ラーメン作り
「私だって料理ぐらい出来るぞ」
「じゃあ今度作ってみてよ」
「いいぜ。何なら今日作るか?」
「え!?」
「よし決まりだな。んじゃ材料買ってくるから待ってろ」
「うん。分かった」
こうして私はラーメンを作ることになった。
「さて、どうしようかな」
とりあえず何をすればいいのか分からない。とりあえず冷蔵庫の中を見てみよう。卵にハムにチーズに牛乳にバターにマヨネーズにケチャップにソース。野菜室にキャベツにニンジンに玉ねぎにピーマンにトマトにキュウリに大根に人参にジャガイモにカボチャにトウモロコシに枝豆にアスパラガスに白菜にニラにニンニク。調味料は塩コショウにコンソメに醤油に味噌に中華スープにオイスターソースに焼肉のタレにカレー粉に砂糖に唐辛子。調理器具はフライパン、鍋、包丁、まな板、ボウル、ザル、計量カップ、軽量スプーン、泡立て器。
「おお、色々あるな」
とりあえずラーメンに必要なものから揃えていこう。まず必要なのは小麦粉と水だ。これを混ぜれば生地になるはずだ。
「えっと、確かここにあったはず」
棚を漁ってみる。すると、あった。
「おお、これか」
ラーメン用の強力粉だ。袋には『北海道産小麦100%使用』と書かれている。
「これは美味しそうだ」
早速使ってみよう。
「どれくらい入れればいいんだろう? 適当に入れておけば大丈夫かな?」
まずは半分の量を入れてみた。そして、水を少しずつ加えていく。
「これでどうかな?」
さらに少しだけ足してみる。
「まだ足りない気がするけど」
もう少し多めにいれてみる。
「もうちょっと多い方がいいかも」
今度はもっと多く入れた。
「よし、こんな感じだな」
あとは捏ねていくだけだ。
「ふんぬー」
力を込めて頑張ってみたが、なかなか上手くいかない。
「お、重い」
かなり重たい。これは大変な作業だ。
「ううっ」
それでも何とかこねて捏ねまくった結果、ようやく麺状になってきた。
「ふう~疲れたぜ」
ひと休みしてからまた頑張る。そして、なんとか形になって来た。
「よし、ここからが本番だ」麺棒で伸ばしてから、麺棒の上で転がすようにして薄く延ばしていく。
「よいしょ、よいしょ、よいしょ」
麺が伸びたら、次は切っていく。
「よっこらせっ、どっこいせ」
麺を切ってから、茹でるための湯を沸かす。
「ふーっ、暑い」
沸騰するまで待つ。その間、スープ作りをする。
「えーっとまずはネギを刻んで」刻んだネギを入れると味が良くなるらしい。
「それからチャーシューも切らないと」
チャーシューを切る。肉厚で美味しそうなチャーシューである。
「あとは煮干しの頭を取って……」
出汁を取るための魚の下処理をした。ちなみに、この作業は結構面倒くさかったりする。
「さて、そろそろいいかしら?」
火を止めてスープの中に麺を入れた。
「よっ」
箸を使って持ち上げた。
「うん、いい感じだ」
そのまましばらく待ってから、いよいよゆで卵を作った。
「いい具合に半熟だわ」
次にチャーハンを作ることにした。
「ご飯はどこにあるかな~?」
炊飯器を開けると、そこには大量の米があった。しかも炊きたてホヤホヤだ。
「おおっ! 凄い量!」
思わず声が出てしまった。
「これだけあれば十分足りるかも」
そして、材料を用意して準備万端整った。後は作るだけである。
「よし、やるか」
まず最初にフライパンに油を引いて熱した。
「いい匂いだなぁ」
食欲を誘う香りだ。続いて、溶き卵を流し込む。ジュワーッという音と共にいい音が聞こえてきた。
「いいぞいいぞ」
いい感じに仕上がっている。そこにご飯を投入して炒めた。
「うんうん」
そして、味付けのために塩コショウを振りかけた。
「よし、完成」
ラーメンが完成した。私はそれを皿に盛りつけた。
「おおっ、良い出来栄えじゃないか」
とても綺麗な見た目をしている。早速食べてみることにした。
「いただきま~す」
まずはスープを一口飲んでみた。
「んっ!?」
何だろう。すごく不思議な味わいだ。濃厚なスープに細めの縮れ麺がよく合っている。それに具材の旨味もよく出ている。スープを飲み干してしまうほどに美味しかった。
「ああ、幸せだ」
満腹感に包まれていた。本当に幸せな気分だった。




