
真美子の唇が俺の唇を追いかけてきた。
そして、真美子の舌が俺の口の中に入ってきた。
あれ?俺が攻められてるよ。
「んん」
俺はお返しに、真美子の口の中に舌を差し込んだ。
ねちゃ。ぴちゃ。
「んんん」
しばらく舌と舌の絡み合いが続いた。
くちゅくちゅ。
「はぁっ。」
と唇を離し、真美子は息をついた。
「すごいな。真美子、いつの間に覚えたんだ?」
「今さっきよ。」
そう言いながら真美子は俺に抱き付き、首筋にキスをしてきた。
「お!」
俺は驚いた。ずいぶん積極的だな。
結構強く吸われた。
その後、俺はドアの入り口に簡易防衛ゴーレムを置いて、真美子にそのコントロールはカードを渡し”勇者試練のダンジョン”に向かった。




