第11話 (ダークサイド)冒険者カード、ゲットだぜ!!
話の流れ上、この話までダークサイドです。内容的にはそこまで、エグくはないと思うのですが・・・。
とりあえず、書きたかった奴隷オークションが書けたので満足しています。
きっとこの先は、迷走していくんだろうな。
明日、ここまでのノーマルサイドを投稿します。
僕が黙って歩いて行くと、3人の女が後ろから黙ってついてくる。というか、奴隷の受け渡しの時、奴隷に付けられた首輪からつながっている鎖を持ってなきゃいけないそうだ。キャニエルは、怯えたように母親であるミルテアーテにくっついて歩いている。サラディナーサは気丈にも一人で歩いているが、足が震えているのが解る。
さて、今後のことも含めてゆっくり腰を落ち着けて話をしたいんだけど、身分証も何もない僕が宿をとれるのだろうか?
「サフィ。身元が何もない僕でも宿とか取れるのかい?」
とりあえず、サフィに聞いてみた。チュートリアル機能があるはずだから教えてくれるだろう。
『いえ、ご主人様。身分証がないと無理だと思います。でも、身分証は冒険者ギルドで簡単に作れますよ。』
なるほど、異世界人にも優しいということだ。ちなみに、後ろの3人はどうなんだろう?
「3人の身分証ってどうなるんだ?」
後ろを向いて聞いてみると、なぜかサラディナーサがキッと睨み、キャニエルは母親に更にしがみつく。ミルテアーテが恐る恐る答えた。
「奴隷は人間とは認められていません。この首輪が所有物であることの証です。」
ありゃ、まずいことを聞いちゃったかな。
『ご主人様!デリカシーがなさ過ぎます。まあ、奴隷制度について詳しくお話していなかった私にも落ち度はありますが・・・。』
うわ~。すっごくまずいことを聞いちゃった。
「ご、ごめんなさい。」
3人に誤ると、なぜか3人ともキョトンとした顔をした。最も、しがみついているキャニエルの顔はほとんど見えなかったけど。
とりあえず、このまま3人を連れ回すわけにもいかないので、早々に冒険者ギルドに行くことにする。幸い、ミルテアーテが知っていたのですぐに着いた。
「こんちわ~。」
サフィを肩に乗せ、3人を連れてギルドに入っていった。外見年齢15歳の僕が精霊を乗せ、奴隷をしかも3人も連れていることにざわめきが起こった。でも、気にせず受付に行く。本音はうちの可愛い奴隷をジロジロ見んじゃねえ!!だけど、そうも言ってられないのでスルー。
受付のお姉さんに登録したい旨を伝えると、書類を出してくれた。っていうか、名前と年齢しか書くとこないし。とりあえず書くと、冒険者カードを出してくれた。更に指紋を取られた。なんでも、ギルドがやっている銀行の口座の認証に使うらしい。因みに、ギルドは国際組織らしく、何かあっても国家機関のせいで口座が凍結されることはないらしい。早速、持っているお金のうち、50円だけ残してすべて貯金した。残念ながら利子はないらしい。
50円のうち10円分を小銭に両替した。仕事を取るつもりはないのでそのままギルドを出ていく。
いろいろ、今日はやっちゃったからな。僕は、周りに気付かれないようにサフィに尋ねる。
「サフィ、気付いてる?」
『はい、ご主人様。後ろに10人、前に5人潜んでますね。今のままでは、3人を守って戦うのは難しそうですね。』
「僕が後ろ10人を片付けるから、その間、前を任せる感じじゃどう?」
『私は余裕ですが、ご主人様は10人相手にきついのでは無いですか?』
「大丈夫だよ。じゃあ、それでいこう。」
とりあえず、サフィが前に飛ぶのと同じように僕はバックステップで後ろに下がる。こちらからのいきなりの仕掛けに驚いたのか相手は連携もとれないまま出てきた。すぐさまステータスが出てくる。大体10~25レベルくらい。雑魚!!!
僕の拳が入った瞬間3人が吹っ飛び、そのまま、返す勢いで蹴りを入れ4人をノックアウト。そのまま、すっと残りの3人との間合いを詰めて、ワン・ツー・スリー!あっという間に、片付きました。
前を見ると、サフィが5人を風で吹き飛ばしていた。なんか、彼らの腕とかが微妙な方向に向いていたけど気にしない方向でいいよね?
さっきの変態か知らないけど、僕らが狙われていることは分かった。
「サフィ、このまま一番安全な宿に案内してくれ。金額は気にしなくていいぞ!!」
『わかりました、ご主人様!!』
まだ、状況がつかめていない3人を連れて、その場を後にした。
感想等、お待ちしております。




