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 今日も今日とて、姉に良く似た小生意気な姪っ子は、授業参観がうまくいったのがよほど嬉しかったのか、いつにもなく我が家の扉を勢いよく開いてニコニコと笑みを浮かべている。


「どうでしたか、おじさん」


「どうって……無事捕まらず家に帰ってこれてよかったとしか」


「そんなことはどうでもいいです。私の活躍ぶりがどうだったか、という話です」


「どうでもよくはない。……いや、まぁ、思ってた以上に動けるのな。座学は思ってた以上にカスだったけど」


「完璧な魔力操作と剣術でしたよね。クラスでも圧倒的な差をつけて一番でした。見てましたよね? 凄かったですよね?」


「うん、見てた。ほんと凄かったよ。座学は下から数えて一番だったけど」


「……次、座学の話をしたら二度と座れない体にします」


「ごめんって」


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