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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
十勇者ミッション
7/123

6話 林健吾 1

□■□■□■□■


ズシャ!


ブス!


ザキ!


草原の中、誰かが何かに剣を刺している音がする。


ライトアーマーを着た男が、スライムに剣を突き立てていたのだ。


スライムは、核を突かれて崩れ落ちる。


「ふう!ゲームと違って生身でやっるとしんどいなー。」


男が愚痴を漏らす。


「大丈夫ですか勇者様。」


と神官の様な服を着た者二名が、その男に近寄って行った。


そう、ここは異世界。


スライムを倒している男は勇者だった。



□■□■□■□■



オレの名は、林健吾。


最近異世界に勇者として来た者だ。


十人の勇者が協力して、大魔王を倒し、”魔神の欠片”を手に入れるという”十勇者ミッション”に参加している。


このミッションが成功すると、俺は神様から不老不死とハーレム王国をもらうことになっている。


オレが魔法陣を使って、神様のもとに行ったときは、この”十勇者ミッション”は既に始まっていた。


しかし幸運なことに、カラクリの勇者が不人気のため、その座は欠番でこのミッションは始まっていたのだ。


そのため、参加できる空きがあるという。


オレは悩んだ。


別に選べるミッションは二つあった。


①勇者としてLV1から魔王を倒し”魔神の欠片”を手に入れるハードなミッション

20人ほど挑戦したが、すべて失敗に終わった。

半分以上が死亡、四分の1が行方不明、残りが、あきらめて、現地に家族を持って生活。


②ドラゴンバスターとなって、魔竜王を倒し”魔神の欠片”を手に入れるミッション

新しいミッションなので、難易度は不明。


しかし、オレは”十勇者ミッション”を選んだ。

何故かって?

そりゅあ、十人の勇者で大魔王をフルボッコ出来る方が簡単そうじゃない。


という事で、オレは付き人の神官戦士と草原にいる。


LV1からなので、先ずはLVアップだ。


このミッションは、1年の間、LVアップの猶予がもらえるのだが、オレは遅れて参加のため、十カ月半位しかない。



ということで



今オレは、異世界転移初日なのに、スライムを倒しまくっていた。


その日、オレの体はスライムまみれで、変な臭いがした。




□■□■□■□■



城に帰ると、俺の部屋が用意されていた。なかなかいい部屋だ。

他の勇者も同じく部屋があるらしい。


湯あみをして、昼間のスライムを落として休んでいると、ドアをンックする音が聞こえた。


「勇者様。お食事をお持ちしました。」


とネコ耳メイドさんが入ってきた。


オレはマジもんの猫耳メイドを始めて見た。

『ヒャッハー猫耳メイドだぜ!』とか叫びたくなったが我慢した。


「ありがとう。」


と言って食事をとる。


何故か猫耳メイドは帰らずに待っていた。


「御馳走さま。美味しかったよ。」


と食器を返したら、


「あのー、」


と話しかけてきた。










5話修正。バグモンスをRVPラビプへ名称変更

0話挿入。タイトル変更、解説補充。

色々変更しました。済みません。

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