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天の節・昇華 其之壱『愛縁──あるいは奇なる応報』

天の節 昇華


愛縁──あるいは奇なる応報おうほう



     Side Yui & Gai & Others


 風が勢いを失っても、雨はまだ木々と屋根を激しく叩いている。

 デッキチェアに座る顕醒の膝に跨がって、維は椅子ごと彼を抱きしめていた。

 零子を疑っていたわけではないが、やはり生きている姿を見た瞬間には〝奇跡〟というものを意識し、また恋人のことをあらためて誇らしく思った。

 支部を発つ彼に放った、「頼む」の意味するところを、この男はしっかりと実行してくれたのだ。そうでなければ、いまごろは哀しみと失意と怒りを拳に乗せてぶつけていただろう。

 聞けば不動翁も生還したという。顗の安否はまだ未確認だが、藐都宅に届いた書面は信憑性が高そうだ。奇跡に続いて、〝守護天使〟というものの存在も、維は信じてみたくなった。


「これから、どうするの?」


 維は耳元で訊ねる。


「俺は第三区支部へ行く。老師と合流し、諸兄に協力を仰ぐ」

「リベンジ? 凰鵡は? あの子の気持ちは?」

「あいつは、闘わねばならない」


 非情な一言だった。だが維もそれを否定できない。最初に背中を押したから、だけではない。


「あれは……なんなの? 凰鵡の顔してるって……」


 双子、生霊、クローン……そんなものではない両者の繋がりを、維はひしひしと感じていた。


「分からない。答えは、あいつが見つけるしかない」


 珍しく口数が多いな、と思った。決して無感情な人間ではないが、今夜はことのほかセンチメンタルになっているのかもしれない。


「もしかして、凰鵡に……」

「話した」

「信じなかったでしょうね」


 維でさえ、いまだに信じ切れていない。


「だが真実だ」


 これも、前に同じことを言われた気がする。


「明け方には戻る。それまで、ふたりを頼む」

「わかったわ……お願い、あと五分だけ、このまま」


 別れを惜しむように、維はひときわ深く、顕醒を感じた。



 光があたりを包んだ。

 ──逃げて! 先輩!

 空気の歪みが、自分を包んだのが分かった。

 待て──お前!

 額と両眼から血を流す瑞綺へと伸ばした腕が、歪みから出た瞬間に、溶けた。


「──ッ!」


 顗は眼を覚ました。


「やぁ」


 猫耳を生やした生意気な子供みたいな顔が、上から覗きこんでいた。

 命を拾って最初に見た光景がこれか、と顗は溜息を吐く。起き上がろうとしていたのだが、気が削がれた。そのおかげで、自分がどういう状況に置かれているか、よく理解できた。いま動いたら絶対に医者が激怒する。


「不服そうじゃな。まぁ元気でよい」

「外はどうなってんです?」


 ちょっと前に同じ科白せりふを、この人の弟子に言った気がする。


「キミがやられてから十時間、てとこじゃ。《光》はまだおるよ。いまは《オメガ》と呼ばれとる。被害はデカいが、まぁ世界の終わりってほどじゃねぇ」

「瑞綺……オレと一緒にいたやつは?」


 真嗚は哀しげにかぶりを振った。

 顗はもう一度溜息を吐いた。目覚めた瞬間に、そんな気はした。

 あの時、瑞綺はふたつの力を連続で発現させた。念動障壁(サイコバリア)からの他者転移(アポート)だ。どちらも強い精神力と霊力を必要とする。あの状況では、どちらか片方にしか使えなかったのだろう。

 そして瑞綺は己でなく、こちらを生かす選択をした。その覚悟を責めることは、顗には出来ない。

 悔やむべきは、自分が腕一本ぶん、彼女の思いを無駄にしたことだ──咄嗟に抱き寄せようとして、張られた障壁から出てしまったがために。


「それと……」


 不動翁が腕組みしながら告げた。


「キミが発見されたとき、雲水がそばにおったらしい」

「やろうが?」

「腕の処置もされとったと。いま儂も使ったが、内功が施された跡があった。妙な話じゃが、あやつもキミを助けてくれたということじゃ……」


 あのクソ坊主が、と顗は心のなかで毒づく。散々に煮え湯を飲まされた記憶もまだ新しい。素直に感謝できる気分ではなかった。


「で、見舞い人は爺さまだけっすか?」

「翔あんちゃんと、巍狼ちゃんが来とるよ。さっきまでここにおったがね。今は宿泊室で仮眠してもらっとる」


 はぁ? と顗は無礼な返事をするところだった。

 ある意味では雲水の話より予想外だった。とくに翔だ。一介の訓練生に何があれば本部組の、それも智七山ふたりと連れ立って第三区支部くんだりまでやって来るのだ。


「どういう状況なんです?」

「ふかーいワケじゃ。まぁ、ゆっくり話そう。キミの力が要るかもしれん」


 と切りだして、不動翁は事情を説きはじめた。



 顗が真嗚に溜息を吐いていた頃、第一区支部でも霊祇が三人を相手に同じような諦観を覚えていた。

 三人とは紫藤、孤月、そして零子である。


「どうしても……と仰いますか」


 訊ねるともなしに霊祇が言った。


「はい」零子が応えた「この闘いは長くありません。その前に私は、あのオメガが何なのか、少しでも視たいのです。今後のために、視るべきだと考えています」


 確固たる意志を感じさせる零子の双眸は、いつもの眼鏡ではなく、眼球のような紋様がビッシリと描かれた呪帯によって覆い隠されていた。


「また、お心に大きな苦しみを受けるとしてもですか?」

「はい。視ることが私の使命ですから。皆さんにご迷惑を掛けるかもしれない、ということも理解しています」


 こともなげに零子は答えた。

 隣では、紫藤が表情を固くして黙り込んでいる。その右目の周囲には、零子の呪帯と似た紋様がタトゥーのように刻まれている。


「ですが、こんな私を信じて支えてくれる方々がいるからこそ、私にとってはこの苦しみも、誇りたり得るのです」


 今度こそ、霊祇は大きな溜息を吐いた。


「……分かりました。支部長職は今しばらく代行しましょう。何かあっても、守備はお任せください」

「すまんね」


 と言ったのは孤月だった。この交渉が始まってから初めて彼女が発した言葉だった。三人一組であっても、衆統への説得はすべて零子ひとりによって行われていたのだ。


「まったく皆さん、がお強いもので……まとめ役は常に胃が痛みますよ。とくに第一区関係はね」


 嫌味のようでいてそう聞こえない柔らかな口調で、霊祇は三人を事務室から送り出した。


「ほなレイは途中までウチが」


 棟の玄関を出たところで、孤月が零子を背に負った。


「お願いします」


 厚手のジャンプスーツにフルフェイスヘルメット。数時間前の朱璃と同じ姿の零子がバイザーを降ろした。

 すっ、と息を吸うや、孤月は軽々と駆け出した。老貌からは信じがたい洗練された雲脚だ。

 紫藤もそこにピッタリと併走し、三人は真夜中の闇へと消えていった。


「医師としては反対でした」


 ラウンジから外を眺めていた霊祇の背中に、タヌキ先生が声を掛けた。


「衆統としても反対ですよ。しかし私も古い人間のせいか、使命とか誇りとか、そういう言葉に弱くていけない……いや、たんに彼女に弱いんでしょうな」

「最後だけ同意しますよ。導星くんが羨ましい……本人に言うと怒られるでしょうが」


 どちらからともなく、皮肉めいた笑いを漏らす。だが、ささやかな閑談は、霊祇のスマートフォンが立てた着信音で打ち切られた。


「はい…………オメガ? 妙とは……了解。確認します。先生、ご一緒に」


 霊祇はタヌキ先生を伴い、足早に事務所へと戻った。



 支部長室のPC画面を睨みながら、真嗚は「なんぞこれ」と呟いた。

 映し出されているのは、現在のオメガの観測記録だった。観測といっても衆では遠方からの目視と、オメガに直接接触しない形での霊的観察に留めているため、記録のほとんどは文面である。

 他所では強行的な精神感応、呪法で強化した念視、はては念動での圧殺など、様々な手段が試みられているが、いずれも念波や力場の逆流が起こって能力者が爆散するという悲惨な結果に終わっていた。当初の調査団も分裂したばかりか、凰鵡とオメガの相似性が広まったことで、水面下では衆の関与が疑われている有り様だ。

 不動の三人を吹き飛ばしたあともオメガの位置に変化はない。ただし周囲の《光輪》の直径はおよそ二分の一にまで狭まり、それにともなってか、電波以上などの範囲も縮小していた。

 これについて、霊視による観測グループは「眠っているようだ」と述べている。しかし彼らはまた、その見解に矛盾するかのような、オメガの真下で活発化しているある事象(、、、、)を、いま、戦慄とともに報告していた。


『オメガの直下、およそ半径五キロ以内では、対象の霊力に引き寄せられたとみられる妖種がことごとく、オメガから発せられる正体不明の光球によって消滅。また、死亡した妖種を含む、当範囲内の霊魂および霊性のいっさいが、上空のオメガに吸収されている』


 真嗚を心胆から寒からしめたのは、あとの一文のほうだった。

 正体不明の光球とは、不動の気弾と同質のものだろう。それだけでも充分に恐ろしい話だが〝霊魂および霊性のいっさいを吸収〟とは何だ。

 霊力、霊魂、霊性……この界隈には「霊」と付く言葉が溢れかえっている。霊魂とは肉体を離れた〝霊力〟の総称。そして霊性とは精霊などが持っている〝肉体に依らず霊力のみによって生き得る性質〟のことだ。つまり「霊」には「目に見えない生命力」という意味がある。

 それを吸収している……オメガは生命力を喰っている可能性がある。

 妖種の命は言うにおよばず、霊性というからには土着の神霊や地霊も例外ではあるまい。むろん、最初の災禍で失われた、あらゆる生物の霊魂も。

 と、デスクの内線が鳴った。警備かららしい。支部長が応答し、先方が訪問者を報告する。

 その名を聞くまでもなく、真嗚は「来たかアホ弟子」と呟いた。


     Side Ormu


 気が付くと雨音は止み、窓の外ではわずかに闇が薄らいでいた。

 いつの間にか眠っていたらしい。体はベッドの上に移されている。兄が運んでくれたのだろうか。

(あ……)

 もう少しで、凰鵡は声を上げるところだった。後ろから朱璃に抱きしめられたままだ。兄は……自分達をこの姿勢のまま、ベッドに運んだのか?

 しかも、どちらの寝相のせいか毛布は解け、朱璃の膨らみはいま、遮るものなしに凰鵡の背中へと押し当てられていた。吸い付くような素肌と弾力に、凰鵡の頭は爆発しそうになる。


(……ありがとう、朱璃さん)


 だがすぐに己の理性を奮い立たせた。朱璃を起こさぬようそっと腕から抜け出し、ベッドを降りた。


(お風呂……入ろ……)


 寝室を出ると、炉の火が消えた居間には誰もいない。兄と維は別室だろうか。椅子に掛けた服はすっかり乾いていたため、一式を掴んで浴室に入った

 この山房の風呂は内湯だが、蛇口をひねれば温泉が出るようになっているらしい。滝のような勢いで石組みの浴槽に湯が注がれてゆくあいだに、頭を洗う。

 何のことはない入浴に見えて、凰鵡にとっては、これから成そうとしている大事の前の〝禊〟のつもりだった。

 頭から足先までを念入りに洗い終え、最後に桶の湯を浴びたときだった。

 がらり──背後で、浴室の戸が開かれた。

 兄か、と振り返ろうとして、視界の端にその輪郭が見えた瞬間、凰鵡は弾かれるように顔を前へと戻していた。


「おはよ」


 朱璃だった。起きて、あとを追ってきたのか。


「え、あ、え? 待って⁈」


 当惑と緊張のあまり、素っ頓狂な返事をしてしまう。


「大丈夫。私からは凰鵡くん、全然見えないし」


 朱璃の足音が背後に迫る。

 言うとおり、山房には電灯がない。風呂場の採光も天窓のガラスからしかないため、夜目を鍛えていない朱璃にはほぼ真っ暗闇だろう。


「昨日……の夜は、凰鵡くんのこと、話してくれてありがとう。私も……聞いて欲しいことがあるの。いいかな?」


 神妙な声に、凰鵡はうんとうなずいて、意味もなくもう一度、体に湯を掛けた。


「私も、ヒトじゃないの」


 え、という声も上げられず、凰鵡は桶を持ち上げた姿勢のまま、固まった。邪願塔から解放したとき、彼女は確かにヒトとして生まれ変わったはずだ。

 二の句が継げない凰鵡に、朱璃は〝呪殺事件〟で判明した事実を語った。

 彼女が味わっただろう衝撃と、気軽に打ち明けられなかった寂しさに、凰鵡は否応なく昨夜の自分を重ねて、心を震わせる。

 そして、その心の琴線は、彼女の最後のひと言で完全に引きちぎられ、その弦芯を丸裸にされた。


「それでもね……私、凰鵡くんが、好き」


 せつなさで胸が破裂しそうだった。ボクも好き、などと気軽に返すには、それはあまりにも貪欲でグロテスクで……甘苦かった。


(あああ……朱璃さん、ボクは…………)


 本当は知っていた──邪願塔事件のときからずっと。だが兄への想いに走ってしまったがために、彼女からも、己の不義理さからも目を背けていたのだ。


「おねがい。こっち向いて」


 凰鵡は立ち上がって、震える顔を背後へと巡らせた。それが、彼女に対するせめてもの償いと思って。

 だが、朱璃を見た瞬間、そんなお題目はすべて消え去った。


(きれい……)


 闇のなか、湯煙を纏って天窓から射す光の梯子に照らし出された朱璃の姿は、凰鵡にとって、あまりにも美しかった。

 彼女が欲しかった。ヒトか、妖種か、どれでもないか──そんなことは忘れるくらいに、凰鵡はただ「朱璃に愛されたい」と感じた。


「そっち、行っていい?」


 恥ずかしそうに、だが決して視線を逸らさぬ朱璃の眼に、凰鵡はコクリとうなずく。

 一歩、一歩、光の梯子のなかから歩み出てきた朱璃が、目の前に辿り着く。


「好きでいて、いい?」


 ハッ──と、凰鵡が息を呑んだ瞬間には、胸と胸、唇と唇が重なっていた。

 迫ってくる朱璃の顔がまったく見えなかった。

 違う。見ようとしなかったのだ。

 凰鵡もまた口づけを交わしたかった。好きな誰かから〝愛されている証明〟を、ずっと求めていた。

 そしてそれはいま、朱璃によって叶えられたのだ。


     Side Shou


 さすがに射撃場はどこも一緒か、と翔は少し安堵した。支部の間取りや内装には区ごとにかなりの差があるようで、宿泊室にバスルームがなかったり、支給服の受取場所がリネン室ではなく事務所だったり、そもそも事務所と支部長室が別だったりと、いくつか混乱する事態に見舞われていた。


(で、ここが終点か?)


 つい先だって支部員に叩き起こされるや、この地下射撃場に連れてこられた。当の案内人は「ここで待つように」とだけ言って、すぐに上へと戻ってしまった。

 所在なくスマートフォンを開くと「圏外」のニ文字。しかし叔父からのメールが届いていた。

『お誕生日おめでとう。メールですまない。支部長からのぶんも併せて』

 相変わらず硬い文章だ。やはり照れくさかったが、それでも少し心が和んだ。

 場内に居並ぶブースと長く伸びた無機質なレーンを眺めていると、どうしても父のことを考える。自分が銃を教わったのも第一区支部の地下射撃場だった。一度は術によって忘却させられたが、チャクラメイト事件の最後に、凰鵡の記憶とあわせて思い出すことに成功していた。

 ブースに立ち、右の人差し指を拳銃に見立てて奥へと向け、左手を添えて、教わった姿勢を取る。

 バァン──凰鵡や顕醒のように何かが出るわけもないが、心のなかで引金を絞り、撃った気分にひたる。

 と同時に、背後で自動ドアが開いた。

 振り向いた翔は、入ってきた三人の顔ぶれに喜ぶより先に「えッ」と不安げな声を上げていた。


「おはようございます。お待たせしてしまい、申し訳ありません」


 ひとりは李巍狼だ。オフィスカジュアルなワンピースは昨日から様変わりしている。自分だけちゃっかり着替えを持ってきていたらしい。

 だが、翔が驚いたのはあとのふたりだった。

 紫藤と零子──しかも叔父は右目周辺に、眼球のようなものがいっぱい描かれた禍々しい紋様を刻み、彼に手を引かれる零子も同じようなデザインの包帯で双眸を隠している。


「コレについてはあとで話す。今は、私達は大丈夫、ということだけ解ってくれ」


 当惑する甥に苦笑いしつつ紫藤が諭す。


「見苦しくてごめんなさい。私もこれで、じつはそれなりに視えているので、どうぞご心配なく」


 上手く扱われている気がするが、叔父と零子にそう言われて翔も納得し、平静さを取り戻した。


「翔さん。これが、あなたをここへお連れした理由です。黙っていてすみません」


 細長いアタッシェケースのようなものを両手に持って、巍狼が歩み出てきた。


「それと、信じてくださってありがとうございます」


 隠し事されるのには慣れてるからな……と、凰鵡や父の顔を思い出しながら、翔はいつもの皮肉めいた笑みで巍狼に肯定する。

 だがその笑みは、ケースが開かれた瞬間、亡霊でも見たかのように硬直した。

 肉と骨で作ったかのような、生々しい形状の大型拳銃──否、それが実際に肉と骨で出来ているのを、翔は知っている。


「これ……」

「ああ」


 息を詰まらせる翔に、紫藤が応えた。


「拓馬の腕だ」


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