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異世界制圧奮闘記  作者: 大九
第3章 入学編
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第9話 入学式が始まりました

久々の投稿です。大変お待たせいたしました。これからは基本週1での投稿となります。また、今までお寄せいただいた感想にも遅ればせながら返信していきたいと思います。

5人の自己紹介も終わり、僕たちは教室で待機していた。

王女(公には秘密だが)としてのカリスマを発揮しているのかトルチェは、さっそく仲良くなったセミーと話している。


「えっ?じゃあ、セミーはやっぱりあのブルー公爵家の娘なのね。」

その言葉に、僕も含めクラスみんなの目がセミーに集まる。

「まあ、一族っていうほど近しい血でもないのよ。今のブルー本家とは7代前にさかのぼらないと血の繋がりはないし、たまたま父様まで男が続いたから、ブルーを名乗っているの。一高に入ってないってことから一族でも落ちこぼれだってわかるでしょ?」


セミーの言葉に何とも返す言葉が浮かばない。それよりも僕は聞くことがあった。

「なあ、トルチェ。ブルー公爵家って何?確かに公爵って言ったらスゲーえらいような気がするけど。」

「ちょっとダーリン。まさか四色公家って知らないの?」

知らないも何も、まだこの国に来ていくらも経たないのに。

「いい?ダーリン!四色公家ってのは、このバルミカル王国を建国するとき黄色の王の下に集った4人の騎士の伝説ってのはね。」


トルチェはこの話が大好きだそうで、結局伝説の一部始終を聞かされてしまった。その時間、実に20分。

結局、よくある王と騎士の物語で、王の下に集った4人の騎士の働きにより、このバルミカル王国はできたそうだ。そして、その感謝の証と永遠の忠誠を示すことで、それぞれブルー公爵家、レッド公爵家、ホワイト公爵家、そしてブラック公爵家を名乗ることになった。(ネーミングセンスがあり得ない気がするけど。)

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・



入学式会場に着いた僕たちは、所定の席に座った。僕が一番真ん中の席で隣がトルチェとメグ。更にその両側に4席5席のセミーとコウが座った。

その他のクラスの子は皆後ろに座っている。僕たち目立つなぁ~。

壇上には真ん中に豪華な椅子が置いてあり、演台は端の方にある。


「うっわ!お父様が来るなんて。馬鹿なことをしなければいいんだけど。」

トルチェがなんかつぶやいてる。え?お父様?ってことは国王陛下?

「ほら、真ん中の空気読まない椅子があるでしょ。あれは玉座よ。つまりお父様専用の椅子。」


なるほど、国王陛下が来るのか。平穏かつ静かな生活をするためにもここは無難に目立たず、静かにやり過ごすぞ。

そんな事を思っているうちに入学式は進んでいった。そして、新入生挨拶になった。僕は、壇上に上がって端の方にある演台に向かった。そして、今朝もらった原稿を無難に読んでいく。大したトラブルもなく自分の席の戻ったけど、国王陛下からの視線が痛かった。普通は、これから頑張って勉強しなさいとでもいう目で見るのが普通だと思うんだけど、実際は何でこんな奴がって感じだった。

いや、わかってますよ。愛娘が次席で、僕のような何処の馬の骨ともわからないような人間が首席なんだから。しかも、これがバレているかわからないけど、ダーリンなんて呼ばれる存在だってことなんだから。


その後も式が進んでいき、そして最後に国王陛下のお言葉になった。このときのためにわざわざ中央に移した演台に立った国王が、マイクを片手に口を開いたのだった。

次話投稿は8日正午です。

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