第三話(殺人姫と関西弁と???)
ここは砂漠の中のとあるオアシス。
???「ここ何処やねん!」
作者の一人、イザ○ギはオアシスの水に足をつけながら、そう言った。
イザ○ギ「さっきまで、何処か広場的なとこにいたはずなんだがな?」
彼はしばらく暑くなった体を、冷やしていた。
イザ○ギ(ああー、気持ちえー。)
(殺し合いとか信じられへんな・・)ヌギヌギ。
水の中に潜ろうと服を脱ごうとすると、急にその手を止めた。
イザ○ギ(なんだ、あの木。)
(あの木だけ揺らいでいるぞ。)
彼はなにも気にしてないように装いながら、片手を広げると。
イザ○ギ「放て、水よ!水弾!」
オアシスから、片手に水が集まって、直径一メートルの水の塊になると、飛んでった。
そして、その木に当たる前に、切れた。
イザ○ギ(やっぱりか・・・)
「おい、はよう姿見せんかい!」
???「ありゃりゃ、ばれちゃったね。」
急に空間が、捻じれて一箇所に集まるとパッと言う効果音が似合いそうな感じで、、少女が現れた。
イザ○ギ「あんな、感じだったら、俺でも分かるわ!」
???「朧じゃない人、なかなか面白いね。」
少女は、手に持っている杖を両手に持ち替えた。
イザ○ギ「くくく、いやー俺自身隠れるのが好きなんでな。」
そんなことは関係ないと思うが、そう言った。
イザ○ギ「一応、聞くがお前は殺し合いに乗っているのか?」
朧と名乗った少女「朧は、朧自身がやりたいように、殺るだけだよ♪」
そして、杖の柄を引っ張った。
そうすると刃が姿を見せる。
イザ○ギ「その杖仕込みか。」
イザ○ギも、腰に有る小刀に手を掛ける。
朧と名乗った少女「ふふふ、それじゃ死んでよ!」
イザ○ギ「殺るしかないのか・・・」
双方、刃先を相手に向ける。
ダッ!
お互いに斬りあう。
片方は相手を殺す為に。
そして、片方は自衛の為に。
互いの得物を重ねる。
朧と名乗った少女「それじゃ、朧の名前を言っておくよ。」
「亡月 朧、それが朧の名前の名前だよ!」
そう叫んだ後に、少女は後ろに下がり刀を鞘の中に納めた。
イザ○ギ「なんの、つもりだ。」
亡月 朧「こういうことだよ!」
そう言うと、急に杖が黒く染まる。
亡月 朧「さあ!こっちに来なよ!」
そう言うと、彼女のところにイザ○ギだけが引き寄せられる。
イザ○ギ「クソ!なんやこれ!」
イザ○ギが踏ん張ろうとしても、下が砂なので踏ん張れない。
その時ドーン!という音と同時にオアシスから何かが飛び出した。