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ヴァラール魔法学院の今日の事件!!

メイド、冥土、made〜問題用務員、メイド喫茶事件〜

作者: 山下愁

 本日限定でメイド喫茶開店である。



「お帰りくださいませご主人様ァ!!」


「おいあの馬鹿メイドを下がらせろ」



 やたらフリフリした短いスカート丈のメイド服を身につけたハルアが羽箒を片手に客を追い返し始めたので、店長兼メイド長を務めるユフィーリアはお盆でハルアの後頭部をぶん殴る。


 本日限定で問題児がメイド喫茶を開店すると事前に正面玄関の掲示板で告知していたら、思った以上の集客があったのだ。もう全校生徒が押しかけているのではないかと錯覚するほど大盛況である。嬉しい悲鳴を通り越して普通に悲鳴を上げるしかない。

 店の外は長蛇の列が出来ており、生徒たちは入店――いいや『ご帰宅』を今か今かと待っている。客層は男子生徒が多いかと思いきや、意外にも女性客の存在も同じぐらいに確認できているので珍しいことである。


 後頭部を殴られたことで大人しくなったハルアは、



「だってコイツらがオレらを忙しくするんだよ!!」


「ご主人様から金を搾り取るのがお前の仕事だろうが。愛想を振り撒いて搾れるだけ搾り取ってこい、何の為に可愛くしてやったと思ってんだ」


「オレの才能だね!!」


「アイゼの化粧技術とアタシの衣装作成技術のおかげだ馬鹿タレ」



 可愛くなったことに対して自分の才能だと宣うハルアに、ユフィーリアは彼の後頭部へもう1発お盆を叩きつけておいた。


 ちなみにハルアは現在、可愛らしくミニスカートが特徴のフリフリメイドさんと化していた。黒いワンピースとフリルがふんだんにあしらわれた純白のエプロン、随所に施された真っ赤なリボンが可憐に揺れる。短いスカートから伸びる鍛えられた足は白い長靴下で覆われ、スカートと靴下の隙間から覗く肌の部分――絶対領域がきちんと主張されていた。

 メイド喫茶を開店すると決めてから急ピッチで仕上げた代物だが、なかなかいい出来栄えであると自負している。その他、彼にも可愛らしく化粧が施されているが、その技術は用務員のお茶汲み係ことアイゼルネの才能によるものだ。おかげで元気で明るいメイドちゃんの完成である。


 不満げに殴られた頭を押さえるハルアは、



「ユーリの阿呆」


「何だ、3発目は尻にほしいか?」


「止めて!! オレのぷりちーなお尻に何する気!?」


「氷柱の注射だよ。お前だけの特別仕様」


「保健室行きになっちゃうから止めて!!」



 ユフィーリアにお尻への注射(氷柱ぶっ刺しの刑)で脅されたハルアは、仕方なしに「お帰りなさいませご主人様」とお決まりの文句を言いながら次の客を出迎える。



「ただいま帰りました!!」


「あれ、リタ嬢」


「リタ!?」



 満面の笑みでご帰宅したのは、ハルアとも仲のいい女子生徒のリタ・アロットである。興奮気味に赤いおさげ髪を揺らし、眼鏡の奥に秘めた緑色の双眸は可愛らしくメイドとして着飾るハルアに注がれている。



「用務員の皆さんが可愛いメイドさんになっていると聞きました!!」


「止めてリタ、オレ恥ずかしくなっちゃう!!」


「可愛いですよハルアさん!! 可愛すぎて全てのメイドさんが嫉妬しちゃいそうですよ!!」



 リタから手放しで称賛されて、ハルアはとうとう耐えきれずに「うにゃああああ」と奇声を発しながら控え室に戻ってしまった。暴走機関車野郎でも恥ずかしがることがあるのか。

 全力で褒め称えたはずのリタも、ハルアに逃げられてしまってしょんぼりしていた。彼女の目当てはハルアだったらしい。いつも仲良くしている問題児が可愛くメイドさんをやっていたら、それはそれで気になることだろうが。


 ユフィーリアは店内を示し、



「どうする、リタ嬢。ご帰宅しとく?」


「こ、ここまで来ましたので……」


「はい、了解。1名のお嬢様がご帰宅されましたぁ」



 しょんぼりとした様子のリタに、ユフィーリアは1枚のカードを差し出しながら言う。



「これはサービスな、本当は1000ルイゼで販売されてるけど」


「ひゃ、わッ」



 差し出されたカードを確認したリタの元気があからさまに回復する。


 渡したカードの正体は固着化魔法をかけた写真である。メイドたちの生写真を何種類か、1000ルイゼ均一で販売しているのだ。

 リタに渡したのは、本来ならお目当てにしていたハルアのメイド姿を記録した写真である。ちゃんと指先でハートマークも作り、恥じらいの表情もバッチリ決まっている。転写機を向けた時はあまりの恥ずかしっぷりで大変だったが、これがなかなか売れ行きがいい。


 リタはそっと生写真を懐にしまい、



「あとでツーショットとかありますかね……?」


「別料金になります〜」


「ちゃっかりしてる!! でもお願いしたいです!!」


「写真撮影できるようになるまでには回復させておくからお財布の紐を緩めてお待ちください〜」



 リタを用意しておいた席まで案内し、ユフィーリアはそっとため息を吐いた。

 従業員が控え室に引っ込んでしまったので人手が減ってしまったのだ。ただでさえ忙しく働いているのに、これではますます大変になってしまう。


 とはいえ、大金を稼げるので止める訳にはいかない。ご主人様たちから搾り取った金で酒を飲むと決めているのだ。



「さてと、お帰りなさいませご主人様」


「ああ、ただいま帰った訳だが」



 何か聞き覚えのある声だ。



「親父さん? 何してんの?」


「こんにちは、ユフィーリア君。大盛況っぷりを見にきた訳だが」


「物好きな親父さんだ」



 次にご主人様としてやってきたのは、冥王第一補佐官として働く有能なお父様のキクガである。本日は有給でも取得したのか、可憐な桃色の着物が目を引く。

 まさかキクガまでお客さんならぬご主人様としてやってくるとは思わなかった。知り合いから金を搾り取るのは少しばかり考えてしまう。


 すると、



「父さん、来てくれたのか」


「ショウかね、可愛らしいメイドさんな訳だが」


「ありがとう、父さん」



 真面目に接客をしていたユフィーリアの愛するお嫁さん、ショウが父親のキクガを満面の笑みで出迎えた。


 本日の嫁のメイド服、ピンク色のチェック柄ワンピースの上から純白のエプロンドレスを合わせた可愛らしい仕様となっていた。腰を絞るコルセットによって細い腰を強調し、背後で揺れる巨大なリボンがひらひらと揺れて可憐である。膝丈のスカートから伸びる華奢な足は真っ白なタイツで覆われ、黒いストラップシューズが足元を飾る。

 ユフィーリア渾身のメイド服を身につけた最愛の嫁は、もう目眩を覚えるほどに可愛く素敵だった。今この場でぶっ倒れてもいいぐらいである。最高以外の褒め言葉が思いつかないほど馬鹿になっているユフィーリアであった。


 ショウは父親にメイド服を見せつけるように、くるんとその場で1回転する。



「可愛いだろう? ユフィーリアに仕立ててもらったんだ」


「とても可愛らしい訳だが」


「えへへ」



 父親からの褒め言葉に、ショウは照れ臭そうに笑う。やっぱり可愛い。天に召されそうになったが、意地で現世にしがみつく。



「父さんは1人か? 席に案内するぞ」


「すまない、ショウ。1人で来た訳ではないのだが」



 申し訳なさそうな表情で言うキクガの後ろから、黒髪の美丈夫と銀色の毛皮が特徴的な二足歩行する狼の獣人が姿を見せた。

 誰だと思えばユフィーリアの実父であるオルトレイと、エドワードの実父であるアッシュの2人もいたようだ。ニヤァと意地の悪い笑みを浮かべるオルトレイとは対照的に、アッシュはどこか居た堪れない表情を見せている。


 ユフィーリアは「げ」と呻き、



「何で親父まで!?」


「面白そうだからに決まっているだろうが、阿呆娘。随分と地味なメイド姿ではないか」


「うるせえ」



 オルトレイに指摘され、ユフィーリアは舌打ちをする。


 ユフィーリアが身につけているメイド服は、ごくありふれた意匠のものだった。黒いワンピースにエプロンドレス、頭に燦然と輝くホワイトブリムがメイドらしさを後押しする。

 ショウやハルアと違って、ユフィーリアは古風なメイド服を選んだ。他の人員を可愛くすることに注力してしまったので、自分を着飾る時間がなかったのだ。これは言い訳だが、面倒だからお洒落をしたくなかっただけである。


 そこに「ユーリぃ」と間延びした声が割り込んでくる。



「ちょっとハルちゃんがさぁ――げ」


「あ」


「ぶふぅッ」



 店奥からフライパンを片手にやってきたエドワードは顔を顰め、彼の父親であるアッシュは息子の格好を目の当たりにしてあんぐりと口を開け、さらにオルトレイが勢いよく噴き出すという連鎖反応が起きた。

 エドワードの今の格好はユフィーリアと同じような古風なメイド服だが、何故か袖の部分だけが千切れてノースリーブみたいになっている。袖が邪魔だからと自分で引き千切ったのだ。おかげで彼だけ世紀末を生きるメイドさんみたいな格好になっていた。


 エドワードは不機嫌そうな声で、



「何しに来たのぉ?」


「オルトの奴が『面白いもんが見れるから』って言って無理やり連れてこられたんだよ」



 アッシュは頭を抱え、



「一族の恥だ……」


「どこに出しても恥ずかしくない息子じゃんねぇ、誇れよ」


「誇れるかよ!?」



 アッシュから酷評を受けてもなお、エドワードは「はいはい」とどこ吹く風である。さすが問題児としてユフィーリアと行動を共にした時間が長いだけある。



「そういえばエド、何かあったか?」


「ユーリぃ、ハルちゃんをどうにかしてよぉ」



 エドワードはうんざりしたような口調で言うと、メイド服のスカートを捲る。

 いきなり下着を見せつけてくる変態行動を取ったかと思えば、スカートの下に隠されたエドワードの足にハルアがしがみついていた。友人であるリタにメイド服姿を褒められたのがよほど恥ずかしかったのか、足にしがみついたまま器用に顔も隠している。


 エドワードの足にしがみつく先輩メイドの姿を目の当たりにしたショウは、



「ハルさん、コアラさんになってないで一緒に接客に行こう?」


「オレはコアラさんに転職するの」


「コアラさんに転職したら葉っぱしか食べられないぞ。お店が終わったらユフィーリアに大きなパフェを作ってもらう約束だっただろう?」


「…………」



 顔を上げたハルアはショウへと振り返り、ようやくエドワードの足から離れることを決意する。



「がんばる」


「はい、頑張ろう」



 見事、ハルアのやる気を取り戻すことに成功したショウは、彼の手を引いて冥府勤務の父親3人組をお席までご案内し始める。年齢が逆転しているような気がしないでもないが、可愛いは全て許されるので無問題だ。



「あ、そうだぁ。ユーリさぁ」


「何だよ、まだ何かあったか?」



 エドワードは店内の奥の方を指差し、



「アイゼがついにご主人様たちのことを『雄豚』って呼んで鞭を振り始めたよぉ、早く何とかしないと別の店になるぅ」


「アイゼ!! それはちょっとアレだから止めようって言ったろ!?」



 ユフィーリアが慌てて店内に振り返れば、複数の男子生徒を四つん這いにさせた上で突き出した尻に鞭を叩きつけていた南瓜のハリボテ装備の妖艶なメイドさんが「きゃはーッ♪」と奇声を上げていた。ここは果たしてメイド喫茶だっただろうかと疑問に思ってしまう。

 今までご帰宅してくれたお嬢様相手にお茶の腕前を振るっていたはずのお茶汲み専用メイドさんだったが、忙しさのあまりとうとう振り切れたらしい。ストレス発散で数名の男子生徒が雄豚になってしまった。これは一大事である。


 鞭を振るアイゼルネを四つん這いになっている雄豚――ではなくて男子生徒から引き剥がしたユフィーリアは、



「アイゼ、疲れたなら控え室で休んでこい」


「ユーリ♪ おねーさんはまだまだ叩けるワ♪」


「どうした一体? 何かされたなら言ってごらん、場合によってはお坊ちゃんたちを血の海に沈めるから」



 ユフィーリアの「血の海に沈める」という穏やかではない言葉に、四つん這いになっているお坊ちゃんたちがあからさまに肩を震わせた。当然だが、従業員にお触りをしようだなんて御法度である。血の海に沈める判断は妥当だ。

 ところが、アイゼルネは別に吹っ切れた訳でもセクハラを働かれた訳でもないらしい。キョトンとした表情でユフィーリアを見つめ、首を傾げていた。


 着ているメイド服を示したアイゼルネは、



「おねーさんの格好が、生徒たちで流行りの小説『魔王子の憂鬱』に出てくるドSメイドさんにそっくりなんだっテ♪」


「ああ、何かそんなの流行ってたな」



 ユフィーリアは遠い目で応じる。


 アイゼルネの格好は胸元が大きく開いた妖艶なメイド服で、人魚の尾鰭おびれの如く絞られたマーメイドスカートが特徴である。豊満な身体の線が浮き彫りになるようなメイド服を仕立てたのだが、まさか生徒たちで話題になっている若者向けの小説に登場するキャラクターに似ていたとは想定外である。

 ユフィーリアも小説を読んだことはあるのだが、確かにアイゼルネが着ているメイド服と同じようなものを身につけたキャラクターが主人公に鞭打ちをして悦に浸る描写があった気がする。アイゼルネは鞭打ちも得意だし、再現するにはうってつけの人物なのだろう。


 ホクホク顔で札束を胸の谷間から引っ張り出したアイゼルネは、



「ほラ♪ お駄賃もこんなにたくさン♪」


「単独で凄え稼いでる」



 アイゼルネが引っ張り出してきた札束は、かなりの金額であることが分かった。生写真の売り上げに匹敵する代物である。これは商品化すれば、雄豚――ではなくて、一部の生徒から金を巻き上げることが出来るのではないだろうか。



「よしアイゼ、悪いが思い切り発散して稼いでこい。搾れるだけ搾り取れ」


「はぁイ♪」



 アイゼルネはイキイキと鞭を振り始める。ぴしッ、とかぱしんッ、とか痛々しい音が鳴るたびに四つん這いの生徒たちが楽しそうに鳴くので、ユフィーリアは「別室でやってもらおうかな」と考え始めた。



「すみません、1名いいですか?」


「あ、はいただいまぁ」



 入り口で待たせている新たなご主人様の元へ、ユフィーリアは笑顔で駆けつけた。



「お帰りなさいませ、ご主人様」


「やあ、ユフィーリア」



 ご帰宅されたのは、ヴァラール魔法学院の学院長であるグローリアだった。

 人当たりの良さそうな笑みを見せてはいるものの、彼の目の奥は笑っていない。紫色の瞳で真っ直ぐに見据えられ、ユフィーリアは営業用の笑顔を保ったまま冷や汗を掻く。


 何故なら、今回のこのメイド喫茶もいつもの問題行動の結果だった。



「学院長室で何をしてるのかな?」


「えーと……」


「随分と大盛況じゃないか、ユフィーリア」



 そう、問題児がメイド喫茶を開いた場所は学院長室である。

 しかもご丁寧なことに、内装もきちんと魔法を使って改造済みだ。もともとあった学院長室の調度品や書類などは汚れたり破損があったりしないように安全な場所へ片付けて、メイド喫茶用に魔法で家財道具も用意した次第である。


 場所だけ借りてメイド喫茶を開いたのだが、学院長室を乗っ取ったことには変わらない。しかもこんな大盛況っぷりなどすぐに問題行動がバレるのは当たり前だった。



「ユフィーリア、君って魔女は!!」


「仕方がない、ご主人様にはルージュのところから仕入れた紅茶を飲ませておこう」


「ちょ、何するの止めがばごぼぼぼッ!?」



 学院長室を占拠されて怒るグローリアに、何やら紫色をしてヘドロの臭いを放つ紅茶を無理やり飲ませて生死の境を彷徨わせておいたユフィーリアは、何事もなかったかのようにメイド喫茶の接客を再開させるのだった。



 ――閉店後、正気を取り戻したグローリアからメイド服姿のまま正座させられてお説教をされたのは言うまでもない。

《登場人物》


【ユフィーリア】店長兼メイド長。接客、料理共に完璧にこなすメイドさん。悪口や陰口を言うと店長過激派のメイドさんに仕留められるほか、ツーショット写真は(勝手に)NGを出された。

【エドワード】料理番の世紀末メイド。表にはあまり出ないがお手製のオムライスなどは美味しい。意外にもツーショット写真は男子生徒の割合が多い。

【ハルア】セクハラご主人様を撃退要員兼接客。よく注文を間違えるドジっ子メイドさん。ツーショット写真を望むと後輩を引き連れてくるのでスリーショットになる。

【アイゼルネ】お茶汲み専用メイドさん。女子のお悩み相談に乗るほか、男子生徒には鞭打ちプランが人気。ツーショット写真は女子生徒じゃなきゃ認めない。

【ショウ】完璧な接客メイドさんの鑑。人気の高いメイドさんだが、彼の前で店長の悪口を言うと豹変する二面性を持つ。ツーショット写真をお願いすると先輩メイドさんと一緒じゃなきゃ写らない。


【リタ】問題児がメイド喫茶をやるということで押しかけた。ハルアと撮ったツーショット写真(サイン付き)は宝物。

【キクガ】ショウからメイド喫茶をやると話を聞いたので、有給を使って遊びに来た。息子とツーショット写真を撮った時の気分は小学校の入学式の看板の前で撮影するような気持ちになった。

【オルトレイ】キクガと一緒に遊びに来た。娘であるユフィーリアと一緒にツーショット写真を撮ったのは感慨深いが、よく見ると後ろにショウとハルアが心霊写真の如く映り込んでいて驚いた。楽しませるではないか〜!!

【アッシュ】オルトレイに引きずられて、ついでに有給も勝手に申請されていた。長男のエドワードと写真を撮った時はあまりの成長っぷりに涙が出てきた。


【グローリア】勝手に学院長室を占拠されて、しかもメイド喫茶に改造されてるって何事?

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― 新着の感想 ―
[良い点] やましゅーさん、おはようございます!! 新作、今回も楽しく読ませていただきました!! 5月10日がメイドの日とは知りませんでした。驚きました。 学院長室を乗っ取って、メイド喫茶を開こうと…
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