二話目(会合 三丁と鎧)
登場人物
想像屋 伊邪空鎌
ここはとある湖の前。
???「うっ。」
そこに全身を所々が鋭利な刃物がついた鎧を着た少年が倒れていた。
彼は想像屋この殺戮ゲームに参加している人物の一人だ。
想像屋「ここは何処だ。」
(さっきまで広場的な場所にいたはずだが?)
彼が辺り一面を見回していると、水に近いところに拳銃を3丁腰のホルダーに人物が倒れていた。
あわてて、その人物に近づくと声をかけた。
想像屋「おい!大丈夫か?!」
???「くぅ。」
「ん!」
想像屋「うわ!」
想像屋が声をかけると、目がカッと開いた。
???「お主は誰だ?」
想像屋「俺は想像屋だ。お前は誰だ?」
???「俺か?俺は伊邪 空鎌と言うんだよろしくや!」
想像屋(こいつは馬鹿なのか?)
伊邪 空鎌「まぁ、殺し合いに乗るのはごめんやけどね。」
その様子に警戒した想像屋はとある行動に移した。
想像屋(ここは鎌をかけてみるか・・・)
「俺は乗t(チャキ。)ん!」
想像屋が殺し合いに乗ると言おうとした瞬間に彼は両手に一丁ずつ拳銃を握った。
ついでに、殺気を全開で。
想像屋「な、なんだ!嘘なのに!」
伊邪 空鎌「嘘か、そうかー」
「いやー、俺を殺す気でいたなら先に殺さないとねー。」
「だって、そうすれば正当防衛だからねー。」
想像屋「だからって、殺そうとすんなよ。」
なんと、彼は殺されそうになると相手を殺そうとしてしまう癖があったのだ!
想像屋「なぁ、お互い殺し合いに乗るのは反対なんだよな。」
伊邪 空鎌「そうやな!人同士で殺し合うことはいけないよな。」
そして二人は湖を後にした。
湖から出ている二つの眼に気づかずに。