表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/34

6

 今日も今日とて、姉に良く似た小生意気な姪っ子は、よほど気に入ったのかテレビの前からまるでどく気配がない。


「おじさん、それはもしかして……」


「ゲーム機って奴だな。なんかめちゃくちゃ気に入ってるみたいだし、よく分からんけどこういうのあった方がいいかと思って」


「褒めてつかわします」


「そりゃどーも。にしても、こんな小さいのがドラゴン討伐の報酬と同じ額するってワケわからん世界だな。おかげでまた働かなきゃならんくなった」


「可愛い姪っ子の笑顔が見られると思えば安くないですか?」


「少なくとも自分からそれを言う姪っ子はあんまり可愛くないよ? 適当にカセットとかいうのも人気らしい奴いくつか買ってきたから選んどいて」


「特別に可愛い姪っ子の満面の笑みをプレゼントします」


「……笑顔作り慣れてる感がむしろイラッとくるんだけど」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ