第一話(殺し合いの始まり)
さぁさぁ、これから記すのは殺し合いの物語である。
※サブタイトル変更しました
さぁさぁ、これより始まるのは己の欲望のために殺しあう殺戮ゲーム。
とある島で一人の少年が目を覚ます。
パルポン「ここは、一体?」
周りには複数の人が、そして全員武器を持っている。
次々と、目を覚ます。
てりやき「うわ、此処どこ?!」
その中の一人てりやきが、びっくりして跳ね起きる。
そして一人、また一人と目を覚ます。
そして全員が目を覚ましたのを、見計らったかのように、
そこに一人、いやなぜか輪郭がぶれている人間が現れた。
???「ふふふ、どうも諸君。」
「目覚めはどうだい?」
イザ○ギ「最悪じゃ、ボケ!」
久崎リオ「どうして、こんなところに、ボクたちがいるのか、理由を言ってくれ!」
謎の人物の質問に二人の男性が半分キレ気味に応答する。
???「申し遅れた、私の名はDeathマスターと言う者だ」
「以後、お見知りおきを」
Deathマスターと名乗った人物は、そう言った後、一礼をした。
Deathマスター「そうそう、おめぇ等を呼んだ理由だがな、それはな。」
「おめぇ等に殺し合いをして貰う為だ。」
そう言った後、急にざわめき始めた。
彼等の周りでは様々な声が聞こえる。
「ちょ、ありえねぇって。」
「こんなの夢だ、夢だ。」
さまざな声が響き渡る
。
その中の一人伊邪空鎌が、納得してない顔でこうきりだした。
伊邪空鎌「なぁ、俺の勝手な想像なんだけど言っていいかい?」
Deathマスター「おう、なんだね?」
伊邪空鎌「おぬし、ほかに何か隠してるんじゃないのか?」
Deathマスターは、少し微笑みながら言った。
Deathマスター「あぁ、お前の言うとおりだ。」
「俺がおめぇ等に殺し合いをさせる理由はな。」
「暇つぶしだよ。」
辺り一帯で、様々な声が聞こえる。
怒りに満ちた声やら、呆れたような声が響き渡る。
???「ふざけんじゃねー!」
参加者の一人神風鬼楼が叫ぶ。
神風鬼楼「我はそんなこと、してる場合ちゃうねんや。」
Deathマスター「では、どうするのかね?」
神風鬼楼「ここにある、武器でお前を殺す!」
そう言うと彼は右太もものホルスターに入っている拳銃を、素早く取り出し、Deathマスターに放った。
神風鬼楼(あいつの脳天に当たったはずだ)
銃弾が当たったDeathマスターは後ろに倒れたがすぐに起き上がり。
Deathマスター「ふう、なかなか痛いね。」
なにも無かったかのように話し始めた。
神風鬼楼(こ、こいつ生きてやがる。)
(な、ならばこれで!)
「くらえ、闇を相乗して放つこの銃弾を。」
その玉はDeathマスターに当たる直前に黒くなり、彼を拘束する様にひも状になった。
そして彼は拘束したのを、確認して、何発も銃を連射した。
パンッ、パンッと乾いた音が響く。
神風鬼楼(これで殺せたかn「ふふふ、残念♪」な、何!」
Deathマスター「おめぇには俺を殺せないよ。」
「そして、おめぇには死んでもらうよ。」
そうDeathマスターが言うと、急に神風鬼楼の四肢が揺らぎ始めた。
神風鬼楼「な、なんだこれ!」
「い、痛い!全身が痛い!!」
「う、うわ!俺に向かってくるな!」
「俺の体が消える。た、助けt。」
神風鬼楼は急に訳の分からない事を言った後、口から泡を吹いて倒れた。
Deathマスター「奴には見せしめand罰として死んでもらったよ♪」
想像屋「な、なんなんだよ、あれはよー!」
参加者の一人想像屋が理解できないような様子で叫ぶ。
Deathマスター「奴には自分の力に飲み込まれてもらったよ。」
「炎なら全身が燃えて死に、水なら溺死、風なら切り刻まれる、鉱なら潰れる、木なら毒で死に、闇なら今さっきの様に幻覚で狂い死に、光なら全身が分解されて死ぬよ。」
久崎リオ「ひ、ひぃ!」
久崎リオが泣きそうになりながら、怯える。
Deathマスター「まぁ、つまり。」
「死にたくなければ、殺し合い、そして最後の一人になれ。」
「そうしたら、なにか一つだけ叶えてやろう。」
伊邪空鎌「他に何か、無いのか?」
彼がそう質問すると、Deathマスターはこう答えた。
「普通は、テメェ等だけだが、今回は神話上の怪物も殺してもらう。」
「ただし、そいつらを利用して殺してもよいぞ。」
「ついでに、そいつ等を殺したらなんか良いのが手に入るかもよ。」
そうDeathマスターが言うと、彼等の体が急に光に包まれ、そして消えた。
さぁ、殺し合いの始まりだ。