2-47 魔獣大陸へ
それから4カ月間、俺は魔獣大陸へ向かう為、レベル上げをしっかりやっていた。
真美子と愛美さんは、4カ月間一緒だったせいか仲が良くなった。
そして、俺はLV3478になった、そろそろいいかなと思い。
俺は真美子に魔獣大陸に行く事を話した。
「それじゃ、真美子、しばらく帰らないから、慌てないで待っていてくれ。」
「しばらくって、どれくらいよ。転移で帰れるじゃないの?」
「そいうだな、1週間から3週間は見て欲しい。」
「何かするの?」
何かってなんだ?
「いや、だって初めて魔獣大陸に行くんだ。飛行魔法で最初行くだろ、ここからだとこの星の裏側だから結構な時間と魔力がかかる。転移も同じく距離によって魔力が大量に必要になる。戦闘に魔力は温存しておきたいから。」
「日帰りで、帰れないの?」
「流石にそれは無理。」
「こまめに転移ゲート魔法陣を設置して、移動を繰り返して、魔獣大陸に着いたら日帰りで探せばいいじゃない。」
「まあそうだけど。」
「女なの?」
結局浮気防止かよ。
「何故そうなる。」
「だって、1晩でも嫌なのにそれ以上だと私不安よ。」
そんな顔で言われちゃ仕方がないな。
「わかったよ。そうする。」
「そうよ。テツさん。」
◇
そして俺は、日帰りで毎日帰って来た。おかげでなかなか進まないので真美子にぼやいたよ。
そうしたら、真美子は夜の運動で色々サービスしてくれた。言ってみるもんだね。
真美子の化粧台には、その手のテクニックの本が置いてあった。
◇
何日か経ち、俺はようやく地図が示す、ブラックダイヤモンドのある場所を特定できた。
その場所に行く途中の魔獣がとても強くその日はダメージを受けて、ボロボロの服で帰った。
「どうしたの。大丈夫?」
「ああ、大丈夫だよ。回復魔法かけたから。」
「まさか、魔族と遭遇して戦ったの?」
まあ、魔族と会ったが魔獣より弱いので問題は無かった。
「いや、魔獣とだ。ブラックダイヤモンドのある場所がようやく解かった。そこまで行くのに強力な魔獣を倒さなくちゃいけないんだよ。」
「そんなに強いの?」
「まあ、強いが所詮は魔獣だ。攻撃に技とかないから、数日戦えば数も減っていくさ。」
「無理しないで”勇者試練のダンジョン”で、レベルを上げてからにしましょうよ。」
真美子は心配そうだが、魔獣相手でもレベルアップにつながる。
「大丈夫だ。”勇者試練のダンジョン”と大差ない。」
「本当に?」
「ああ、それより疲れた。着替えて風呂入ってくるよ。」
「わかったわ。テツさん。」
◇
その後も4日か5日くらいかな、俺は毎日ボロボロになって帰った。
疲れて、すぐ寝てしまった日もあった。
そしてついに、そのブラックダイアモンドがある場所の魔獣をすんなり倒すレベルまで上がり、魔獣を倒してブラックダイアモンドの原石を手に入れた。
その夜、俺はボロボロで疲れていたが、真美子に自慢げに報告した。
「真美子やったぞ。ほらこれ。」
ブラックダイアモンドの原石を10個以上、テーブルの上にザラザラっと置いた。
俺は少しダイヤ同士でこすり、輝くところを真美子に見せた。
「これ、本物?」
「そう、本物だ。」
「じゃあ、明日からまた、テツさんも”勇者試練のダンジョン”に来てくれるのね。」
真美子の喜んでくれた顔が曇っていた。
「ああ、そうだが、何かあったのか?」
「ええ、実は・・・・・・」
と真美子は、吹雪裕也のこと話し始めた。
俺の妻にプロポーズだと!
何を考えてる!きっちり分からせてやろう。
俺は真美子に明日あったら話を付けると言った。
真美子は何故か裕也を庇っている。「乱暴はしないで。」と言った。
ダンジョンで助けてもらったらしい。
まあ、実際真美子に手を出してないしな。
だが、俺はムカムカして、ふて寝した。
真美子はそんな俺に優しくキスをしてくれた。
俺は疲れていたが、真美子と無理やり夜の運動をした。




