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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
女勇者編
61/123

2-8 武器屋とか

その夜、真美子は夫婦とか言っておきながら、夜は別々の部屋で寝るとか言い出したんだ。


俺はその時、精力5/99だったので、そのまま別の部屋で寝た。


やっぱりいいように利用されてるのか?



次の日


朝起きると精力33/99に戻っていた。TPも1増えていた。


朝のマグナムも少しは硬かった。あとすこしでホワイトバレットが撃てるようになる。


それはともかく、明日からダンジョンなので、防具と武器をそろえなければならない。


前の異世界では、レイカと戦った後、防具と武器をほとんど付けていなかった。


その辺の魔物なら、風の魔法で何とでもなったからな。


そして、最後の”RVPラビプ”相手の時は、武器など無意味なので、持って行かなかったのが今回の無装備の原因だ。


認識阻害アイテムとかは付けていたから、その点については助かっている。



俺は真美子の部屋に行き、武器屋に行くと言って装備を買いに行こうとしたら、真美子も付いてくると言い出した。




そして、今武器屋にいる。


真美子は、店の娘さんに勧められて胸当てを見ている。


真美子が行きつけの店だと言うから来たのだが。


「おいおやじ、なんでこんなに武器と防具の種類が貧弱なんだ?」


俺は、いいとこ中級冒険者までしか使いそうもない武器を眺めながら、武器屋のおやじに文句をつけた。


この武器屋は町はずれに在る。

しかし、結構大きく立派な建物だった。儲かっているんだろう。

だから、もっと良い武器があってもいいはずだった。


武器屋の店主のおやじは頭にバンダナを巻いて、小さい娘さんと接客をしている。

おやじは筋肉隆々の男だが、娘が側にいるので、凄く優しい顔をしていた。


「これは、申し訳ありません。実は、この国の武器職人は、数年前の魔族の襲来の後、中央国家に逃げちまったんですわ。」

「武器職人が逃げた?」

「ええ、魔族の襲来の後、この小国では、武器職人に強制的に安く武器を作らせていたものだから、怒って逃げたんですよ。」


そりゃ逃げるか。


「そうか、でも武器を他国から仕入れればいいのではないか?」

「その仕入れも、小国が管理していて、勇者に優先的に回るようになっているんですわ。ここにある物しか結局残ってないんです。」


それじゃ仕方がない。まあオレはLV954だから、武器無しでも大丈夫だけどな。


「わかった。そこのライトアーマーと鋼のロングソードをもらおう。」

「はい、ありがとうございます。」


真美子も買うものが決まったらしく、店の娘さんと一緒に胸当てを持ってこちらに来た。


「私はこの胸当てとその鋼のロングソードね。」

「はい、ありがとうございます。これ、サービスです。」


と店の娘さんは、砥石を2つくれた。


「それじゃ、真美子道具屋に行こう。」

「はい。テツさん。」


俺達は、道具屋と雑貨屋に向かった。


その2店で町の地図や、ダンジョンの地図および情報ブックも買った。

真美子も持っていたが、個人で持っていたほうが後々重宝するからな。


その買い物の間、真美子はチョコチョコと俺に付いて歩いていた。


日本のにいる俺の妹も、幼い時こんな風に俺に付いて来たっけ。

これじゃ、夫婦というより、兄弟だな。



買い物が終わって、お昼近くになった。


「真美子、お昼はどうする?」

「昨日町でトラブルを起こしたから、お弁当でも買って宿屋で食べようと思うんだけどテツさんは嫌?」


確かに、昨日町で乱闘したからな。しばらくは町はずれの店か、真美子の言う通り弁当だろう。

しかし、手料理とか言わないのか、残念だ。弁当なんだ。


まあ、今どきの少女に言っちゃ駄目か。

でも、真美子って18才だよな。日本でも結婚できる年齢だし。


「嫌じゃないよ。それでいい。でも真美子の手料理は食べられないのか?残念だな。」

「え、ええ、手料理は、また今度ね。」


そう言って、真美子は俺から目線をそれした。


やっぱり、料理は無理か。



その後、宿屋の俺の部屋で一緒にお昼を食べた。


お昼を食べながら、真美子は俺にいろいろと聞いた。


「ねえ、テツさんの好きな色は?」

「そうだな、ピンクと黒だな。」

「え?テツさん、ピンクの服とか着るの?」

「いや、ピンクの服は女性に来てもらうのが嬉しい。」

「あ、そう言う意味ね。」

「真美子は、どんな色が好きなんだ?」

「私は、赤とピンクよ。」

「そうか、それじゃ、ピンクの服を今度買ってあげよう。」

「え、赤がいいわ。ピンクじゃ自分で可愛いって言ってるみたいだから。」

「そうか?真美子なら可愛いから、ピンクがいいぞ。」

「え!本当。」


と真美子はちょっとほほに両手をあてた。


「ああ、本当だよ。」


真美子は俺を数秒見つめた。

だが、突然目を見開いて手を下におろし言った。


「あ、そんなこと言って、今日早速エッチな事するんでしょ。」


あ、口説いてると思われちゃったかな?でも、夫婦だよな。エッチ駄目なのか?

まあ、俺は精力33/99なので特にがっつく状態じゃないが。


「いや、別にエッチしたいから褒めてるわけじゃないよ。」

「ほんと?」

「ほんとに真美子が可愛いと思ったんだよ。」

「そ、そうなんだ。」

「でも、俺たち夫婦だよな。」

「え、そうよ。」

「エッチにそんなに反応されても困るんだけど。」

「そ、そうね。でも、初めてはもっとロマンチックなのがいいの。」


そう言えば、”ロマンチックに口説いたらいいわ。”って言ってたな。


「わかったよ。ロマンチックにだったな。」

「そうよ。テツさん。」


その後真美子は、好みの食べ物とかを聞いていきた。


真美子はとても元気だった。ついこの間パーティが全滅したとは思えないほどだ。


俺はそんな真美子に見とれ始めていた。


神から逃げ、緊張続きだった俺の心に、あたたかな日差しが差したようだった。


でも、明るすぎないか?


無理しているかもしれない。


そうだな、この子にはもう俺しか頼る人がいないのだ。


俺で良ければ、この子が本当の明るさを取りも戻すまで、付き合ってあげたいな。



そして、またその夜も別々の部屋で寝た。


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