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オルウェイガイドブック  作者: 雲丹屋
3/3

国、地形、都市

このあと彼はオルウェイに戻って、あの人のもとで天と地を示す図を作るのだ。


「……一体どのようなものができあがるのか、俺にはさっぱり想像ができんが、楽しみにしている」

<国と地域>

■アトーラ

新興軍事国家。周辺諸国を次々に征服し、大帝国を築いた。

後世のアトーラ帝国と区別する場合、建国初期から皇帝即位までの時期を共和制アトーラと称する。

地中海沿岸風の温暖な気候。


共和制時代の建築様式は、いささか装飾性に乏しい白い建物が主流。後世でアトーラ風と称される様式は、帝政初期に確立する。


「オー・ラ・アトール!」

「ラ・アトーラ!」

は"アトーラに栄光あれ"の意。(要するに「ラ・○○」は「○○万歳」)

軍ではこの歓呼に合わせて一斉に左腕を高く挙げてから拳で胸を叩く。


■オルウェイ

アトーラ南部にある都市。エーベ川とラルダ川の河口の中間に位置する。

"西海の真珠"

"豊かなるオルウェイ"

アトーラ帝国初期の繁栄の中心地。

アストリアス地方の領都。

華麗な美術工芸品の産地

豊かな貿易港


■アストリアス領

オルウェイを中心とするアトーラ南方一帯。帝国初期に設立。


■東の公王国

政争の結果、和平派が追われ、アトーラと交戦。敗北後、国土の大半をアトーラと南の王国に分割される。

逃げ延びた和平派を中心に公王国は再建されるが、アトーラの属国に近い地位に甘んじることになった。


■南の王国

歴史ある古い大国。文化的先進地として繁栄していたが、政治的腐敗から社会の停滞が進み、徐々に没落した。


■シャージャバル

元は南方の小国。

南の王国に併合された。


■ダロス

西方の都市国家。高名な歴史家、哲学者などを多数輩出した学術都市。

動乱により、学問の最先端の地としての地位を失う。


■イスファール

大国ではないが平原の小国家群の中で覇権を長く握ってきた中堅国家。


■アスパダ

イスファールの王都。

ルード川の中流域にある都市。

都市周辺に軍が野営できる土地が十分にあり、大軍の集結地として適した場所である。



ーーーー

<地理>

■アトーラの東山嶺

アトーラの東側から南北に続く山系

石灰岩や大理石の産地


■西の平原

東部戦線で大規模な野戦が行われた丘陵地帯。白い岩が点在する草の生い茂る丘陵地帯

東の公王国から見て"西"。

アトーラの東部に位置する。


■奇岩の台地

酸化鉄の多い脆くて水はけのいい赤茶けた岩石が、節理で縦に割れて風化し、奇岩の多い乾いた地形を形成している。


■エーベ川

丘陵地帯を抜けて山系の南東からオルウェイの北側に向かって流れる河。


■ラルダ川

南の王国を流れる大河の一番北側の支流。オルウェイの南に河口がある。


■枯れ谷

オルウェイと南の王国の間にある渓谷。切り立った崖の間に細い道がある。


■芦原

南の王国を流れる大河の河口にあたる三角州一帯は広大な芦原となっている。ここの芦は背が高く、大人の身長を超える。繊維が長く、丈夫。


■龍の寝床(カルデラ火山)

南の王国の北東、アトーラから伸びる東山系の南端付近にある山。周囲の山より大きい単一峰。龍伝説がある。


■ファスカ島

オルウェイ沖の秘匿された小島。

大規模な日輪花畑があり、精油まで一貫して行われる。


■白礁湾

西海のやや東。中央平原の南東にある湾。海鳥と海賊がいる港町がある。

ネモという柑橘類が名物。


■中央平原

アトーラの西方に広がる平原地帯。

中小の国家群が小競り合いを繰り返していたが、アトーラに征服された。


■ルード川

中央平原を流れる河。


■山岳地帯

中央平原と西方の草原地帯の間にそびえる山々及び高地。


■幻の湖


■草原


■西域


■岩場が疎らにある丘陵地


■西海の果て


■伝承の島


■北海

北の果ての海


ーーー

<建築群>

■アトーラ首都及びその近郊

・ユステリアヌス邸

中庭を囲む白い石造りの邸宅

艷やかな緑の葉の樹木がある中庭

・農園屋敷

・葡萄園


・執政官の邸宅

開放されていた庭園部分だけで部隊の宿営地にできそうな面積がある。


中央公共討論会場(フォーラム)

ダロスの神殿風建築物。四柱式の二列柱廊(ポーティコ)を有す

公共広場(フォルム)


・元老院

・天部院

・議事堂

・太陽神殿


■アトーラの東

・城壁用石切り場(内陸の山地)

・石灰岩採石場(内陸の山系の東側)

※採石場からアトーラへの道はあるが、南のオルウェイ側に出る道はない。


■ユステリア街道

帝都とオルウェイを結ぶ街道

対向複数車線。内側から軍用道、民間用馬車道、歩道、を完備した典型的アトーラ帝国街道


■オルウェイ(占領初期)

・占領軍本営

・太守の本営


■オルウェイ(城塞都市)

城壁、その突端の稜堡、出島の三日月堡、堀、斜堤(内縁沿いに遮蔽道)


・太守屋敷(太守館)のちの領主邸:方形の池がある中庭(柑橘の木あり)、アトーラ式浴場(蒸気室、冷水浴槽、温水浴槽、洗い場、マッサージ室、整髪室)、食事室、厨房、客間、客用寝室、主人書斎、主寝室、コレクションルーム、サロン、庭園、薬草園、菜園


・工房街:職人や芸術家の工房

・一般市街:住宅、個人商店、パン屋、浴場、居酒屋

・公共地区:公共議事堂、公共討論会場(フォーラム)、円形劇場、大型の公共浴場

・城門前商業地区:有名商会店舗、交易商の拠点、マーケット、宿屋街

・港湾、賭場、歓楽街

・水道橋

・河川交通の船着き場

・城外市場(通称:ハズレ市)=軍用地


■中央平原〜西海東部

ダロスの学究院

奇岩城塞


■西域〜西海西部

賊徒の山塞

ひとまず投稿。

クルムフィス関連などは未対応。

後日追記予定

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― 新着の感想 ―
[良い点] 遅ればせながら、これを待ってました! すごくワクワクします。
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