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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
十勇者ミッション
49/123

48話 妖精の姫 2

本日3回目の投稿です。

俺と王女は魔力抑制アイテムと認識阻害アイテムを使い。森の中を歩いていた。


しかし、巨大な魔力反応が空に現れた。そして空が暗くなったと思ったら、黒い金属の触手の結界の檻の中に捕まった。


そして、上空に黒い羽の生えた、冥王の様な鎧を着た少女が声を掛けてきた。


「妖精の王女さんですね。ちょっといかしら?」


と可愛らしい声で。


俺は魔将軍の誰かだろうと思った。しかし、認識阻害でステータスが読めない。

俺はその魔族の子と話した。


「魔族さん、”妖精の涙という宝玉”を取るのは止めてください。貴女は罪のない女性を殺すのですか?」

「殺さないで取るから大丈夫よ。」

「・・・・そんな方法はあるはずがない。」

「ここに人造心臓があるわ。これを取り出した後に埋め込むのよ。」


この魔族の子は、王女を助ける気でいるみたいだ。結構優しいのかもな。


「・・・・・成功するのか?」

「・・・たぶんね。」


前言撤回。臨床試験のもしてなさそうだ。


「そんな不確かなもので、出来るわけないだろう。」


と言ったら顔つきが変わった。


「あなた何者?」


いきなりなんだ?


「え?・・・・只の従者です。」

「それじゃ認識阻害外しなさいよ。」


俺を警戒している?


「えーと、貴女も認識阻害かかってますよね。」

「ええそうだけど、なにか?」

「いっしょに認識阻害を取るっていうのはどうでしょう?」


・・・・・と言ってみた。


「貴方今の立場分かってるの?」


怒られた。


「それじゃ、認識阻害を置いておいて、元の話に戻しましょう。」

「元に?」

「そう、神殿の結界が外れればいいんですよね。」

「ええそうよ。」

「神殿の結界を神官に外してもらいますから王女は助けてください。というのはどうでしょう?」


・・・・我ながらいい提案だ。


「それこそ確信も何もないわ。そもそも何故私のステータスが見たいの?」


な、全否定かよ。くっ!


「それは、もしかしたら戦って勝てるかなと思いまして、」


と言ったら、魔族の子はムッとして、少し黙ってから話し始めた。


「いいでしょう。それじゃ認識阻害を取るから、貴方も取りなさい。」

「はいな。」


と俺はステータスを見せて、相手のも見た。


レイカ LV999 年齢**才

    大魔王  ****

    HP・・・・・・・

    ・・・・・


「げ!LV999の大魔王・・・レイカ?」


とつい叫んで口に出してしまった。しかし、レイカだって!


「どうしたのよ。私と戦うの?どうするの?」

「・・・・・ちょっと待ってください。」


これは、もしかして麗香なのか?しかし、俺のステータスを見ても何も言わない、というか俺が分からない?覚えてない?ショックだ。少し、思い出してもらえるように言ってみるか。


「大魔王さま、俺は人を探している、○○株式会社で働いていた女性、田中麗香さんだ。」


と言ったら大魔王は目を見開いた。どうやら知っているな。やっぱり麗香か?


「あなた、何処でその名前を。」

「知っているのですか?大魔王様。もしかして、貴女が・・」

「その者を知っていますが、ここにはいないわ。」


と俺が言い切る前に言葉を挿まれた。


・・・・くっ!別人だと言い切った。仕方がない。


「・・・それでは、何処にいるのですか?」

「それを知ってどうするの。」


俺は少し考えた。そうだ愛していたことを伝えよう。


「・・・・おれは、その女性を追ってこの異世界まで来たんだ!そう、おれはその女に惚れていたんだ。○○株式会社にいた井中哲次郎だ。知ってるなら教えてくれ!」


・・・・・あ、なんか考えている・・・・


「えーと、わかったわ。異世転移者って言いたいのね。井中さんは、もしその女性に会えたらどうするの?」


自分とは別人だと言いつつ、さりげなく理由を聞かれている。この子できる。しかし、俺の事ホント分からないみたいだ。

あと、そうだよな、会ってどうすんだろ、もう俺マイラとこの世界に定住って神様に伝えちゃってるし。


「・・前は告白するつもりだったが、・・・・・今は分からない。」

「どうして?」

「日本に居たとき、既に告白してフラれてる。それに、・・・・・今は好きな人がいる。」

「それじゃ会っても、仕方がないのでは?」


確かにな。だが、


「いや、俺の気持ちの整理をしたい。教えてくれ。」


・・・・・・と言ってみる。


「好きな人ってその王女さま?」

「え?違うけど。」

「え?井中様。好きな人がいらっしゃるんですか?てっきり私のことが・・・・・・」

「え?王女様もしかして俺に気があるんですか?」


・・・・あっと、変な会話になっちゃったよ。


「イチャつくのは後にして。」

「はい。」


・・・マズい流れだ。


「で、知りたいのどうなの?」


あれ?話の流れが戻っている。よし。


「はい知りたいです。」

「では、力づくで聞いてみなさい。」

「え?」


なんで?


「王女様は、結界を張ってあげるわ。」

「きゃ!」


と王女は黒い鎧の触手に引っ張られ、結界内に入った。

そして周りの結界の檻も解かれた。


「さぁ始めるわよ。」


と大魔王レイカは言った。




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