51話 終焉と脱出
俺は、ぼんやりパラメーターを眺めていた。
『この”次元空間転移”と他の魔法とかは使えるんだな。しかし、”RVP”に侵食されたんだけど。特に・・・イテ!』
と、俺の脳裏に、”RVP”から入ってきた様々な情報が展開された。
・・・・・・魂・・ステム・・・感情・・回収・・精神・・・・・戦い・・・・・・世界の・・・・・創造・・・・・・憎しみ・・・・幸福・・・・・維持・・・・・中・・・・・・・宇・・・・・・銀河・・・・・光年・・・・・・闇・・・・・解放・・・・・・・
これは・・・・・
今の俺には判断できない。何が正しいのか間違っているのか。
そうだな、もし俺が神でこの情報を知られたら・・・・どうりで神は俺を処分するはずだ。
・・・・・・・・
そして、俺は気づく。この知識があれば、この亜空間からの脱出が出来るのではないかと。
俺は”RVP”からの様々な情報のうち、この亜空間からの脱出方法を探した。
しかし、亜空間の結界に綻びは通信用の回線のみであった。
俺はまた諦めかけていた。
「そろそろ、この空間にデリザロイザーが来ます。お別れです。」
と、人形は動作が止まった。
『デリザロイザー』ってなんだ?
と思ってみたら、空間が開き巨大なミサイルの様なものが入ってきた。
恐らくこの亜空間を消滅させるものだろう。
あ、これだ!
と俺は、亜空間の結界に綻びを探した。
あった。
俺は、”次元空間転移”を発動させる。
今の俺のTPで移動できる異世界を検索する。
くっ!マイラのいる世界には帰れないか。
『デリザロイザー』の開けた綻びが閉じてゆく。
時間が無いので、俺は、近くの異世界へ”次元空間転移”した。
シュン!
俺のTPがごそっと0寸前まで減る。
さっきの亜空間への転移と違い、体が軋む。
恐らくさっきは腕輪の防御機構が守ってくれたんだろう。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
◇
・・・・・・
俺は、異世界転移した世界の河原に落ちた。
「いて!」
体中痛い。
俺は周りを見回す。
そこには血だらけの少女が転がっていて、ゴブリンの様な魔物が近くで剣をかざしていた。
第一部完
続きは、女勇者編の予定です。
女勇者編の平行進行物語として、「レイカ」と同じように、別で主人公を付けて「女勇者:真美子」で連載します。




