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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
十勇者ミッション
15/123

14話 レベルアップ 銃と不死身 2

本日3話目の投稿となります。

・・・・・


パーティ一行は、魔物を狩りながら”魔物の森”の少し奥まで移動していた。


”LVアップの加護魔法薬”の服用も、もう三本目になる。


短時間の戦いで、勇者はレベルが倍以上に上がっていた。


銃の勇者スミス LV37


不死身の勇者シンジ LV35


しかし、レベル35を超えたあたりから、最初程急激にはレベルは上がらなくなってきた。


レベルが高くなるにつれて、経験値多く必要になるみたいだ。


また、”LVアップの加護魔法薬”を使ったレベルアップには、欠点があった。


レベルが上がるとHPやMPの容量が増えるが、現在のHPとMPは回復しない。


つまり、例を紙に書くと、


HP 98/98  →レベルアップ→  HP 98/260


という具合である。


回復薬を使って回復しなければ、レベルが上がったといっても次のランクの魔物に挑むのは危険であった。


また、急なレベルアップした場合、体と意識がちぐはぐで、上手く動けないそうだ。


更に、スミスとシンジが言ってたのだが、剣技やその他の技能のレベルがあまり上がっていかないというのだ。


俺は相手のステータスの細かいところまでは見えないので、最初分からなかったが、どうやら剣技やその他の技能については、訓練などの方法が必要みたいだ。


だが、俺の仕事は、”一年以内に、勇者達のLVを500~600”に引き上げる事だ。剣技やその他の技能まで面倒は見られない。


と考えながら時間を”グラス”で確認した。

そろそろ”LVアップの加護魔法薬”の効果も切れる頃であった。


そろそろ帰る頃合いだよな。

今日のノルマはこなしたハズだ。

ああ、帰ってゆっくりと紅茶が飲みたい。


「みんな!、馬車も魔物の素材で一杯になったので、そろそろ城に戻らないか?」


と俺は、パーティメンバーに帰り支度を提案した。


「そうだな、もう戻るか。」「ああ、何か急なレベルアップで疲れたよ。戻ろう。」「そうですね。」「戻りましょう。」・・・・


と返事があった。


みんな賛成してくれてよかったよ。

むさい男たちに囲まれて気分が滅入っていたんだ。

早く帰ろうぜ。


パーティが、馬車の進行方向を城に向けて進もうとした時、森の奥から、強い魔物気配が近づいてきた。

俺は”グラス”を急いで呼び出す。魔物のマークがすごいスピードでこちらにやってくる。縄張りにでも入ってしまったのだろうか?


表示では”グリーンドラゴン LV98”だ。


やばい、このパーティには荷が重すぎる。神官達はまだLV10台だ。


「”グリーンドラゴン LV98”が来る!スミスとシンジは防御障壁のアイテムを使ってくれ!一番高い奴だ!」


とスミスとシンジにアイテムを使うように言った。


「LV98だって!シンジアイテム使うぞ。」

「どの袋だっけ?スミス」


どうやら間に合いそうにない。パーティの危機だ。


俺は馬車の外に飛び出し、詠唱が短い”エアカッター”を放つ。

グリーンドラゴンは、ダメージを負って、俺の目の前に着陸した。


『一撃とはいかないか。』と俺は思った。


そう、神様にLV300をもらっているが、攻撃魔法は基本的なものしか使えなかった。

回復魔法系統の方は最上級まで使える、基本的にサポート役に徹しろという事なんだろう。


ギャアラララー!


と、グリーンドラゴンは、怒りの雄叫びを上げて、”ブレス”を放ってきた。


俺は無詠唱で、中級魔法壁を十枚ほど展開した。


当然レベル差三倍なので、ブレスは障壁に当たり霧散した。


『防御はさすがLV300クラスだな。』と思っていた俺は、おそらくドヤ顔をしていたのだろう。


ダン!


後ろから銃声が響く。


スミスがコルタガブムント38でドラゴンを撃ったのだ。


俺の顔が一瞬固まった。防御してろと言ったのにな。

『まったく、俺に当てないでくれよ。』

と、撃たれてグリーンドラゴンを確認した。


グリーンドラゴンの腹に穴が出来て、血が流れ始めた。しかしHPはあまり減っていない。


銃でグリーンドラゴンが怯んだところ、シンジが鋼の剣で切りつけた。


バキーン!


と鋼の剣が折れる。


『さすが竜種、今の装備じゃ駄目そうだな。』と見ていたら、


バシン!


とシンジがグリーンドラゴンに尻尾で打たれて飛んで行ってしまった。


『マズい。』と慌てて、”ファイアボール”を3発、グリーンドラゴンに叩き込んだ。


ギャアアアア!


とグリーンドラゴンは苦痛の雄叫びを上げる。


俺はグリーンドラゴンに接近して止めを刺しに行く。


バコ!


俺の右拳がグリーンドラゴンの腹にめり込む。


グリーンドラゴンは、横に倒れ込む。


HPを確認したら、まだ生きていた。


復活すると面倒なので、スミスの撃って出来たグリーンドラゴンの腹の穴の中に、腕を突っ込みエアカッターを数十発放った。


ズシャシャー!


とグリーンドラゴンの腹の中で肉がミンチになる音がした。


グリーンドラゴンは死んだ。


・・・・・


・・・・・


スミスとシンジが俺に近寄ってきた。


「哲次郎さんって強かったんですね。すごかった。」

「哲次郎も人が悪いなぁ。そんなに戦えるんだったら最初に言ってくれよ。」


と二人とも俺の強さに感激していた。


それを聞いた俺は、気分が良くなった。

俺TUEEE!ってこんな感じなのだろうか?


しかし、レベルが三倍なのに中々倒せないものだな。

装備が悪いか、魔法がショボかったか。

どっちにしろ、強くなっておくのは悪くないな。



・・・・・



・・・



・・



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