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光遠き地の冒険者たち  作者: きー子
Adv3:『世界』
31/53

Level30:『悪逆の返礼』

 さていざ勇ましく刃を構え、敵陣へと突撃せんという体勢を整えたウィリアムは──しかし一つ、気がかりなことを口にした。それは彼の垣間見せる蛮勇とは裏腹、いささかの冷静さを孕んだ言葉であった。

「向こうから攻めに出ない、となると僕らじゃあどうにもならんってことも無いんだろうけど──直接出ていくと、良くないな。クロエとアドナさんを置いてくことになる」

「がら空きだァな。とはいえ、オレらのどっちか一人じゃあちとキツいだろ。守るも攻めるも」

 相手は魔物ではない。人間離れした力を振るわれる危険は無いのだが、しかしだからこそ、全く別種の危険性が存在する。人間とは、思考する生物である。相手方もまた人間であるということは、それ即ち──敵もまた考えているのだ、ということ。全くの考えなしならば、これほどありがたいことは無い。中途半端に力を持つものは、それに頼りがちな傾向がある。この点は、ウィリアムらにとって何よりつけ込むべき隙となり得るのだが──相手方が、弱者である場合。己等の力量を心得えており、そして無闇に突っ込むことは避けている時。

 敵方が万策を凝らして、こちらの隙を窺っているのだとしたら。

「……私、だと、難しい……かな。アドナさん……は?」

 クロエはかくりと首を傾げて、傍らの少女に問う。クロエ自身は魔法の術を心得ているが、しかしそれを何度も放つことが出来るほどの魔力を持ち合わせるわけではない。魔法とは強力な物だが、しかし有限の力なのだ。少なくとも、人間がそれを振るう以上。

 アドナは真剣極まりない表情で、ふるふると首を横に振った。赤髪の三つ編みがゆらゆらと揺れる。

「魔法も武器も一切に心得てないッスねー。あ、ハンマーあるッスよ! 工作用スけど」

「……とのこと、です」

「うーん。……とはいえこのまま身を潜めるのも、つらそうなんだよな」

「なんでッスか?」

 はてなと首を捻るアドナ。荒事を起こさずにその場をやり過ごせるのならば、それはそれで良いのではないか、という様子が表情に見え隠れする。

「ほら、さっき、『囲まれた』っていっただろう」

「ッスよ。十人は下らなかったスね」

「数で負けてる以上、持久戦は不利なんだよ。無論、僕らを延々追いかけてくる訳でもないだろうし、他の獲物がいりゃあそっちにシフトするだろうけど」

 剣の柄をその手に握ったまま、ウィリアムは小さく肩を竦めてみせる。

「じゃあ、無理ってわけでも無いんじゃないスか?」

「狙われてるのに息を潜めてるのって、面倒くさいしむかつくだろ」

「まァな」

「この人たち蛮人ス……どうにかなんないんスかクロエさん」

「……?」

「『なにかおかしなことでも?』みたいな顔しないでくださいッスよ!」

「そもそもられた側だろ。アドナさんは」

「まあ、そうスけど。──命まではとられずに済んだわけで」

 この場合、ウィリアムやエリオらの思考がそれほど異端というわけでも、常識はずれというわけでもない。クロエの場合は、彼らに付き合ってこんなところまで来てしまっている以上、そんな彼らの価値観に慣れてしまっている所があるだろう。だが──アドナの思考もまた、常人の範疇である。

 ウィリアムはただ単に、自らの命を重んずるという点において、少々ネジが外れているのだ。特に自己の意志を貫くためならば、生命を賭けることを気にもかけない。

 しかしそんな少年も、自分以外の仲間が被る危険までは見過ごせない。だからこそか、彼はエリオによって張られたテントを一瞥。そして、こんな提案を打ち出した。

「まず、僕らが突っ込むだろ。で、相手の別働隊なんかが動く可能性がある」

「……うん」

「で、ここに隠れておいてもらう、くらいでどうにか」

「ウィル、そいつじゃちィと弱いぜ。見つかったら、のリカバリが効かねェだろ」

「むう」

「ほとんど一八イチバチッスね……さすがに乗りづらいッス」

「……でも。隠れるのは、手としては、あり……」

「ンだな。もう一捻り、ってェとこか」

「──それだ!」

 一頻り──輪になっての談合の末。出された結論に全員が納得した、その上で。

 漸う、ウィリアムとエリオの二人して、敵陣に乗り込むことと相成った。

 ウィリアムが前陣を進み、いくらかの距離を刻んで後、付き添うような形でエリオが往く。広々と地平線の彼方まで見通すことが出来るような平原は、しかしその実、真っ平らな地形というわけではない。川が上流から下流に流れるという自然な現象を見ても分かる、それは自然の理。そしてウィリアムらが感じている視線は──彼らを見下ろす、それであった。高所から感じられる、人の気配。こと戦局という面に限れば、すでに不利な要素の一端を掴まされている、という状況。篝火を目印にする、ということは却って危険だった。ゆえにウィリアムの所業は──極めて無謀に見えた。

 片手に松明、片手に刃。あまりにも無防備な姿で、ウィリアムは真っ向から敵陣のど真ん中へと飛び込んだのだ。

 それも、ただひとりで。

「ああ? ……ガキ一人、か?」

 薄汚れた身なり、風貌の男たちが複数名。焚き火を囲い、見やる先は下流の方角、暗闇の向こう側。傍らに張られたテントは寝床として、恐らくは複数人が交代制で休憩を取っているのか。

 ウィリアムらを見張っていた彼らのことだ、その動きについては前もって知れたのだろうが──しかし少年一人で乗り込んでくるとは思わなかったのだろう。男の一人が、どこか戸惑った声を上げる。何の気無く草の原を踏みしめて立つウィリアムの姿は、ただの少年にしか見えないからこそ、かえって男たちの警戒を煽ったかに見えた。それに対するウィリアムがざっと辺りを見回してみれば、優に四人は数えられるという状況。この暗闇の中であればこそ、実質の数はそれ以上か。ウィリアムは無言で──腰に佩く刃を抜剣する。

「……オイオイ」

 男たちの乾いた笑いが辺りに響いた。まさか勝てるとでも思っているのかと、何人もの男たちが周囲に散開し、ウィリアムを囲い込む。六人。少年は小さく肩をすくめ、ゆらりと天に向け、その剣先を掲げた。幅広の刃が松明の灯を照り返して輝く。それが──合図となった。

 ひうんという鋭い音色とともに、空を引き裂く風音かざね

 ぞぶりと男の一人の身に突き立つ、一矢。突き立った角度からしてそれは、間違いなく下方より男を狙って放たれたもの。弾ける鮮血は傷口より迸り、新緑の草原を紅と濡らす。瞬間、男たちの気配が見るからにざわりと沸き立った。走り抜ける緊張、ウィリアムは驚愕を一片さえ見せずに出方を待つ。ウィリアムには、周囲の彼らの心境が──手に取るように分かった。彼らの眼前に堂々と位置する少年は、あからさまな囮。元より方策を手にして乗り込んできた。彼らを狙う射手は、闇に紛れて一方的に攻撃を続けるばかり──そのような状況に置かれたとして。

 誰が無闇にその敵意を、眼前の少年に向けたままでいようか。いかなる間抜けだとしても、次の瞬間に自らが二の矢に射抜かれる可能性を、考えずにいられるだろうか。

 ウィリアムは一歩を踏み込むと同時、手近な標的目掛けて横一線に刃を振り抜く。

「──……!」

 いまだ仲間が撃ちぬかれたという衝撃から、完全に解き放たれたわけではない。にも関わらず、賊の男は一歩を退いた。ひゅんと振るわれた刃が、逃れ損ねた腕を刻む。飛沫散らす切り傷は、しかし──浅い。

「ちィッ……!」

 男の一人、今しがた刃を躱しせしめた男が周囲の皆を見渡すと同時、ウィリアムらの反対側へと顎を差し向ける。一旦は引き上げるぞという号令代わりか。これはウィリアムらの想定の範囲内のことである。アドナを襲った男たちに、さほどウィリアムら一行へと固執するような理由は無い。

 彼らの仕事は、狩りだ。それも生かさず殺さずに、弱者を狙うという形での。その牙をもってして掌に食らいついてくる、ともすれば首筋へと牙を突き立てんとする“狂犬”以外の何者でもない二人──ウィリアムとエリオは、狙い目としては極めて不適切だからだ。

「……ハ」

 ウィリアムは刃を握りしめたままに、彼らの姿を睨めつけた。彼らが引き上げることそのものについては、一向に構わない。しかしウィリアムは気になった。一目散に逃走してしまわないこと、逃走の意図をはっきりと仲間内に示さないこと、それでいてじりじりと少しずつ隊列を下げているということ。そのわけは──こちらを引き付けるためか、あるいは。

 時間稼ぎ、か。

 誰にともなく自分にしか聞こえないような声音で、ウィリアムは独りごちた。不意に思い返される。それは──ウィリアムも使った手だ。かつてアルマを相手取ったその時と、同様に。少年自身が、彼女アルマの敷いた隊列とほとんど同様の手を用いているのだから、気づかぬはずもなかった。おかしな偶然もあるものだとウィリアムは思う。

 強いて違いをあげるのならば、その必死さか。命ひとつ賭けずして──人を騙せるはずもない。

 しかしそれを理解した上でも、ウィリアムは追い縋ることを止めない。

 ──せいぜい乗ってやろうじゃないか、僕らにしてもきっちり退いてくれなきゃ困るんだ。

 心中ひとりごち、かざした剣を振るう。切り抜ける一閃はしかし、逃げる彼らの背を掠めるばかりだった。


 一方で、そのころ。

 不幸な男がいた。食にあぐねて賊の生業に手を出した、若い男であった。現在まで属している血盟クランにしても、その一員になって日の浅い青年である。“荒野の国ブライル”に属するその血盟は、略奪行為を主として活動する、大規模な組織である。その下っ端にすぎないその男は、極めて不幸であった。略奪という侵略行為に馴染む、慣れるということが出来ない──という点において、いちじるしく。

 その男は、危険な役割を負うこととなった。腕利きだったからではない。若く、そして使い潰しの効く下っ端人員であるからだ。仲間が囮となって獲物を引きつけている内に、敵陣へと乗り込んで人質に値する人物をさらってくる。言葉にすれば単純だが、果たしていかなる罠が仕掛けられていることか、危険極まりない役割であることは聞いただけでもわかるというもの。

「ウルク、テントの中を確認しな。辺りの警戒は俺らがする」

 同様の役割を負ったのは、三人である。男──ウルク以外の二人は、彼よりもいくらか仕事に馴染んだ先達であった。放置されたまま残されている焚き火にテント。辺りは静まり返り、まるでとっくのとうに誰も彼もが逃げ出してしまったのではないかという状況で、やはり目につくものはテントであった。あの中に籠城を決め込み、潜んでいるのではないかと。まずもって始めはそこから手をつけておくべき、と思われる場所だった。ウルクは大人しく頷いて、テントを確認する。入り口をかき分けて身を前のめりに乗り出し、ランタンの灯でもって真っ暗なテントの内側を照らすのだ。

 それが間違いであった。

 途端に男は、顔面に熱した鉄板を押し当てられたような感触を、まともに受け止めてしまった。

「──あっ、がっ!!」

 ウルクは顔面を押さえて地を転げた。それほどの痛みである。反射的に目を閉じる、瞼に包み隠される瞳。暗闇に覆われた視界は何も映さない。だから男には、わからなかった。テントの内側に潜んでいた少女が、その掌上に生み出した紅の火球を、男の顔面に押し付けたのだということが。

「……」

 クロエの相貌は、まるで造り上げたかのような無表情を象っていた。しかし男を見下ろすその瞳に、かすかな憐憫の情が抑えられずに見え隠れする。同時、異様な悲鳴をあげるウルクの容態に、当然付き添いの男たちも気づく。なんだどうした何があった何がいた悪魔でも目にしたか落ち着け──と矢継ぎ早に男へと向けられる言葉。彼らがウルクの掌を退かせてみれば、分かるだろう。炎に焼け爛れたその顔面。その凄惨な様子に、一様に目を見開く。注意を引きつけられざるをえないような有様。

 ゆえに気づかない、気付けない。背後から忍び寄る、三つ編みの少女の存在に。確かにクロエは、テントの内側に潜んでいた。

 だが、その一人だけとは限らない。目ぼしい潜伏場所があるからといって、他の場所に隠れていないとは──限らないのだ。

 ぐしゃっ!!

 凶器などマトモにその手に取ったことはあるまい、尋常ならざる様子で目を見開き、息を荒らげるアドナ。彼女は全力を振り絞って男の一人、その脳天目掛けて鉄槌を振り下ろした。奏でられたる凄惨な響きは、頭部の砕ける音色。

 もんどり打つようにばったりと倒れ伏す男の体。たった一人だけ無傷のままで残された最後の男は、しかし敵陣のど真ん中で孤立しているという現状に──驚愕を隠しえない。敵方の一人であるアドナはただの少女であるとしても、しかしもう一人の潜伏者、クロエは──男にとって全くの正体不明。その姿すらも知り得ていないのだ。そしてある程度は仕事に慣れている、その男が選んだ選択肢は、極めて明瞭なものであった。

 即ち、あくなき逃走である。

「て、ちょッ」

 躊躇いのなさゆえか。戸惑いをあらわにするアドナを意にも介さない。

 声なき声を引き連れて、そして仲間を置き去りにしてその身を切って返す。その動きに迷いはない。あっさりと取り残された男、ウルクは不運であった。アドナによって頭を砕かれた男など、まだマシであろう。気絶した結果として、この絶望的状況を知らないままでいられるのだから。

 果たして川の上流へと男が走り去った先、その影と入れ違いに現れる姿があった。闇夜に目立つ碧眼。エリオはあっさりとすれ違う男を見逃して、掲げた掌を少女二人にひらひらと振る。

 そう──元よりエリオはウィリアムに加勢した後、警戒のためにクロエらの居所へと戻る手はずだった。実際に矢の脅威が存在している必要はなく、敵方に脅威と思っておいてもらえばそれでいいのだ、というのがウィリアムの考えである。言うなれば、数に劣るウィリアムらが一考した、擬似的に数を多く思わせる作戦と言えよう。

「よォ、無事だったみてェだな。クロエはどォなん」

「……ん。……だいじょう、ぶ」

 テントの内側に潜んでいたクロエが這い出て無事な姿を見せれば、こくりと青年に頷いてみせる。闇中にあってなお暗き黒髪は、暗闇に紛れるにも最適であったか。

「……生きた心地がしねェっす。てか、逃しちゃっていいんスか?」

「いーんだよ、一人が逃げて帰りゃあ失敗だって分かるだろ。ウィルの引き際にもならァ」

「……どう、しよっか」

 エリオの言葉に得心したように首を振るアドナの傍ら、クロエはかくりと首をかしげた。見下ろす先にはくずおれた男たちが二人。脳天から血を流して、気絶しているのだろうかぴくぴくと小刻みに痙攣する男。もう一人は、顔面の火傷に悶え苦しむ栗毛の男、ウルクであった。呻き声にも似た苦悶の悲鳴がなんとも聞き苦しい。おまけに、ウルクにとって頭上で繰り広げられるこの会話は、彼のこの先の運命を決定づけるにも等しいものである。心身ともにズタボロであるといっても差し支えはない。真に──救いようがないほど、不運であった。

「そっちの死んでるのは、んー、面倒くせェな、川にでも流しとこォぜ」

「死んでないッス、気絶してるだけッス。わたすを人殺しにしないでほしいス」

「まァ気にすんなよ、人のひとりやふたり大したこっちゃねェよ」

「結構すごいこと言ってるッスよ!?」

「……けど、確かに、ふたりだと……面倒、かな」

「ンだろ」

「その辺に縛って置いてけばいいんじゃないスかね……」

 哀れ、気絶した男の命運は彼自身の関知せぬところで確定してしまったようだ。命運を共にするはずであった先達の男の投げっぱなしな扱いに、ウルクは心中で涙を禁じえない。現実としては、涙すらも流れぬほどの激痛との戦いに忙しいのだが。とはいえ、僅かばかりの希望も同時に生まれた。どうやら彼らは、無闇に人を殺めるつもりは無いようだ、と。一人の男から危なっかしい発言が零れたような気がしないでもないが、その点についてウルクは積極的に聞こえない振りをした。

「取りあえず縛っとっかァ。そこのあんた、聞こえてっかい」

 エリオはキャンプに放置したままであった道具類からロープを引きずりだし、その手に取る。声をかけられたウルクは、うずくまるような姿勢ながらも必死に頷いて、ああとかううとか胡乱な声を紡ぎ出す。首肯の言葉を吐き出したいのだが、どうやらうまく声にならないような様子であった。

「まァ選べよ。情報喋るか死ぬか。大人しくあることないこと吐き出したら仲間の元に帰れんでも無ェぜ」

「情報、スか?」

「こっからはウィルとの見立てだが。こんなとこで略奪かましてる奴らだ、流れの賊かもしれんが、そうでないなら──拠点アジトでも持ってんじゃねェのってね」

「……奪ったのを、貯めてる可能性も……ある、かも……?」

「そゆこと」

「案外あくどいスね……」

 しみじみとアドナが言葉を零す一方で、エリオは手際良くウルクともう一人の男の身を縛り付けていく。その有様はさながら簀巻きである。しかしウルクは、最早そのことも気にならないかのような様子であった。茫然自失とでも言うべきか。嗚呼と男は絶望に息を吐く。やはりウルクは、不運であった。

 エリオからすれば一切あずかり知らぬことだが────選択肢のいずれを選ぶにせよ、男には死しか残されていなかったのだから。

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