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4話目(銃火器使いと刀使いと大剣と野獣)

ギーコ、ギーコと水車が回る、とある無人の集落の中。

一人の男性がボロボロの民家の中で、休んでいた。

パルポン「・・・何がどうなっているんだ。」

その男性は左手から血を流していた。

パルポン「なんで、こんな集落の中にあんな化けモンがいるんだ。」

廃墟の外では、野獣の叫び声がこだましていた。

???2「■■■■■■■!」

野獣が叫ぶたびに、廃墟が軋む音を鳴らす。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

時は(さかのぼ)り数時間前。



集落のとある井戸の前で目を覚ました。

作者の一人パルポンは、一人考えていた。

パルポン(これから、どうしようか・・・)

そう、殺し合いのことである。

彼は殺し合いに乗る気は無い。

だが、あの場所で見た、人が死ぬところ、命が無惨に扱われる光景を見て、

迷いが生じた。

パルポン(絶対、誰か一人は殺し合いに乗る奴がいる)

    (だけど、俺は・・・)

そう考えていたときに、集落のそばにある林から、叫び声が聞こえた。

否、得物に飢えている獣の声がこだましたのだ。

パルポン(な、何かいるのか。)

ザッ、ザッと何かが地面を踏みしめる音が、彼に向かって近づく。

パルポンは、サッと背中にあるアサルトライフルに手を掛ける

パルポン(今俺のマガジン数は、今装着しているのを含めて7つか・・)

そう考えていると林から、奴が現れた。

三つ首、そして蛇の尻尾、そう冥府の番犬ケルベロスだ。

奴は犬独特の嗅覚で己の得物を探す。

パルポン(なんだよ、なんであんなもんが此処にいる。)

そうパルポンが考えていると、そいつは彼が隠れている民家に向かって火を噴いた。

パルポン「うおっ!」

彼はしゃがみ、それを避ける。

パルポン「ああ、もう!なんだよ!」

彼は背中に背負っているライフルの引き金をケルベロスに向かって引く。

ズガガガガガガガガガガガガガガガガと、銃口から銃弾が放たれる音がこだまする。

パルポン「殺ったか・・・」

しかし、相手はケルベロス、仮にも冥府の番犬である奴にはそんな生はんかな攻撃は効かない。

ケルベロス「■■■■■■■■■■■■!」

ケルベロスは、持ち前の脚力を生かし、パルポンに近づく。

そして、その爪で切り裂こうとしたとき、

パルポン「くらうかよ!ゲイジブレーカー!」

彼は壊れた民家を殴り、暴風を発生させる。

その反動を使い、後ろに勢いよく吹き飛ぶ。

パルポン「グッ!」

でも、ケルベロスは三つ首でパルポンに噛み付く。

3つの内二つは、彼は避けれたが一つは左腕に噛み付く。

パルポン「あぁ、痛いじゃねぇか!」ピュンピュン!

ライフルの銃口から空気で出来た銃弾を放つ。

2発放った銃弾は全部目に当たり、ケルベロスは痛みで口を離す。

その隙をついて、パルポンは逃げ出した。


そして今に至る

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ギシッ、ギシッと床が軋む音が、奥から聞こえる。

パルポン「チッ、誰だ。」チャキ

背中に背負っている、アサルトライフルに手を掛ける。

???3「ふーん、外に何かいるのかい?」

???4「だ、誰かいるのか?久崎?」

そういいながら、現れたのは、背中に大剣を背負った男性と、腰に刀を差している男性。

その内、一人はパルポンの知り合いだったようで、

パルポン「お、お前、久崎か。」

???3→久崎リオ「やぁ、パルポンさん。」

パルポン「お前もいたんだな。」

パルポンは、少し悲しそうにそう言う。

そして、パルポンはもう一人の男性に、質問する。

パルポン「すまないが、アンタの名前を教えてもらえないか。」

???4→てりやき「俺の名前はてりやきです。」

パルポン「てりやきか、どうも。」

軽くパルポンはおじぎをする。

そして、パルポンは久崎たちに外のことを説明する。



久崎リオ「ふーん、外にケルベロスがねぇー。」

久崎はあまり信じられなさそうな感じで応答する。

てりやきは(゜Д゜)みたいな顔をしている。



パルポン「それで、俺はあいつを殺そうと思う。」

久崎リオ「それは良いね。」

てりやき「む、無茶だよ。」

パルポン「でもね、お前ずっと此処にいるつもりか?」

てりやき「そ、それはs「だから、あいつを殺そうと思う。」わかった。」

ぱるぽん「了解、それでオレに作戦がある。」

そして、此処にケルベロスを殺すための会議が始まった。

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