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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
女勇者編
57/123

2-4 宿屋の夜。

俺は宿屋で借りた部屋にいる。


真美子に勧められた部屋だ。


1LDKといった感じの部屋で、トイレと風呂、台所が付いている。


もしかして、支払った値段が高ったのでは無いかと思ってしまう。


俺は、まだこの世界のお金の価値と数え方を、真美子に聞いていない。

単純に聞き忘れたのだ。


まあ、それは明日聞くことにして、俺は風呂を沸かすことにした。

風呂は燃料で沸かすか、生活魔法で自分で沸かす。

俺は生活魔法で沸かした。


風呂に入りながら考えた。


まず、神への警戒をすること。


①俺が生きていることを神が知らない場合

基本的に、神に俺の存在を知られないために目立たない事。


②神から追手がかかっていた場合。

実際に追手が来てから対処をするしかない。

そもそも、この世界に来てから、神からの追手を見ていない、

もしかすると追ってがかかっていない可能性が高い。



次に、マイラの世界に戻るため、”次元空間転移”が出来るようにTPを溜めなくてはいけない。


TPは、1日経って1TP回復した。TP 4/30000になったわけである。

しかし、これでは何年かかるか分からない。とりあえずぐっすり寝て明日回復率を見てから考えよう。



そしてこの世界での生活だ、TPの回復が遅い場合、この世界で足止めになるのでしばらく生活をしなければならない。


お金の面では、冒険ギルドに登録したから、魔物を狩って生活できる。

しかし問題がある。文字化けだ。ステータスだけでなく、書類の文字まで文字化けだ。

これを直さないともし、この世界に長年生活することになった場合、問題になると思う。


そう、日常では契約を書類で交わす機会とか、色々あるからだ。

実際、冒険ギルドで登録した時イライラした。


どうにか直らないかと思ったが、いい案が見つからない。


俺は、風呂を出て着替えた後、冒険ギルドの冊子と注意事項の紙を取り出した。


やはり、所々文字化けである。


ここは”十勇者ミッション”とは別の異世界。

つまり、俺の持っている情報の変換、もしくはこの世界の情報の上書きが必要か。

そんな高度な事、神にしか出来な・・・・・・


そうだ、”RVPラビプ”なら出来る。


あれは、世界を侵食して物質や情報を変換していた。

俺は、その”RVPラビプ”の知識を持っている。そして、俺の体にもあの時の影響で時々違和感がある。

まあ、違和感は置いておいて、試してみるか。


しかし、”侵食”をすると空間に影響が出るな。

そうか、結界で囲えばいいんだ。


結界については、以前結界に閉じ込められたときの対応策として、研究していたのが役に立った。

イメージで俺独自の結界が出来上がったのだ。

その結界を部屋に張めぐらせ、外から干渉できない様にした。

そして、冒険ギルドの冊子と注意事項の紙を”侵食”してみた。


RVPラビプ”の知識からイメージで疑似的に、俺の魔力で”侵食”を作り出す。


俺の手から黒い渦が出現する。冒険ギルドの冊子と注意事項の紙が黒い渦に飲み込まれる。


制御がむずかしい。意識が白濁してくる。


俺は、気力を振り絞り作業を終えた。冒険ギルドの冊子と注意事項の紙は無くなってしまった。

結果。ステータスの文字化けがいくぶん良くなった。


そして、この調子で周りの物とか、残っていた魔物の破片素材を”侵食”してみた。


しかし、”侵食”をすると対象物が無くなったり塵に変わったりするので、どうにかならないかと”RVPラビプ”の知識を再度確認した。

そしたら、対象の解析と情収集をした後、物質やその能力を改変もしくは吸収する事が別々に出来ることが分かった。

”侵食”はこれ等の作業を一気にやっていた。


俺は、対象の解析と情収集、物質やその能力、性質の改変、吸収の作業を段階に分け実施してみた。


かなり集中力必要で、その処理も大変であった。


吸収の作業以外は、分けて実施可能だったが、吸収のみ”侵食”と切り離すと上手くいかなかった。


また、吸収の作業以外は、黒い渦を出さないことが分かった。この黒い渦が空間にひずみを起こす。


そして、対象の解析と情収集をした後、物質または能力、性質の一部改変ならできるようになった。

後は訓練あるのみだな。


気が付いたらMPがほとんど無くなっていた。


疲れたので、結界を解いて俺は泥のように眠った。




明け方、トイレに起きながらTPを見た俺は愕然とした。

TP 5/30000

1TPしか増えていなかった。


これだと、1年に365TP、10年で3650TPだ。

以前使った時では、”十勇者ミッション”の世界から隣の亜空間まで10000TP位だった。

隣の異世界なら30年ってところか、長すぎる。

救いなのは、”十勇者ミッション”で”不老”になっているから年は取らないということだ。


俺は、またベットに入り、ふて寝をした。

ふて寝をしながらステータスをいじっていると

精力→TP変換

があることが判明した。


俺の精力は、99/99


俺は10精力をTPに変換してみた。

結果は増えなかった。

嘘だろ。何処に消えたんだよ。俺の精力!


次に、残り88精力をTPに変換してみた。

結果は、2TPしか増えなかった。


効率が悪すぎる。


まあ、1日1TPよりはましか。


しかし、あれだな、精力1/99になっちゃったよ。

なんか聖人にでもなった気分だ。朝のマグナムがしぼんじゃったよ。

これじゃ毎日が味気ない。イイ女がいてもおっきしないんだ。ちょっとこの変換は考えちゃうな。


たしか精力回復は寝る事と、精力剤か精力が付くものを食べる事だったな。

それでも精力剤回復は最低2日以上はかかる。こればかりは日本に居た頃と同じだ。

俺が10代だったらもっと早い回復なんろうが。

厳しいな。使うと聖人モードか。


おっと、そろそろ真美子が迎えに来る時間だな。


着替えるか。



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