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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
十勇者ミッション
50/123

49話 妖精の姫 3

大魔王レイカとの戦いが始まった。


始まると同時に、大魔王レイカは、無詠唱でファイアストームを放ってきた。


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!


ババババババババババババババ!


俺は魔法障壁でこれを防いだ。


大魔王レイカは杖の剣で俺に切り込む。


ザン!

ガキーン!


俺はこれを受けながら言った。


「俺は戦いたくないのだけど、大魔王さん!」

「何言ってるのよ!男だったら戦って手に入れなさい!」


たぶん麗香だし戦いたくない。そもそもLV999に挑みたくない。

でもさっきの戦艦みたいな装備が無いから、上手くやればもしかして。

と思っていたら、奥義が飛んできた。


”燕8連返し”


シュン!シュン!シュン!シュン!シュン!シュン!シュン!シュン!


剣先が高速で8回切り返し俺に走る。


この技は、伝説の技じゃないか!ほなかでも燕4連だったぞ。

俺は、最初の4回までが受けるのがやっとだった。


ぶしゅ!ぶしゅ!ぶしゅ!ぶしゅ!

・・・・・・・・・・ぼと!ぼと!


俺の脇腹と右太ももに裂けめが出来、両腕が地面に落ち、血が大量に噴き出した。


「ぐっ!いで。」


大魔王レイカは、動けない俺に近づいて


「貴方の負けよ。麗香と妖精の王女は諦めなさい。帰って好きな人に甘えてるといいわ。」


とさげすむような声で言った。


ぐっ!なんか悔しい。そう言えば、林もケイゴも他の勇者もこの大魔王にやられたんだよな。それに俺の事、覚えてもないみたいだし。


俺は、大魔王レイカを睨みつけて言った。


「・・・・まだまだだ、まだ終わらんよ。」


そして無詠唱で最上級回復魔法を自分に掛ける。


俺のの体が光って傷が癒えて腕が生えていく!

そして、俺は体の周りに風の魔法、エアースクリューを大量にイメージした。


大魔王レイカは杖剣で、その風の渦壁を横撫で切りした。


バン!


大魔王レイカの杖剣が斜めに逸らされ弾かれる。


俺は更にストーンウォールの魔法を無詠唱で放つ。


大魔王レイカの足元からストーンウォールが突き出す。


ズブブブブン!


俺と大魔王レイカの間に土の壁を作る。


ザン!


大魔王レイカはその土壁を斜めに切る。しかしもうその向こう側には俺はいない。

俺は、転移で大魔王レイカの後ろ頭上に飛んでいた。


ザンン!


と俺は大魔王レイカの後ろ上方から剣撃を繰り出す。

しかし、避けられ大魔王レイカの肩口に剣先が当たる。


ガイーン!


大魔王レイカの黒い鎧が反応した?変形して弾いた。


「な!うしろから?」

「あれを防ぐとは、流石大魔王!」


ざっ!


と俺は一旦、大魔王レイカから距離を取った。


そして、俺は瞬歩で近寄り切りつける。


ザン!


俺は上段から剣を打ち下ろした。


ガシュ、ギーンン!


大魔王レイカは、杖剣で受け流して、カウンターを放とうとしてきたが、俺はそのまま肩を突き出し、ショルダータックルを繰り出した。


ドが!

「ぐ」


大魔王レイカはそのショルダータックルを躱しきれすに当たる。


グラッ!


そこに俺は左拳に闘気の渦を纏わせ大魔王レイカに撃つ。

大魔王レイカの黒い鎧の金属触手が俺の拳を絡め取ろうとするが、突き破った。


ズダン!

「ぐふっ!」


黒い鎧の胸当てを通して、大魔王レイカの内部に衝撃波だけを届かせた。

大魔王レイカはその攻撃を食らいながらも左手刀を放ってきた。


シュン!

「ぐわっ!」


大魔王レイカは攻撃を受けながらも、断裁空掌で伸びきった俺のの左腕を切り落としたのだ。

俺はは後ろに飛びのき、大魔王レイカから距離をとった。

そして、最上級回復を使う。

俺の体が光りだし腕が生えて来る。しかし、そこで腕輪から緊急コールが届く。神様からだ。

「井中よ、十勇者ミッションは勇者が全滅で勝敗は決まりました。大魔王と戦闘して”神の欠片”取得の邪魔することは許しません。」

と一方的に俺の頭に神様に声が響く。そのため、俺の動きが止まる。


大魔王レイカは、杖の銃で俺を撃った。


ドキューン!


結界付き魔力弾が放たれ俺に当たった。

結界が作動して、俺は包まれてしまい内部で爆発が起きた。


シュルーンボバアアアアンンン!


体が爆裂してチリジリになる。その一瞬、俺の意識は腕輪の中に移った。あれだ、21グラムだっけ?


結界が解け、俺は腕輪とともにいる気がした。

そして、その腕輪の周りに黒い靄が集まって再生が始まった。


何か大魔王レイカが言っている。まだ耳が再生していないので、良くわからない。

そして、俺は再生された。しかし、全裸で腕輪のみしていた。


大魔王レイカは俺の股間を凝視している。

俺は、両手で股間を押さえて言った。


「ちょっと服取って来るから待っててくれ。」


と伯爵家の自室に転移して服を着た。


大魔王レイカとの勝負で、復活した時に腕輪が俺の”不滅"を司っていることがなんとなくわかった。

こりゃ腕輪なしだと死ぬな。


しかし、神様からのコールで”大魔王と戦闘して”神の欠片”取得の邪魔することは許しません。”か、確かに俺は、勇者じゃないからな。それに神様に背いたらマイラ達との生活がパーだな。と色々考えた。





そして、俺は大魔王レイカの所へ転移した。


大魔王レイカは、杖を構えて俺を威嚇するので、俺は両手を上げ降参のポーズを取った。


「降参だ。俺の負け、大魔王さん!」

「さっきまでの勢いはどうしたのよ!」

「いや、途中ムキになったけど、よく考えたら俺に得があまりないんでもうやめたい。そもそも勝てそうにない。」

「・・・・・麗香の情報も王女の命も要らないの?」

「良くはないが、王女は大魔王さんの人造心臓で、助かるんだろう。」

「ええ、そうだけど。確証はないわよ。」


・・・・なんか、納得いかないみたいだな。まあ、不気味によみがえる敵が突然降参だからな。ここは、あれで行こう。


「ダメなら、王女を氷漬けにして、またあんたと戦って取り戻し回復魔法で直す。」

「死ぬと生き返らない筈よ。」

「10秒ルールがあるみたいだ。その間に魂ごと氷漬けにすれば1日はもつ。実験済みだ。」

「・・・・麗香の情報はどうするの?」

「このミッションが終わったら神様が麗香に会わせてくれるんだ。必要ないだろ。」


と俺が言ったら大魔王レイカは、少し考えたあと話し始めた。


「わたったわ。ちょっと、質問だけどいいかしら?」


お、なんか表情が優しくなったな。何とか丸く収まるか?最悪転移で逃げよう。


「ああ、勝者には色々権利がある。何でも聞いてくれ。」

「貴方のレベルと能力は、神から与えられたものなの?」


そうだな、”RVPラビプ”以外は話してあげるか。


「レベルは初期値LV300だった。能力は、転移、回復魔法系統全て、あとミッションの仕事に使う銃だ。銃の詳細はちょっと話せない。」

「攻撃魔法とかはもらわなかったの?さっきの風の渦壁とか。」

「攻撃魔法は、初級しかもらってない。ファイアボールとかさ。」

「良くそれで、LV900超えたわね。」

「ああ、勇者はともかくおれは苦労した。”魔獣大陸”で必死にレベルを上げたんだ。」

「え?勇者は違うの?」

「勇者は”LVアップの加護魔法薬”でLV600までは楽に上がったんだよ。いやチートだね。」

「貴方はその薬使わなかったの?」

「勇者にしかきかなかったんだよその薬。」

「そう。」


・・・・お、少し考えてる。


「後、貴方はどんな仕事を神様に依頼さえているの?」

「2つあって、一つは勇者のサポート、これはもう勇者が死んだんで終了だ。後は・・・・この世界を守る仕事だ。」

「この世界を?何から?」

「秘密だ。神様に口止めされている。」

「・・・・それじゃ仕方がないわね。」


あら、神様の名前を出したらすぐに納得したよ。それじゃ王女様を何とかしてもらいますか。


「それじゃ、妖精の王女の心臓交換手術初めてくれないか?」

「わかったわ。」




と、無事人造心臓を妖精王女の心臓と交換して、大魔王レイカは”妖精の涙という宝玉”を手に入れた。


王女は助かった。


大魔王レイカは魔王城に帰り、俺は王女を妖精の国に送り届けた。



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