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クラス観察ファイル01  作者: 苗白
ターゲットB
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ターゲットB

中学生活初めてのクラス替え、まだ余寒がある中、周りの皆がどんなクラスになるのか、担任の先生は一体誰になるのか、どんな人と仲良くなれるのか、あいつと同じクラスになりたくないな、あの先生はダメだなと、期待と不安で仕方ないだろう。そして私はこの新しい一年からある3人と2人1組の観察ファイルを作ってみようと思ったのだもともと自分の中で気になった人たちが今同じクラスになっているのだ。この気を逃さないさてまずは私が初めて観察のターゲットB本名内田実にフォーカスを開こうと思う

彼は普段物静かなタイプなのだが、やけに彼の周り人が集まるのかが知りたかったのだ。そして彼は中学一年の時に転入してきたため友達が1人もいないはずにもかかわらずあの物静かなタイプの彼の周りに人が集まる理由が気になったのだ

以上のことを踏まえ、対象の学校生活を観察してみたいと思う。私の朝は早い。いつもは7時45分とギリギリまで家に居たいのだが、観察を始めようと7時前にはもう学校に着くようにした、先生達の次に早いだろう。知らんけど。そして新校舎と旧校舎を繋ぐ渡り廊下の窓から観察対象が来るまで待機しておく。忍耐力が試される。彼が来るまでそうかからなかった7時15分に彼の姿を確認、早い。そしてそのまま教室についてカバンの中の教材を机の中に入れて、一息ついたところで1時間目が始まるまで、静かに眠りについた。

一時限目、彼は廊下側の1番後ろの席で頑張って授業を受けているのだが彼はまた寝てしまっているたまに机を叩くような音がするが、それは彼の頭が机に落下してぶつけている音だ

内田「いったいなー叩く必要ないでしょ!」

先生「それ自分でぶつけてるだけだわ!毎回言われるけど勝手に自分でやってるからそれ!」

内田「毎回信じてない」

教室中がクスクスと小さな笑い声で溢れた彼はとても天然でどこか見た目によらずヤンチャな言動が見られた。クラスでも隠れた人気物になりそうなやつだと思った。2.3時間目を見てもやはり赤べこのように眠たいながらもノートをとっていた。ただ眠るのを必死に我慢しているのがわかる。

4時間目の体育は男女混合では無いためトイレに行くついでに男子の授業をのぞいてみた。男子は持久走のタイムを計っているターゲットB…面倒だ次から内田と呼ぼう。内田は着替えていない体育着を忘れたのだろうか朝礼台に大の字で座り、両足を煽るように揺らしながら応援している。

先生「内田!何座っとるだ!見学なら立て!」

内田「うぃーす」

サボりのように見えるがこの授業だけなのだろうか体育の授業はたまに見ていこうと思う

友人A「そんなに男子見て好きな子でもできたの?」

急に耳元で煽るような物言いに囁かれた

島村「うわっ!!ち、違うよ!!観察だよ」

友人A「え…….もっとスケベじゃん」

とのようにガハハと大胆に笑う彼女はとても天音と言う可愛い名前に思えない人だと私は何度も思う

彼女は中学1年で同じクラスだった子だ。私は「あま」と呼んでいる

天音「サボりは見過ごせないよ」

島村「これは彼、内田。またの名をターゲットBの裏の顔を見るチャンス見逃せないのだよ。あま」

はいおわりーと手を引く天音、悔いを残すが彼は男子の人気科目、体育をあまりしない男子だとゆう情報を得た。

えっと私島村灯が初めになぜこの記録をつけ始めた理由を簡単に説明すると。興奮する。性的な意味では無いがこの一言につきます誰も知らない一面を私が知っている。私が見つけたのだと普段あの子はこんなことをしているのに実は裏は、、、っとゆうギャップに強烈に惹かれる将来私は週刊誌の仕事をしているでしょう。とゆうかやりたい

さてターゲットBの気になる行動をまた観察しようと思う給食を食べたあとの50分の昼休憩、少々お花を摘みに行った私は教室を戻ると、ターゲットBの姿は見つからなかった彼もお花を積みに行ったかと思い10分ほど待ってみたがくる様子はなかった。男子トイレでスタンばる訳にはいかないので、他のクラスの友達に会いに行っていると思い他クラスを見に行った。2組なし3組無し4組無し5組は…無し私は彼の便がとても長いタイプかそれとも彼はこの学校生活で群れを作らないタイプとゆう事を仮定として、メモを残しておいた

教室に戻りつつ自分のクラスを覗くがターゲットBはいない

この場合彼の性格を考えてどこにいるか予想をするとまずは保健室、図書室、生徒立ち入り禁止の先生用のトイレ、あとあまり行きたくないが裏庭、大体運動部が走っているのだが、昼休みにはグレてしまった生徒が良くいると有名だ。

次の日の昼休み一箇所ずつ潰す作戦を結構した。まずは保健室。三つあるベットの中で一番手前のところだけカーテンが閉じてあった。カーテンの隙間から除く。はい誰もいない次

唯一屋上に続く階段を行こうと思っていただが、私の前を歩いている美女と野獣がおそらく屋上へと続く階段に向かっている。そしておそらくあれや、これやを楽しんでいるのだろうやめときましょう

候補三つ目の図書室空いてねぇじゃねえか!!

とゆうわけで行きたく無い裏庭に行ってみた。だが裏庭に向かう道中、教室に戻る生徒が増えてきたのかおそらくそろそろ5限目の授業が始まってしまうのだろう。しかし現場には強面な男2人の隣に柔らかな雰囲気のある内田の姿が見えてしまった一見ターゲットBは絡まれているようにも思える。おそらく強面二人組は見覚えがないから先輩なのだろう。しかし次の授業が始まりそうだし、好奇心を隠し教室に戻ろうとしていたところに裏庭で誰の声かもわからず、これが本当の風の噂とゆうやつだろうか学校生活では聞くはずもない「親父狩り」とゆう不気味な単語が春風と共に共に耳の中に入ってきた。あの場には3人しかいないこればっかりはだいぶディープなスクープがあると私は鍵つけた。



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