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 今日も今日とて、姉に良く似た小生意気な姪っ子は、昨日まではなかった珍しい魔道具を前に興味津々といった様子で目を輝かせる。


「貴族様から昨日の依頼の礼だとさ。転生者の連中が伝えた異世界の文化で……えっと……名前は……」


「テレビ……! ですよね!?」


「あー、そうそう。それそれ。なんかそれすげー高値で売れるらしいな。まだまだ希少だから持ってることがステータスとかなんとか。これ売ったらもう一年くらいは働かなくて済みそう」


「え……」


「……いや、別に売るとは言ってないけどね」


「そうですか。よかったです。危うくおじさんを売り飛ばしてやろうかと思ってしまうところでした!」


「微笑み浮かべながら言っていいセリフじゃない」

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