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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
十勇者ミッション
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5話 神との契約 3

俺は、その内容を聞いて思った。


本当にゲームに参加させられる感じだな。

だが、現実なんだよな。生身だし痛そう。

また、失敗したとき、転生させてくれるっていうけど、生前の記憶が無くちゃ、死んだも同然だ。

というか現実の死と同じじゃないか。

それに、日本に帰るだけなのに対価が高すぎない?

と考えていると、


「そうね、対価が釣り合わないわね。本当に望みはないの?よく来る人のように”俺TUEEとハーレム”が欲しいみたいな。」


・・・・そうだろうな、魔法陣でわざわざ来た人なら、”俺TUEEとハーレム”やりたいわな。

でもミッションに手を付けるってことは、望みが叶うと共に異世界定住決定か。

2度目のミッションは基本的に無いようだし。

とまた俺が悩んでいたところ、


「麗香さんでしたっけ?林健吾君がいる十勇者ミッションに居るわよ。」

「え?」

「三田村さんと一緒に、現地で勇者のサポートをして貰うってのはどう?それが完了したら日本に戻してあげるわ。」

「一年以内に、勇者達のLVを500~600に引き上げる仕事ですか?」

「そうよ、貴方には、”LVアップの加護魔法薬”を配ってもらうわ。」

「でもLV500~600上げるのって大変じゃないですか?」

「その薬があれば、すぐ上がるわよ。効果時間内の経験値は100倍だから。」

「100倍ですか・・・。」

「そう、簡単なお仕事よ。」

「それが出来れば、麗香さんに会わせてくれて、更に日本に帰してくれるんですか?」

「その条件の依頼は日本に帰すだけ。同時にもう一つ依頼聞いてくれたら麗香さんに会わせてあげるわ。」


なんと、条件を追加されてしまった。

しかし、今回は日本に帰れる。麗香さんにもう一度会える。メリットたっぷりだ。

でも、男心の未練に付け込むなんて、ズルいぜ金髪美人さん。


「どんな依頼ですか?」

「その世界で、稀に出現する”RVPラビプ”を”特殊攻撃イレーズ”で消してほしいのよ。期間は一年間よ。」

「”RVPラビプ”って」

「異世界から侵入してくる世界を侵食する怪物よ。この眼鏡(サングラス)で判別してもらうわ。」

「侵食?」

「追加依頼を受けるなら、特殊能力として、”不滅”、”次元空間転移”、”特殊攻撃イレーズ”を与えます。”次元空間転移”は制限付きですけど。」


何か、危険な匂いがする。特殊能力の一つ目がヤバイ。

”不滅”って何だ?それが無いと”RVPラビプ”に対抗できないのか?


「安心して、”不滅”は、”RVPラビプ”から侵食されない為のものよ”特殊攻撃イレーズ”を使えば、”RVPラビプ”なんて一撃で消えるわ。」

「・・・もしかして、その依頼を受け無くても”RVPラビプ”に襲われることってありますか?」

「あるわよ。魔王軍の方はもう”RVPラビプ”退治人は配置してあるけど、勇者軍の方の”RVPラビプ”退治人は考え中だったのよ。」

「なるほど。・・・・ところで、一個目の依頼しか受けなかった場合、その世界で俺が死んだらどうなります?」

「当然、ミッション失敗とみなします。また、魂は世界の理にそって、転生します。」


・・・俺は考えた。どちらが生き残る可能性が多いか。

もちろん”不滅”がある方だな。


「分かりました。追加依頼込みで引き受けます。」








バグモンスをRVPラビプに修正。

”特殊攻撃イレーザー”を”特殊攻撃イレーズ”に修正

”不滅(自動回復)”を、”不滅”に修正

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