巡る星(三十と一夜の短篇第64回)
田舎のばあちゃん家に行ったら、星が俺についてきた。
『なにを言ってるんだ』
「まー、そーだよなー。そー思うよなあ」
どうしたもんか、って思って大学の友だちに電話したんだけど、返ってきたのは予想通りの冷たいことば。
「いやでも、見たらわかるんだって。これはまじ星だから。っていうか、お前どこにいんの?」
百聞は一見にしかずってゆーじゃん、と呼び出したっていうのに、断られたのはどういうことだ。
夜だからって、気にするような間柄じゃないだろ、お互い。
「俺とお前は独り身仲間だろ?」
『妙な組み分けにおれを巻き込むんじゃない』
電話越しでもつれなさは変わらない。俺はお前のこと頼りにしてるのに。
『その星とやらで何か困っていることがあるのか?』
「今のとこ無いけど……」
『そうか。なら、困ったら連絡をくれ。こっちは明日、川遊びでな。早く寝なきゃいけないから、またな』
「あっ、おい! ……切れちゃったよ」
手のなかのスマホを見つめても、通話はすでに終わってる。
「ていうか、早く寝るって言ったって、まだ8時だぞ。早すぎだろ」
あいつ、川で遊ぶって言ってたな。どこの川だ? しかも後ろで誰かが呼んでる声もしてたし。しかも男の低い声じゃなかったし。
「まさか、ついにあいつに彼女が……!?」
抜け駆けだ。裏切りだ。そんなのってひどすぎる。
ショックのあまり固まっていた俺の視界の端で、ちいさな光がチカリと灯る。
ぐるりと円を描くように回ってくる光は俺に近づいてくるけれど、腕の長さともうすこしぶんくらい距離をあけて宙をすべる。
俺の横を通り過ぎざま、ゥゥンとかすかな音が耳を掠めた。
「ほらー、どー見たって星だろー」
ばあちゃん家から帰ってきて、日が落ちるころ、巡ってくるちいさな光に気がついた。
日暮れごろはハッキリしなかった光は、すっかり日の暮れた今じゃあ見ないふりするほうが難しいくらいだ。
さて、友だち甲斐のないやつは置いといて、どこで拾ってきたのやらと優秀な頭を働かせるとするか。
でもまずは、落ち着いて推理するために場所作りが大切だ。
安楽椅子はないから、ベッドの背もたれにクッションを置いて。
キセルなんて持ってないし煙草は吸わないから、代わりにガムを枕元に。
それから、なんだっけ?
「帽子は暑いから却下だろー。探偵ポンチョとかはこう、置いといてー」
後はスマホと飲み物がありゃ、まあいっか。
画面の暗くなったスマホを枕に投げて、俺もベッドにダイブする。
助手にしたかった相手は彼女(仮)といちゃついてるし、仕方ないから俺の助手はペットボトルのコーラ、お前だ!
背もたれに置いたクッションに身体を預け、プシュッと一杯。
「っはあー! 炭酸がのどに効くー!」
一服して、さあ推理をはじめよう。
「えっと、まずはばあちゃんとこに行った経緯だな」
スマホを操作して電話履歴を見れば、ちょうど一週間前の朝に母さんからの着信がある。
大学が夏休みになってすぐ、母さんから電話があってばあちゃん家に行くよう指令がくだったんだった。
『今年はわたしたち行けないから、あんたおばあちゃんの様子見てきてちょうだい』
「あーいいけど俺もちょうどばあちゃんの顔見に行きたいと思ってたし」
「そう? 助かるわー。あんたのことだから彼女なんか居やしないだろうから行っててくれると信じてたよ」
母さんの余計な一言はしゃくにさわったけど、言い返せば傷口が深くなるだけだ。
それに、俺の大学の借家からばあちゃんのとこまで、バスを乗り継げば、ちょちょいと行ける距離だ。
そんなわけで、母さんに言われたその日にばあちゃんちに行って、墓を掃除したり、ばあちゃんの荷物整理手伝ったりして一週間いたわけだけど。
「あー……もしかして、墓から何か拾って来ちまった?」
思いついて背中がぞわわってなったけど、でも俺、別に霊感とかねぇしなあ。
「後はなんだ? ばあちゃんとこで変な壺とか箱を開けたりもしてないし……」
墓掃除、荷物整理、畑仕事、買い物の手伝い、近所の爺さん婆さんの話し相手。
覚えてる限りの出来事を一つ一つ挙げて指折り数えていく。
「あーとーはー……あ、そうだ。俺も川行ったんだ」
ばあちゃんちの近くの川に、俺だって女の子と一緒に行ったんだった。あいつに自慢してやりゃよかった。
「とは言え、相手が小学生じゃなぁ」
一人暮らしの部屋のなか、クッションを抱きしめて転がりながら、思い出す顔は幼い女の子の膨れっ面。
「サクメだっけか。天野サクメ」
あの子の名前をつぶやいて、何があったか思い出してみる。
※※※※※
サクメは、小学校何年生だか忘れちゃったけど、ばあちゃんちの近所の家の子。
ばあちゃんちの近所に住んでるのに俺が会うのは初めてだった。
膨れっ面の理由は、毎年夏に行ってる親戚のお姉さんの家に行けないと言われて、機嫌を損ねてるらしい。
「悪いけどさぁ川に連れてってあげてよ」
近所のおっちゃん、つまりその子の親父さんに頼まれて、俺は二つ返事で引き受けた「いーよー」ってね。
だって夏にチビの面倒見るのは毎年のことだし。子どもと遊ぶの嫌いじゃないし。
でもまあ、サクメのかわいくないことかわいくないこと!
ふたり並んで川まで歩くあいだ、ひとことも喋りやしない。
「なーなー。お前さ、あのアニメ観てる? 妖怪退治する高校生のやつさー」
「…………」
俺が気の利いた話題を振っても、返ってくるのはざ、ざ、ざ、と規則的な足音だけ。
川にたどりついてもサクメは日陰でひざを抱えて座り込んで、だんまり。
「なあ、なあ。お前泳がないなら、俺泳いじゃっていい?」
「……勝手にすれば」
冷たい言葉。でもまぁ、俺としては許可が出たから飛び込むしかないわけで。
Tシャツを脱ぎ捨てて、川へゴー!
「うっひょー! 冷てえ!」
ガキの頃は俺も。毎年泳いだ川だ。
最近はよその子の面道を見るためになかなか思うように泳げなかったけど、久々の川はやっぱり気持ちが良い。
冷たい流れを掻き分けて、あっちにこっちに泳いで潜ってみまり、石を拾ったり。
遊ぶ俺を眺めてたサクメが、ぽつりとつぶやく。
「犬みたい。いい年して」
「聞こえてんぞー」
「!!」
驚いた顔は今日いちばん表情があって、まぁ悪くないと思う。
「お前、犬好きなの?」
川に浮かびながら聞いてみたら、サクメってばびっくりした顔してる。
「なんで」
「なんでわかったかって? そりゃー俺が賢いからよ」
胸張って言ってみれば、呆れた顔。
なんだこいつ結構、表情豊かじゃん、て笑ってタネあかし。
「犬みたいって言ったときのお前の顔、笑ってたぞ」
「!!」
あ、今度は赤くなった。
ふん、とすねた顔してそっぽを向いたサクメがぼそぼそつぶやく。
「だって、あんたのはしゃぎっぷりがリンみたいだから……」
聞かせる気がないのかもしれないけど、残念。俺は耳がいいんだ。
「リンってだれだ。学校の友だちか?」
「!!」
まーた目をまんまるにしてる。
「俺、耳いいんだよ」
川からあがってにひ、と笑えば、サクメは決まり悪げに膝にあごを乗せた。
けど別に拒絶されてる感じはしなかったから、ひとひとり分くらいのあいだを開けてサクメのとなりに腰をおろす。
太陽であっためられた川べりの石が、冷えた体に気持ちいい。
「リンは親戚の家の犬。あたしと同じ年に生まれた子で、毎年いっしょに遊んでるの。会いに行きたいのに、お父さんもお母さんも今年は行けない、って」
なるほど、それが不機嫌の理由らしい。
しかし小学生と同い年ってことは、十何歳だ?
「サクメ、いまいくつ?」
「…十一」
「んー、犬の十一歳って、若いの? 年寄り?」
聞いてみたけどよくわかんねえ。
犬の顔見りゃなんか、年寄りっぽいなーとかわかるんだけど。
「シェットランドシープドックだから、そろそろ寿命」
「シェ? シープドっく?」
たぶん犬の種類なんだろうけど、まったく想像ができない。
俺が知ってる犬なんて、シバイヌかチワワくらいだからな。
「それってでけえ犬?」
「え? ええっと、体重でいえば小型だけど、見た目は中型くらいあるかな」
軽くて、ちょっとでかい犬ってことだろうか。ますますわからん。
「犬ってさ、小さいのがチワワで、中ぐらいのがシバイヌだろ。大きいのはなんか知らんけど」
俺的犬の分類を伝えれば、あ、また呆れた顔。
「な、じゃあ聞かせてくれよ。その、リンって犬のこと! 写真とかねえの?」
「写真はお父さんお母さんのケータイにしかない。リンはね、ふさふさの毛がサラサラで真っ黒な目が可愛くて」
聞いてりゃ、よっぽどそのリンて犬のこと、大好きなんだなぁ。声はどんどん明るくなってくし、顔はニコニコ笑ってる。本人は気づいてないんだろうけど。
「でも……」
生き生きとリンがどれだけかわいいか語ってくれてた声がふと、途切れる。
「リン最近、元気ないって。もう、歳なんだって……」
うつむいてしまった小さな頭に手を伸ばしかけて、やめた。
「よし、泳ごうぜ!」
「はあ?」
はぁ? だって。
小さくても女子なのな。大学の女子達と同じ言いかたしやがる。
まぁ俺ぐらいになると、耐性ができてるから問題ない。
「遊べ。そんで楽しめ。お前が笑ってる写真撮って親父さんに渡しとくよ。いとこに送ってもらえば、リンにも見せられるだろ」
Tシャツと一緒に放り投げてたスマホを見せて笑ってやれば、サクメはぎゅっと唇を引き結んでそれから立ち上がった。
ザブザブ川に入っていくと、くるっと振り向いて俺をにらむ。
「ほら、遊ぶわよ!」
「おう!」
答えて、パシャリ。写真を撮ったら起こりだしたサクメだけど、遊び始めたらすぐケラケラ笑い出した。
笑ってるサクメの写真を何枚も撮って、親父さんのガラケーに画像データを送って。
「またな」
「仕方ないから、また遊んであげる」
そんな憎まれ口叩いて、お別れしたのが今日の夕方の事。
※※※※※
「で、俺の周りを星が回るようになった、ってわけだ」
ひととおり思い出した内容を振り返り、俺は腕を組む。
「さっっっぱり、わからん!!」
結論出してコーラを一気飲みしたところで、スマホが鳴った。
画面に表示されてる名前は『サクメの親父さん』。
「はいはいもしもしー?」
『あっ、なあ! サクメ、知らないか!?』
電話に出た途端、聞こえてきたのはオヤジさんの焦ったような声。
「サクメ? 夕方別れてから会ってないけど。ていうか俺、もうばあちゃん家から出てんのよ。市内のアパートに帰ってんだけど」
『あ……そう、か』
あからさまに落胆した声。何かあったんだって、俺でもわかる。
「サクメがどうしたの? いなくなった?」
『ああ……少し前に、自分の部屋に戻ったと思ったら、家のなかに見当たらなくって。知ってる相手全部に電話してるんだが、誰も来てないって言うから……』
心当たりは? って聞こうとしたら、先に言われちまった。
サクメの交友関係なんか俺は知らないけど、でも、ひとつだけ心当たりがある。
「なあ。リンのとこは?」
ハッと息を呑む音。
たっぷりの間をあけて、親父さんが口を開く。
『そんな。だって、リンがいるとこまで新幹線でも半日かかるんだぞ。でも、まさか……』
ありえない。けどそうかもしれない。そんな気持ちがにじんだ親父さんの言葉に、俺は重ねてたずねる。
「リンに何かあった?」
『……いよいよ弱ってもう危ないって。夕方、電話が』
「それ、サクメには」
『言った。今すぐリンのとこ行きたいって言ったけど、無理だって答えたら、わかったって』
十一歳。小学校のえーと、五年生か。
もう1人で新幹線にだって乗れるだろう。問題はそこまでアシがあるかってことだけど。
『自転車がない』
「最寄りの駅に電話して。子どもがひとりで来てたら、目立つはずだろ。俺はこっちの駅、見に行くから」
新幹線に乗ろうと思ったら、あの田舎じゃ無理だ。俺がいるこの街まで出てこないと。
バスを乗り継いで山越えて、あの村からこの街まで自転車でどれぐらいだ。
考えてる時間が惜しいと、俺はスマホと財布だけポケットに押し込んで、部屋を出る。
階段下に止めてある自転車を引っ張り出すと、夜の街を全速力で漕ぎ出した。
駅にはいなかった。まだこっちにたどりついてないんだ。
親父さんからの連絡で、あっちの駅にもサクメは来てなかったとわかった。
俺は自転車で、あっちは車で。サクメが通りそうな道を辿ることにした。
その途中、市内を出てとなり町のメイン通りを走っていたら、ゥゥンとかすかな音。目を向けると視界の端にちいさな光がある。
くるぅりと俺の横を回り込んできた星が、右斜め前のあたりで強く点滅した。
そちらに目を向けて、暗がりのなかぼんやり見えたのは。
「公園……」
ここにいてくれ、という気持ちを込めて自転車をとめる。
俺の視界を回る星は、ひどくゆっくりと移動しながらチカチカと瞬く。星の鳴らす弱々しい音が、途絶えながらも続いている。
「サクメ」
ひと気のない夜の公園のブランコに、ちいさな影を見つけてほっと息をついた。
うつむいたサクメからの返事はないけれど、ブランコの鎖がキィ、と鳴って俺の声が聞こえてるんだってわかる。
「サクメ、あのさ」
「やだ!」
「え、俺まだなんにも言ってねぇんだけど」
話しかけただけでこの拒絶。大学の美人を合コンに誘ったときのことが思い出される……とかふざけてる場合じゃねえな。
「やだ! どうせあんたもお父さんたちみたいに、家にいなさいって言うんでしょ!? リンが、リンが死んじゃうかもしれないのに……!」
叫んだサクメは俺をにらみつけるけど、涙目で怒鳴られても、なあ。
「電話しよーぜ」
「いや。家には帰らない! お父さんに電話したって無駄だから!」
「じゃなくてさ、リンに電話すんだよ」
「え?」
ぽかん、とくちを開けたサクメの目から、涙の粒がぽろりと落ちる。
ちょうどそのタイミングで回ってきた光が、俺の近くでかすかな音を立てた。
「まずは親父さんに電話。そんでお前の親戚の番号聞いてかけりゃいい」
言って、止められないから俺はさっさと親父さんに電話した。
ワンコールで出た親父さんに「サクメ、いた。元気に帰らないって叫んでる」って伝えたら、深い深いため息が聞こえる。
それを待って俺が親戚のひとの電話番号をたずねれば教えてくれたから「んじゃ、サクメと待ってるから」と電話を切って、もっかい電話だ。
『……はい、どちらさまですか』
電話越しに聞こえた若いお姉さんの暗い声にちょっとビビりながらも、スピーカー通話に変えてサクメにスマホを突き出す。
「ほら、サクメ。電話つながったぞ」
『サクメちゃん?』
「お、姉ちゃん?」
スマホ越しに会話をするふたり。俺はあれだ、スマホを持って控えてる黒子。
でもまあ、おとなしくしてる気なんてサラサラないんだけど。
「あのさー、親戚のおねーさん? 一回切ってかけ直していい? ビデオ通話で」
電話の向こうでハッと息をのむ音。その向こうで聞こえる、かすかな鳴き声をサクメにも届けたい。
おねーさんの了承を得て、俺は電話をかけなおす。一秒と待たず、繋がれた通話。
スマホの画面がパッと切り替わり、映し出されたのはぐったりと横たわる犬。リンだ。
「あ」
画面を見つめるサクメの目に、涙が浮かぶ。
『クゥン』
ゆるりと体をおこしたリンが画面に近づく。画面外から『ほら、リン。サクメちゃん』とおねーさんの声がする。
『クゥン』
「リン、あたしだよ。会いに行けなくて、ごめんね」
『キュゥゥ』
目を伏せたリンが、悲しげに鳴く。
「リン、リン……あたし……あたし、ちゃんと楽しくやれるから」
「ああ。サクメなら、心配ない!」
嗚咽でことばが出てこなくなったサクメに代わって、俺が宣言してやる。画面はサクメを写したままだけど、賢い犬ならわかるだろ。
「サクメの写真送ってやっただろ。楽しそうに笑ってただろ。ちゃんと見たか?」
『クゥ、クゥン』
明るい鳴き声だった。
『リン、写真を見せたら、すこしだけ元気が出てね。それまで起き上がれなかったし、鳴きもしなかったのに……』
親戚のおねーさんの涙声に、サクメのしゃくりあげる音が重なる。
「……サクメ、見てろ」
ぐすぐすと鼻を鳴らしながら顔をあげたサクメの前で、画面に映るのはリンの姿。
「……」
『……』
たがいに黙ったまま見つめあって、ふと、リンの頭が下がっていく。
案外長いまつ毛を震わせて、まぶたが閉じられた。
長く、細い息を吐くような音が続いて、途切れる。
『……リン? リン?』
真っ暗になったスマホ画面から、親戚のおねーさんの声がする。
ややあって、画面が明るくなった。
映し出されたのは、力無く横たわるきれーな犬の姿。
「リン……」
サクメがつぶやいたとき、星がゆっくりと俺のそばに近づいてきた。
クゥン、とかすかに鳴いた星は、サクメのそばでチカチカと瞬いて、宙をすべって消えて行った。
『……最後にサクメちゃんと話せて、リン喜んでたと思う』
「う……」
泣きながら笑っているようなおねーさんの声。サクメは頷こうとして、溢れる涙で息もできないようだった。
しゃーねーから俺が胸を貸してやろう。
「ほれ」
ぎゅ、と抱きつかれた胸元が熱くて、じわじわ濡れてくる。
たぶん見つめるのは良くねえんだろーなー、と見上げたとき。
ちいさな星がくるりと宙をすべって、かすかに瞬きながら消えていった。
耳に残ったクゥン、という鳴き声。
手のなかのスマホを見たけれど、いつの間にか通話は切れている。
「……次はどこに巡るんだろうなあ」
サクメの頭をポンポンと叩きながら見上げた夜空には、数えきれないくらいの星が瞬いていた。
「そーいえばお前、誰と川に行ったんだ?」
「ああ、サトルくんだ。小学生の親戚の」
我が親友は俺を裏切ってなかった!
ばんざーーい!